http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/224.html
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東大で、日本人の被爆者を実験動物として使用し、様々な人体実験を行ったことを、日本の公共放送であるNHKが報道した。
この人体実験が実施された期間は、ポツダム宣言受諾の通告日である1945年8月15日の直後、すなわち降伏文書に調印する1945年9月2日の前から、2年にわたるという。
したがって、大日本帝国が自発的に行い、日本国憲法の公布(1946年11月)後の日本国が引き継いだことになる。
しかし、未だ、被爆者を使った人体実験は、日本国で裁かれたことがない。
『美味しんぼ』の休載を決めた小学館。内閣総理大臣所轄の日本学術会議から学術的な信頼性を奪われたら、商売あがったりだからな。
それが、東大で日本人被爆者を使って様々な人体実験を行ってきた、日本国というおどろおどろしいロワイヤル島の姿だ。
あぁ、NHKの『ひょっこりひょうたん島』のドル箱ムマモメム医師は、実在の東大の医師たちのことだったのか、、、なんてこった。
ここに、NHKが報道した内容を、書起しにて紹介する。
■◆■2010年8月6日 NHKスペシャル 封印された原爆報告書
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2010/0806/
◆書起し◆ 29:13(画面:東京大学)
【ナレーター】
日本が国の粋を集めて行った原爆調査。参加した医師はどのような思いで向き合ったのか。
山村秀夫さん90歳。都築教授が率いる東京帝国大学調査団の一員でした。
当時、医学部を卒業して二年目の医師だった山村さん。調査は全てアメリカのためであり、被爆者のために行っている意識は無かったと言います。
【山村秀夫さん】
もう一切、だって、結果は全部、日本で公表することももちろんだめだし、お互いに持ち寄ってですね、相談するっていうこともできませんですから、とにかく自分たちで調べたら全部向うに出すと。
【ナレーター】
山村さんが命じられたのは、★被爆者を使ったある実験でした。報告書番号23、山村さんの論文です。
被爆者にアドレナリンと言う血圧を上昇させるホルモンを注射し、その反応を調べていました。
12人の内、6人はわずかな反応しか示さなかった。
山村さんたちは、こうした★治療とは関係のない検査を、毎日行っていました。★調べられることは全て行うのが、調査の方針だったと言います。
【山村秀夫さん】
生きてる人は、とにかく生前*どういう変化が起こっているかということを、少しでも何かの手掛かりは見つけて、調べると、いうことだけでしたから。それ以外何にもないですね。もうあんまり他のことも考えられなかったですね。とにかくそれだけやると。
【インタヴューアー】
今となってみたら、どうお感じになりますか?そのことは。
【山村秀夫さん】
(笑)今となってみたらねえ。そうですねえ、まあもっと他にいい方法があったのかもしれませんけど。だから、今と全然違いますからねえ、その時の社会的状況がね。
*印ははっきりと聞き取れなかった言葉
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