http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/695.html
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1059.美味しんぼの鼻血騒ぎ−事実を書いただけで「風評」助長?
http://onodekita.sblo.jp/article/94707592.html
2014年04月29日 院長の独り言
・まんが「美味しんぼ」の中で、「福島県では鼻血と全身倦怠感を訴える人が多い。言わないだけ」と井戸川元双葉町長の話が紹介された。
・事実を書いているだけにもかかわらず、福島県が被曝で健康被害を受けたかのような「風評」に結つく、悪質なデマだとネットで騒ぎになっているらしい。
・この現象は、AERAの「放射能が来る」騒ぎなどと全く同じである
・すべて、被爆被害を隠そうとする許されない隠蔽工作であり、屈してはならない。
今週号のスピリッツ−「美味しんぼ」
今週の「美味しんぼ」、福島から帰ってきた山岡さんが原因不明の鼻血を出し、海原雄山も出たと話をして、最後に井戸川さんが出てきてこの有様でした。
これは流石に福島県民として抗議の意を示したい。僕はこの三年間、鼻血なんか出たこと無いですが。 pic.twitter.com/Dx2EMfFSue
— 順一 (@jyunichidesita) 2014, 4月 28
井戸川氏の発言を紹介しただけですから、特に問題ないのですが、ネット上では大騒ぎ?に
「美味しんぼ」に「風評被害を招く」と批判 スピリッツ編集部がコメント
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6115063
と紹介され、以下のリンクが紹介されています
編集部が発表したコメント
スピリッツ22・23合併号掲載の「美味しんぼ」に関しまして SPINET(4月28日)
http://spi-net.jp/spi20140428.html
「鼻血」描写に批判
雁屋哲原作「美味しんぼ」内での「福島では鼻血が多発」デマ Togetter
http://togetter.com/li/660340
被ばくによる鼻血はありえるのか
放射線 放射性物質 Q&A 鼻血は被ばくが原因か
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/04/post_3740.html
県内の一般住民は現在まで、急性放射線症が出るような線量の放射線を被ばくしていません。「放射線被ばくで鼻血が出た」と心配されていますが、放射線が原因ではありません。 福島民報(2012年4月22日)
福島(近郊または関東)における被曝による鼻血や下痢はありえるのか?
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/24.html
正しい放射能情報を【見つけるため】のサイト
RyoFC氏の誇らしい顔が浮かびます
毎日新聞はもうすこし掘り下げていましたので、全文引用させていただきます。
漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議
http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c2.html
毎日新聞 2014年04月29日 11時27分(最終更新 04月29日 13時20分)
小学館が28日に発売した週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」5月12、19日合併号の人気漫画「美味(おい)しんぼ」(雁屋哲作・花咲アキラ画)で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す場面が描かれ、読者から問い合わせが相次いでいることが分かった。同誌編集部は「綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した」などとするコメントを発表した。
漫画の内容は、主人公である新聞社の文化部記者の山岡士郎らが取材のために福島第1原発を見学。東京に戻った後に疲労感を訴えて鼻血を出し、井戸川克隆・前福島県双葉町長も「私も出る」「福島では同じ症状の人が大勢いる。言わないだけ」などと発言している。
一方で、山岡を診察した医師が「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」と答える場面もある。
同誌編集部はホームページに掲載したコメントで「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はない」「風評被害を助長する意図はない」などとしている。
原作者の雁屋氏は今年1月、豪州在住の日本人向け情報サイトで2011年11月〜13年5月に福島第1原発の敷地内などを取材したことを明かし、「帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなった」「同行したスタッフも鼻血と倦怠(けんたい)感に悩まされていた」などと語っていた。
井戸川氏は28日の毎日新聞の取材に「雁屋さんから取材されて答えたことがそのまま描かれている。(描写や吹き出しの文章は)本当のことで、それ以上のコメントはない」と話した。
「美味しんぼ」は1983年に連載開始。グルメブームの火付け役となったともされる。【川口裕之、狩野智彦、黒田阿紗子】
◇被ばくと関連ない
野口邦和・日本大准教授(放射線防護学)の話 急性放射線障害になれば鼻血が出る可能性もあるが、その場合は血小板も減り、目や耳など体中の毛細血管から出血が続くだろう。福島第1原発を取材で見学して急性放射線障害になるほどの放射線を浴びるとは考えられず、鼻血と被ばくを関連づけるような記述があれば不正確だ。
立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)の話 放射線影響学的には一度に1シーベルト以上を浴びなければ健康被害はないとされるが、心理的ストレスが免疫機能に影響を与えて鼻血や倦怠感につながることはある。福島の人たちは将来への不安感が強く、このような表現は心の重荷になるのでは。偏見や差別的感情を起こさない配慮が必要だ。
ここに出てくる「専門家」の肩書きを見てください。かれらは放射線防護学が専門で、工学部、理学部出身者です。医学的知識は全くありません。我々、医師は学生時代に教科書で疾患を学びますが、臨床に入ってからは、人間の体は教科書通りに行かないことをいやというほど経験させられます。むしろ、教科書通りに進行することが珍しいので「まるで教科書通りの経過」といった言葉が使われるほどです。この二人は物理学者ですから、臨床のことは知りません。教科書に書かれているかどうかを調べて、ご託を並べているに過ぎません。浪江で生まれた耳なしウサギの出現を「地震で揺れたことによるストレス」とご神託を下した御用学者と全く同じです。信じる方がどうかしています。
実際、
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/24038.jpg
このような記事も出ています。鼻血に関しては、以前もまとめていますので、こちらをご覧ください。
http://onodekita.sblo.jp/article/85586008.html
何度でも言うけど、美味しんぼの余りの酷さに20年来続けていたスピリッツ購読をやめました。
— ア ベコベイ(三ツ境帝国大使館公式) (@abekohfuketsuSC) 2014, 4月 28
と言ったツイートを読んで、次の騒ぎを思い出しました。
アエラを廃刊にしない限り、朝日新聞に対する不買運動が起こる可能性もあるんじゃないか。
— 落合洋司 (@yjochi) March 20, 2011
そして、AERA執筆者の一人であった野田秀樹も執筆をやめました。
とまで言い切る始末。真実であるにもかかわらず、AERAは今回と同じように謝らさせられました。
AERA今週号の表紙及び広告などに対して、ご批判、ご意見をいただいています。編集部に恐怖心を煽る意図はなく、福島第一原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しましたが、ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます。(続く)
— AERA (@AERAnetjp) 2011, 3月 20
全く同じ構図。
もう一つ。柏にホットスポットがあると「事実」を述べていたにもかかわらず、デマ扱いした読売新聞
真実をデマ呼ばわりした読売新聞と文部科学省 (とある原発の溶融貫通(メルトスルー))
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7384629.html
問題なのは、これらの記事が本当だとわかったにもかかわらず、だれも反省していないこと。いや、むしろ今回の「美味しんぼ」を見れば、その傾向がますますひどくなっていることがわかります。野田秀樹は自分が間違っていたと方向転換したでしょうか。
真実を言うとデマ扱いし、「フクシマの人を傷つける」として言論を封殺する。そのような圧力に負けてはなりません。世界の原子力村、核シンジケートは、真実を言われることこそ、一番イヤなのですから。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?post_type=exposure
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http://onodekita.sblo.jp/article/85586008.html
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http://onodekita.sblo.jp/article/80962175.html
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