http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/866.html
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放射性物質対策に関する不安の声について 環境省
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7671337.html
2014年05月09日11:13 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
平成26年5月8日 環境省環境保健部
東京電力福島第一原子力発電所の事故による被ばくにより、確定的影響の1つとされる疲労感や鼻出血といった症状が多数の住民にあらわれているのではないかとご不安の声をいただきましたので、このような不安による、不当な風評被害が生じることを避けるとともに、福島県内に住んでおられる方々の心情を鑑みて、環境省としての見解を以下のようにお示しいたします。
国連(原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))が、これまでの知見に基づき公表した「2011年東日本大震災と津波に伴う原発事故による放射線のレベルと影響評価報告書」(平成26年4月2日公表)によれば、住民への健康影響について、「確定的影響は認められない」とされています。
東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません。
<参考>
放射線の人体への影響には、影響が生じるメカニズムの違いにより、「確定的影響」と「確率的影響」があります。確定的影響は、臓器や組織を構成する細胞が大量に死んだり、変性したりすることで起こる症状で、高線量を短時間に被ばく後、数週間以内に現れる影響である急性障害もこれに含まれます。
確率的影響と異なり、確定的影響の特徴は、これ以下なら影響が生じない、これ以上なら影響が生じるという「しきい値」が存在することです。造血機能低下(白血球や血小板が作られなくなる)は約500mGy(0.5Gy)以上で現れるとされ、鼻血の誘因となる出血傾向が生じるのは、それより高い被ばく線量です。吐き気、嘔吐、脱力感は1000mGy(1Gy)未満では現れないとされています。
鼻血の原因は数多くあり、その鑑別には鼻腔の診察や、場合によっては血液検査が有効です。確定的影響が生じるほどの高い線量の被ばくを全身に受けた場合、鼻血だけでなく、鼻粘膜の広範囲な障害、全身の内出血、頭髪の脱毛などが生じることもあります。被ばく線量の推計や被ばくから症状発症までの経緯とともに、これらの症状を総合的に評価する必要があります。
また、福島県が実施している県民健康調査では、内部被ばく・外部被ばくとも、以下に示す結果となっており、これまでの科学的知見では「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価される範囲となっています。疲労感・鼻血といった症状と被ばく量との関係が既に知られているほどの被ばくをされた方は確認されていません。
外部被ばく線量は、99.8%が5ミリシーベルト未満、99.9%以上が10ミリシーベル未満
内部被ばく線量は、99.9%以上の方が1ミリシーベルト未満
(注)シーベルト(Sv)とグレイ(Gy)の関係について
Gyは、物質が放射線から受けるエネルギー量を表す量であり、Svは生体が放射線から受けたエネルギーによって起こる影響を表す量です。それらの関係は係数をかけて換算することとなるが、X線、ガンマ線及びベーター線は係数が1であるため、数字としては同じになります。ただし意味合いは異なります。
環境省>保健・化学物質対策>放射線健康管理
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/info_1405-1.html
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疲労感や鼻出血について、環境省が見解「放射性物質対策に関する不安の声について」http://t.co/EaamTPnfN1
→確定的な影響の「鼻血」ではなく、確率的な影響による可能性が議論になってるのと思うのだが。
— 白石草 (@hamemen) 2014, 5月 8
放射線医学県民健康管理センターが「報道ステーション」の報道内容について,すぐにホームページで異議を唱えた時と似た反応です。
釈明してるだけで,内容に対する明確な反論にはなってない。
追伸
【鼻血騒動の途中ですが、ここで復習です】 福島のニホンザルは「白血球が大幅に減少」していた→ http://t.co/wpJdHyiya3
— はなゆー (@hanayuu) 2014, 5月 8
「鼻血は低い線量でも広範な粘膜が被ばくした場合は出ても不思議ではありません」西尾正道氏
http://t.co/keZKFhqWdD
— アマちゃんだ (@tokaiama) 2014, 5月 8
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