http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/451.html
Tweet |
コンクリ建物に退避なら被曝線量半減 原子力規制委試算
http://www.asahi.com/articles/ASG5X5D4RG5XULBJ00H.html?iref=comtop_6_02
2014年5月29日09時29分 朝日新聞
原子力規制委員会は28日、原発事故で放射性物質が大量に放出された場合でも、屋内退避などをすれば被曝(ひばく)線量を半減できるとする試算結果を明らかにした。原発の周辺自治体に、防災や避難の計画づくりで参考にしてもらう考え。
原発の規制基準で重大事故時に抑える目安とされるセシウム137の放出量100兆ベクレルをもとに、一定の放射性物質が5時間にわたって出たと想定。茨城県東海地区の248通りの気象条件を当てはめた。事故後1週間の被曝線量について、ずっと屋外にいた場合と、初めの2日間だけ木造かコンクリート造りの建物に退避した場合を比べた。
その結果、木造への退避で25%程度、コンクリート造りで半分に減らせるとした。規制委は、原発から5キロ圏(PAZ)では被曝線量が高いため、放出前に避難することが基本とし、30キロ圏(UPZ)では屋内退避を中心にすることが合理的との考えを示した。
ただ、今回示されたのは東京電力福島第一原発事故で放出されたセシウム137の100分の1の量といった条件を置いた試算で、実際の事故では放出量や広がり方は様々だ。中村佳代子委員は定例会で「(屋内退避による)防護措置の効果が確かということを示すもの。事情は地域で違うので、押しつけではないことを強調したい」と話した。
規制委によると、4月末現在で防災対策の重点区域に入る135市町村のうち、地域防災計画を策定したのは123自治体。避難計画は75にとどまる。(川田俊男)
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素38掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。