19. 2014年5月04日 00:52:05
: GKXPQSbOmQ
【鼻血に絡んで語られたデマを考えるための参考資料】一人で書いていますがあしからず。 事実として、私の子供たちは、230キロ地点で事故後数か月間、それ以前よりも鼻血を出しました。 CTBT高崎観測所のデータには少なくはない量のアルファ・ベータ核種が記録されていました。 ブルームが通過した日のセシウム類に限っても、それからのベータ線はお世辞にも「安全」とは言い難いと思います。 >>17に載せたドイツの研究所サイトにある論文によれば、人間にα線核種を内部被曝させたところ、骨髄性白血病が増えたそうです。 http://push-zb.helmholtz-muenchen.de/frontdoor.php?source_opus=2147&la=de 関東地方の高崎CTBTあたりでも、放射性ヨウ素からの甲状腺の被曝量は、131に限らなければ1ミリシーベルトを超えるのでしょうが、ヨウ素の同位体の中では被害が軽い131に限っても、影響は甲状腺だけではないようです。 次の研究での、体組織への被曝量は、約0.1から9.7ミリシーベルトです(ネズミ)。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3251037/ そもそも、ネットや一部の反原発からの世論操作にかかわらず、事故直後、福島周りと関東地方の住民の甲状腺は、ヨウ素131だけでなく他の核種すべてに由来する放射線に、外からも内からもさらされました。 私が放射線防護剤(radio-protector)と被曝作用緩和剤(radio-mitigator)に特化して投稿し続けたのは、被曝してしまった事実を認め少しでも被害を緩和したかったからです。 当初しばらくの間、反原発は私の投稿動機ではありませんでした。 このスレでも専門家を名乗る方が、がん細胞の「放射線感受性」を語っていらっしゃいます。 しかし、次のような論文のアブストラクトを見る限り、正常細胞のそれさえはっきりしていない、というのが事実ではありませんか。 また、それらの研究は、がん細胞を死滅させるための線量に特化していますから、原発事故による低線量被曝については、それらをもとには、少なくとも、「影響はない」とは言い切れません。 そう断言することは、良くて個人の推測か希望、あげくは妄想でしょう。 次の2つの論文を見ますと、「放射線耐性」について、 1991年には、「現在の知見は適切とは言い難い」と書いてあり、 2009年の論文にはこう書かれています。 「現在の知識デーベースの臨床的限界は、次の効果について更なるデータを必要としている。 患者に関連した余因子、線量分布と細胞毒性および分子標的薬、線量分割の効果、不均一な線量配分との関係における総治療時間。 これからの5から10年間、研究を優先して行う事を問題提起する。」 http://www.redjournal.org/article/0360-3016(91)90171-Y/abstract http://www.redjournal.org/article/S0360-3016(09)03300-8/abstract 数学は素人の私から見ましても、 大学初年度の教養課程で一般知識として学ぶだろう、微分方程式の一般解と任意定数についても聞いたこともないと推測される方が、 微分方程式を使用して導かれた結果を機械的に乱用して、小学生か中学生並みの計算をして喜んでいるのを見ますと、この世も末だとため息が出ます。 私は医師でもありませんしただの素人ですから、次のような件について、誰とも論議する予定も意欲もありませんが、 この後売り出される、雑誌の特集記事の論調の信ぴょう性を判断する参考になりそうな論文をあげておきます。 当然それには、「対処策」について触れたものが含まれます(笑)。 長いリンクは省略します。 @Bernhardt P,SSM 2010, Modelling of normal tissue complications after radionuclide irradiation ANormal tissue toxicity after small field hypofractionated stereotactic body radiation, http://www.biomedcentral.com/content/pdf/1748-717X-3-36.pdf BRadiation injury and the protein C pathway CThe radiation-induced fibroatrophic process: therapeutic perspective via the antioxidant pathway DCurrent Management for Late Normal Tissue Injury: Radiation-Induced Fibrosis and Necrosis ETolerance of Normal Tissue to Therapeutic Radiation, Dr Emami B ------------------
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