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<放射線医が語る被ばくと発がんの真実 (ベスト新書)>さまざまなデータと論文を調べてきました。その結論と本書の結論は同じ
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/334.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2014 年 5 月 23 日 06:15:22: 8rnauVNerwl2s
 

放射線医が語る被ばくと発がんの真実 (ベスト新書)のカスタマーレビューから
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4584123586/ref=sr_cr_hist_5?ie=UTF8&filterBy=addFiveStar&showViewpoints=0


私も医師として、これまで被ばくと発ガンに関するさまざまなデータと論文を調べてきました。その結論と本書の結論は同じでした。

他者の書籍「原発・放射能 子供が危ない」などでは急性被ばくと慢性被ばくを混同している箇所もありますし、子供には1mSv/年以下でなければならない根拠は「国」が法律でそう定めているからという理由しか示されておらず、しかし一方で、国の発表することは信用できないと書いていて論理矛盾があったりと、論理展開に信用できない部分が多かったです。そして、子供には1mSv/年以下でなければならないもう一つの根拠は1万人に1Svの被ばくをさせると3731人がガンで死ぬ、だから1mSvだと約3.731人が死ぬというゴフマンの理論ですが、広島・長崎の急性被爆と福島の慢性被ばくは全く違います。加えて、被ばくしない1万人では何人がガンで死ぬかと比べなければ科学ではありませんし、データは必ず一次関数的に比例するとは限りません。

本書では、自然界からの被ばくが年間70ミリシーベルトのインドのケララ地方の住民でガンの発症率が全く増えていないこと(Health Phys 2009;96:55)、被ばくした親から産まれる子供のガン発症率は上昇しないこと(Am J Hum Genet 1990; 46:1041)、チェルノブイリでは子どもの甲状腺ガン以外のガンは増えていないこと(J Radiol Prot. 2006;26:127)など、過去の医学研究の事実に基づいた記載ばかりです。

実際に、台湾で誤って放射能を帯びた鉄骨で作られたマンションから生涯100ミリシーベルト被ばくした住民でガンが増えていません(Dose Response. 2006;5:63)。「コバルト60が鉄筋に混入したアパート住民の健康影響調査」で検索すればわかります。アメリカの原子力潜水艦の造船所では職員は被ばくしていますが、生涯50ミリシーベルト以上被ばくした職員のガン発生率や死亡率は被ばくしていない職員と比較して上昇していませんでした(J Radiat Res 2008;49:83)。政府は後から国民に挙げ足を取られるのを恐れて、むしろ「良いデータ」の方を隠していることがわかります。少し考えれば、「大丈夫ですよ」と言うより、「危険です」と言っておく方が、後から国民に非難されるリスクが減らせることは簡単にわかります。本書は「本当の事」、すなわち「大丈夫である」ことを、ごく普通に示しただけなのです。

チェルノブイリでは、国の対策が遅れ、汚染された牧草を牛が食べ、その牛乳を子どもが飲んで1万ミリシーベルトも被ばくしたから、子どもの甲状腺ガンが増えたのであり、感情的に福島とチェルノブイリを同じに考えてしまう間違いも指摘しています。

私も、今の官僚と官製学者と政府の能力では原発の運営は危険だと感じ、今後の原発の運営に反対です。国は原発の危険性を隠していました。しかし、だからといって国は「今の福島」の被ばくの危険性も隠していると、原発の危険性と同様に感じてしまうのは誤りです。本書のように、冷静にデータを調べる必要があります。

本書に同意するレビュアーのほとんどが論拠を示しながら同意しているのに、本書に対する反対派は反対の論拠も示せずに、「こんな本を読むと脳が腐る」とか「気持ち悪い」といった、論理的な意見というよりも「感情的」な意見が目立つのも興味深いです。それに、反対派は、その他のレビューを見ると他の書籍も読んでいない人が多いことも興味深く拝見しました。

末巻に、通常の医学論文のように、根拠とした論文をまとめて記載すれば、さらに本書の内容の信頼性が高まったと思います。私が被ばくと発ガンに関して調べた数十編の研究結果と同じあった内容です。これが事実です。

<参考リンク>

■「内部被曝 (扶桑社新書) 肥田 舜太郎」のカスタマーレビュー
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4594065775/ref=cm_cr_pr_hist_1?ie=UTF8&filterBy=addOneStar&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending


 

