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東京の月間放射能降下量 4月も全国第三位 高水準続く 福島原発からだけでなく、都内の廃棄物処理場から飛散?(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=44166
6月 1st, 2014 Finance GreenWatch
原子力規制委員会がまとめた4月の全国都道府県の月間放射能降下量調査によると、東京都は、福島、茨城の両県に続く全国三位の降下量の多さを記録した。
東京への降下量はセシウム134が2.3メガベクレル、セシウム137が6.0メガベクレルで、合計8.3メガベクレル(1ku辺り)。全国一位は東電福島第一原発の事故処理が長引いている福島県でダントツの318メガベクレル。第二位は隣接する茨城県で、34.7メガベクレル。東京は茨城の約4分のだが、4位の栃木県(4.7メガベクレル)の倍近く、茨城を除く関東の中では、最も高い。
東京は前月の3月も12.5メガベクレルで第三位だった。3月は2月の3倍近く増えたことで、注目を集めた。4月はそれに比べて低下したが、他の県も低下する中で、相対的には依然として高い濃度を続けていることがわかる。
他の県では、3月に16.6メガベクレルで第2位だった群馬県が、4.5メガベクレルと、一気に減って5位に下がった。
東京が相対的に高いレベルの放射能降下量が続く理由については、福島原発からの大気中への放射能放出の継続の影響だけでなく、都内や周辺県での一般廃棄物処理場から大気中に放射能が飛散しているため、との見方もある。福島原発の影響だけだと、東京よりも福島に近い群馬、栃木、埼玉などの降下量も高いはずだが、現実は、いずれも東京より低い。
4月のデータ http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/9000/8480/24/195_20140530.pdf
参考 3月のデータ http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/9000/8480/24/195_20140530.pdf
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