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2014年5月14日(水)よる7時58分〜10時53分放送『緊急!池上彰と考える“巨大噴火” 日本人へ…古代ローマからの警告』
南イタリア・ナポリにある火山ヴェスヴィオ。
約2000年前の古代ローマ時代、大噴火を起こして、近くの街々を滅ぼし、およそ2000人が犠牲となりました。
歴史上まれに見る都市災害です。
この大噴火と災害、人々の死の詳細を見つめると、
火山国・日本に住む私たちにとっても大切な、多くの教訓が浮かび上がってきます。
富士山噴火の可能性も指摘されている今、火山と私たちの暮らしを考えてみましょう。
「ナポリが死なないうちに見ておけ」
かつてゲーテが残した
「ナポリを見て死ね」という有名な言葉。
これに表される美しい景色や豊かな食文化は、
ヴェスヴィオがもたらした恵みです。
ところが最近では、
「ナポリが死なないうちに見ておけ」
と言われています。
ヴェスヴィオ周辺の地殻活動が、
すでに再び活発期に入っているため、この街の姿を変えてしまう噴火がいつ起きてもおかしくないというのです。
噴火で埋もれた街「ポンペイ」の謎を解く
西暦79年、ヴェスヴィオの大噴火は、豊かな暮らしをしていた人々の命ごと、ひとつの街を呑み込みました。
街の名は「ポンペイ」。
大量の火山灰に埋もれてしまったポンペイが再び発見されたのは、18世紀のこと。
タイムカプセルのように封印されてきた古代ローマの人々の暮らしと最期。
そこに秘められた数々の謎。 人々の命を奪ったものの正体は? なぜ逃げられなかったのか?
火山国ニッポンにも通じる命題を、今、現代科学が解き明かしていきます。
「日本のポンペイ」嬬恋村の悲劇
日本にも、火山の噴火によって瞬時に埋没した村がありました。
奇景「鬼押出し」を作り、死者行方不明者およそ1500人の大惨事となった、1783年の浅間山の大噴火。
この噴火の真実と、呑み込まれてしまった嬬恋村鎌原地区の悲劇を追います。
わずかに生き残った人々の決意と、子孫に語り継がれるその後の生き方とは…?
日本の調査隊が発掘「第3のポンペイ」が語るもの
2002年、日本の考古学調査隊が、ヴェスヴィオ山麓に新たな遺跡を発見しました。
今も続くこの遺跡発掘の指揮をとるのは、文化庁長官の青柳正規・東大名誉教授。
ポンペイと同じ噴火で埋もれた貴重な遺産が眠っていると信じられていたこの遺跡。
発掘を進めるにつれて、予想だにしなかった大発見が…。
火口のすぐそばで暮らす古代ローマの人々の心とは…?
ヴェスヴィオと富士山…「その時」への備え
イタリア政府は、2001年「ヴェスヴィオ火山緊急避難計画」を作り、小学校でも教えています。
では、日本はどうでしょうか。
今年2月、静岡・山梨・神奈川の3県と国が、富士山噴火に伴う「広域避難計画」を説明するシンポジウムを開きました。
仮に今、富士山が大噴火したら、東京にも大きな影響が出ます。
現代の都市だからこそ起きる被害とは? 予測は可能? 私たちが備えておきたいことを考えます。
スタッフ
監修 文化庁長官 東京大学名誉教授 青柳正規 ・ 火山噴火予知連絡会会長 東京大学名誉教授 藤井敏嗣
チーフプロデューサー 戸田郁夫
プロデューサー 白石統一郎 井澤達也 遠藤千鶴子 荒牧克久
ディレクター 山田礼於 下条寛子
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