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コメント
 
01. 2014年5月23日 06:48:37 : 8z0JTJjQpY
<放射線医が語る被ばくと発がんの真実 (ベスト新書)>さまざまなデータと論文を調べてきました。その結論は【肥田舜太郎】が御用学者であり、【会員番号4153】が放射能被害を隠蔽するネトウヨであるという驚くべきものでした。

02. 2014年5月23日 06:48:48 : ynSQvzTlvk

昨年だったかな。副島がベスト新書から本だしてた。もちろん読まないけどね。

岩波新書か中公新書あたりなら少しは信用するかもしれないね。


03. 2014年5月23日 07:25:01 : nJF6kGWndY

>子供には1mSv/年以下でなければならない根拠は「国」が法律でそう定めているからという理由しか示されておらず、しかし一方で、国の発表することは信用できない

武田とかだなw


>本書は「本当の事」、すなわち「大丈夫である」こと

正しくは、日常生活は危険に満ち溢れており、決して「大丈夫」などではない

だから微量の放射能の心配をするより、PM2.5やタバコ、過食・脂・砂糖の取り過ぎ、トイレで転んだり、自転車の運転に気を付けた方が遥かに重要だと言うことだ


04. 2014年5月23日 07:27:33 : nJF6kGWndY

一番重要なのは、規則正しく、バランスのよい食生活をすること

ちゃんと働いて、金を稼いで、貧困に陥らないことだ

変に引きこもって、安い菓子を食ってるより、福島の新鮮な野菜を食べた方が遥かにマシだ


05. 2014年5月23日 08:29:35 : aiMZAOJQqY
今どき、中川恵一の御用本などを信じるやつはいない。
いつもの通り、外部・内部被ばくの違いを無視した話をしている。

浜岡原発で働いていた嶋橋さんは累積50ミリシーベルトの被ばくで白血病で亡くなり、労災が下りた。
50ミリシーベルト浴びると白血病になりうる、と国は認めているのだ。
しかも彼の場合は、ほぼ外部被ばくだけだ。

毎日、汚染された空気を吸い、汚染食品を食べている人たちの被ばくはこんなものでは済まない。

>>04
>変に引きこもって、安い菓子を食ってるより、福島の新鮮な野菜を食べた方が遥かにマシだ

お前も、福島に引っ越して、食べて応援してやれよ。

食べて応援した人たちはみんな癌になったり死んだりしているが、
大丈夫だというのなら、自分の身をもって証明しろや。


06. 2014年5月23日 09:07:40 : nJF6kGWndY

また、この手のやつか

とっくに証明しているがw


07. 2014年5月23日 09:08:43 : nJF6kGWndY
>食べて応援した人たちはみんな癌になったり死んだりしているが、

頭のおかしいやつは、こういうデマが好きだな


08. 2014年5月23日 09:37:53 : Ohl4OQuhlw
おぉ珍しく会員番号4153番氏に同調するコメントが多いwww
最近の投稿文はヘタレ度が加速してたから、援護があって新鮮だー
でもさぁ
援護しているのは何で今までの投稿文や投稿文への指摘にコメントしていないのかね?
>だから微量の放射能の心配をするより、PM2.5やタバコ、過食・脂・砂糖の取り過ぎ、トイレで転んだり、
>自転車の運転に気を付けた方が遥かに重要だと言うことだ
↑特に某元NHK職員ノビーと愉快な仲間たちみたいなコメント
そういうのをクソミソというの。
世界には20mSv/年間MAXの地域や街もあるから大丈夫とかいう論理と同じ
ラドンが安定した地層状態にある地域と人工放射性物質が化合物として大気中に浮遊している状態が同じわけあるかよ。

09. 2014年5月23日 11:18:49 : PVteV11PoU
「放射線医が語る被ばくと発がんの真実」の著者を紹介する文章には以下の様にある。

>本書の著者は、長年にわたって放射線医としてがん患者の治療に携わってきました。被ばくと発がんリスクの問題について語るに最も相応しい人物といえます。

書評氏の放射線医も次のようなまとめを書いています。

>私が被ばくと発ガンに関して調べた数十編の研究結果と同じあった内容です。これが事実です。

それを検証してみましょう。

@ >自然界からの被ばくが年間70ミリシーベルトのインドのケララ地方

二人の放射線医は、自分が引用した論文を読んでいないことが分かります。

梗概には、以下の様にあります。

つまり、ケララ州の当該地域においては、大部分は年間4mSv余りで、例外的に、年間70mSvに達する場所があるのです。

「年間70ミリシーベルトのインドのケララ地方」と書くのは誤りで、誇張です。

> median outdoor radiation levels are more than 4 mGy y-1 and, in certain locations on the coast, it is as high as 70 mGy y-1

