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http://31634308.at.webry.info/201405/article_26.html
2014/05/27 23:04
原子力規制委員会も、もうお終いである。
なぜなら、原子力規制委員会の2名の委員が交替したからだ。その二人の中で、島崎邦彦委員は、規制に対して最も厳しい立場であった。自民党は、原子力規制員会が中々安全審査を認めないのは、島崎氏のせいと考えている。
それに代わる新委員として、東京大学の田中教授がなる。この委員は、日立から原発関係で寄付を受けており、核サイクル、廃棄物を専門とする。その研究自体が原発の稼働が前提であり、推進者である。これから一気に委員会の歯止めはなくなり、審議が推進され、バタバタと認可が始まるだろう。この人事を決めたのは政府である。所謂同意人事である。自民に都合の良い委員を選んでいる。
日本という国は、本当にどうしようもない国である。ドイツはチェルノブイリの原発事故による被害を受けて、原発ゼロを決めた国である。自国が、原発事故を起こした国ではない。一方、日本はチェルノブイリより酷い事故を起こしながら、未だ福島も収束していないのに、再稼働を決定した。
広島、長崎の核被害を受け、また福島で未曾有の核被害を受けているのに、再稼働を行おうとしている。それも、姑息にも、原発推進者を規制委員にしてまでやろうとしている。
3度目の核被害を受けないと、骨身に染みない国民であるようだ。原子力を規制する委員会が、推進する委員会へと変貌するのを、国民はわかっているのか?
原子力規制委 新委員に2人
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140527/k10014763621000.html
政府は、原子力規制委員会の新たな委員として、原子力と地質学が専門の2人の人事案を衆参両院に提示しました。
政府は、27日に開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会で、国会の同意が必要な6機関、17人の人事案を提示しました。
このうち原子力規制委員会の委員に、東京大学大学院工学系研究科教授の田中知氏と東北大学東北アジア研究センター教授の石渡明氏を新たに起用するとしています。
2人の任期は5年となっています。
一方、規制委員会の委員のうち任期がことし9月までの島崎邦彦委員と大島賢三委員は退任することになります。
このうち島崎委員は、地震などの自然災害を担当し、運転再開の前提となる安全審査や原発の断層問題に厳しい姿勢で取り組み、事業者から「十分な説明がなされていない」として、公開質問状を提出されることもありました。
政府は規制委員会などの人事案について、国会で、速やかに同意を得たいとしています。
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