★阿修羅♪ > 原発・フッ素38 > 522.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「原発もはや制御不能」 東電、震災4日後に 細野証言(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/522.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 02 日 11:33:45: igsppGRN/E9PQ
 

「原発もはや制御不能」 東電、震災4日後に 細野証言
http://www.asahi.com/articles/ASG5Z520RG5ZUUPI004.html?iref=com_alist_6_01
2014年6月2日08時47分 朝日新聞


 東京電力福島第一原発の事故に首相補佐官として対処した細野豪志氏が朝日新聞のインタビューで、2号機の原子炉格納容器が壊れる危機に直面した2011年3月15日未明、首相官邸に詰めていた東電の人たちが「原子炉はもはや制御不能」と語り、作業員の撤退もやむを得ないという雰囲気が官邸内に広がったことを明らかにした。当時の官邸が公式記録や報道で伝えられてきた以上に緊迫していたことを示す証言だ。

 東電の「制御不能」発言が出たのは、原子炉格納容器の圧力が異常に上昇していた15日午前2〜3時ごろ。東電本店からは武黒一郎フェロー、川俣晋原子力品質・安全部長ら数人が官邸に派遣されていた。細野氏は発言者は明かさず、「誰かというより、官邸に来ていた東電チームとしての発言だった」と語った。

 細野氏は「東電から制御不能という言葉があったのは衝撃的だった。原子力の専門家が制御不能と言っているものを『制御しろ』とは言えない」と語った。さらに「ここで専門家が何も言えないのはいかん、意気消沈して肩を落としている場合ではない、と東電に言った」「何とかしなきゃならないんで、とにかく手を考えてくれと強めに言った」と振り返った。

 しかし具体案は出なかった。東電に加え、その場にいた原子力安全委員会の班目春樹委員長ら専門家たちは一様に「打つ手無しの状態」だったという。細野氏は「何もできなかったことへの強烈な無力感みたいなものがあった」と語った。

 作業員の撤退は原子炉の制御を完全にあきらめることを意味する。細野氏は前日夜に現場責任者の吉田昌郎・福島第一原発所長との電話で「頑張ります」「踏ん張れる」という強い言葉を聞いていたが、東電の「制御不能」発言後、官邸に撤退やむなしの雰囲気が広がったという。細野氏は「全体の雰囲気として撤退を絶対に止めないといけないと思いながらもその根拠というか、どうやったらいいか……。手がないという話だから、そういう雰囲気があった」と話した。

 結局、撤退について意見はまとまらなかった。細野氏は撤退に傾く東電本店より、現場にとどまる吉田氏の判断を尊重するよう進言。最後は菅直人首相の判断で撤退は認めない方針が決まった。=肩書は当時(木村英昭)


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年6月02日 12:06:17 : UdSu9y6Rpo
今の制御不能だよ。ずっと制御不能が続いている。

02. 2014年6月02日 13:21:42 : pl49byKTu9
制御不能真っ最中が1基(笑)。

制御不能予備軍が53基か(大笑)


03. 2014年6月03日 11:11:56 : uTy4ylNCVo
面倒くさいのでソースは挙げない。阿修羅内検索をどうぞ。

1号機は、2011年3月11日15時頃には、核燃料破損が始まっていた。

初め主蒸気配管が破損した可能性を考えていたが、冷却材の急激な現象を説明するためには、圧力容器の破損も考慮しなければならないと考えを改めた。

「東京電力(株)福島第一原発緊急対策室」から、2号機の特定事象を政府に報告する「異常事態連絡様式」には、特定事象の発生時刻を平成23年3月11日16時36分としている。

その下には、次のような文面が踊っている。

「2号機のTAF(Top At Fuel)到達予想は、21時40分頃と評価しました。炉心損傷開始:22時20分頃。RPV(圧力容器)破損:23時50分頃。」

東電が公表しているスクラム直後からのパラメータは、ある想定の下にシミュレーションを行い、その結果に沿って数値を捏造したものだ。

吉田調書にある発言も、当然、そのシナリオに沿ったものだ。

「原発はもはや制御不能」が、本当だとしたら、それは3月11日から12日の深夜に起きていたのだ。


04. 2014年6月03日 12:24:02 : RUrr4wkMJI
>>01
>今の制御不能だよ。ずっと制御不能が続いている。

意味が違う。今は冷却作業は続いている。あのときは全員撤退で冷却作業も
不可能になる。東日本完全崩壊のはずだった。

なぜそうならなかったかと言えば、2号機の爆発場所が幸運にも津波の海水
で覆われていたので放射能の全面放出による作業員の撤退につながらなかった
のだ。海水がなかったあるいはもっと上部で爆発したら即死者が大勢でただろう。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)  recommend
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素38掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