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19066487

放射線被曝の健康に対する影響は、がんに限定されていません。

ケララ州では、「統計的に有意に生殖細胞由来の点突然変異が高い」ことが知られています。

http://www.nagoyaseikatsuclub.com/essay/syokuhinnzyouhou/184.html

ケララ州では、ダウン症、常染色体優性異常、多因子牲疾患が、統計的に有意に高いことが分かっています。常染色体劣性あるいはX染色体劣性異常が多いことでも知られています。

http://enfants-tchernobyl-belarus.org/extra/pdf-divers/telecharge.php?pdf=etb-111.pdf (注、ファイルが直接ダウンロードされる)

WHOが、ケララ州の高線量地帯について勧告したような、包括的な大規模な調査は、まだ行われていません。

がんに話を戻すと、ケララ州では、過去30年間に、がんの疾病率が280%増加したことが、最近伝えられています。

http://www.ndtv.com/article/south/record-threefold-rise-in-cancer-cases-in-kerala-435544

A >実際に、台湾で誤って放射能を帯びた鉄骨で作られたマンションから生涯100ミリシーベルト被ばくした住民でガンが増えていません(Dose Response. 2006;5:63)。

最新の研究では、住民に、長期間の低線量被曝の影響による、発がんリスクの増大を認めています。

>Conclusions: The results suggest that prolonged low dose-rate radiation exposure appeared to increase risks of developing certain cancers in specific subgroups of this population in Taiwan.

http://informahealthcare.com/doi/abs/10.1080/09553000601085980

B >チェルノブイリでは子どもの甲状腺ガン以外のガンは増えていない

ヤブロコフ博士の「チェルノブイリ」を一読するならば、虚偽であることが分かります。

C >反対派は反対の論拠も示せずに、「こんな本を読むと脳が腐る」とか「気持ち悪い」といった、論理的な意見というよりも「感情的」な意見が目立つ

私の印象は全く逆です。

例えば、「美味しんぼ」の鼻血問題に関して、「論拠も示さずに」風評デマを流したのは、政府、福島県、双葉町、マスコミ、御用学者、ネット工作員でした。


10. 2014年5月23日 11:20:10 : JMVuCdSRQI
内部被爆という表現は堅苦しくて一般人には理解しづらい。
そのため、被爆線量だけの論拠に容易く騙されてしまう。
内部被爆を粉塵被爆とかPM2.5被爆などに言い換えたらどうだろう。

11. p4rhfeEDd 2014年5月24日 00:36:17 : 4Y5rsu4piF7b. : Bm6fK6Ha3I
>実際に、台湾で誤って放射能を帯びた鉄骨で作られたマンションから生涯100ミリシーベルト被ばくした住民でガンが増えていません

http://criepi.denken.or.jp/jp/ldrc/study/topics/cobalt_apartment.html  <−これのこと?
ガンが増えてませんとしているところで、既にウソをついている。

次のような情報もある。
今、話題のコピペですが。

>特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖。民生アパートの場合(番組の内容を書き出しました)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-927.html

>「しかし、引っ越しのたびにわざわざ放射線を測定しなければならないような世の中にはなって欲しくないね」
>この番組の一番最後のセリフです。
>高濃度に汚染された汚泥が発見された時、
>新築の鉄筋コンクリートのマンションやビルは注意がいるだろうと私は考えました。
>コンクリートから放射線が発せられている家に住んでいたら大変だと思ったからです。
>だけど、鉄骨も危険だったのですね。

>思わず最後まで書き出してしまいました。

>原発事故の前に作られた番組なのですが、
>今の事と重ね合わせて、いろいろと考えさせられました。
>原発事故の前に放送された番組だけに
>放射能の恐さに関して正直に検証しているような気がします

以下省略


12. 2014年5月24日 05:03:17 : aiMZAOJQqY
>>06, 07
福島の野菜が安全だなど、全く証明されていないよ。

バリバリ食って安全であることを証明してくれ。

結果を待っているよ。


13. 2014年5月25日 01:54:07 : GKXPQSbOmQ
ご参考
中川恵一博士が隠しているかあるいはお知りにならないことのリンクを次にまとめておきました。

http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/367.html#c15


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