06. 2014年5月21日 12:01:45
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中央日報 latest news韓国、UAE原発運営権も受注の可能性…追加収益期待(1) 2014年05月21日08時26分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]朴槿恵(パク・クネ)大統領が20日、アラブ首長国連邦(UAE)で、韓国の技術で建設しているUAE原発1号機の原子炉設置式に出席した。今回の行事は韓国型原子炉(斗山重工業製作、1400メガワット級)の初の海外デビュー舞台。設置式はUAEのアブダビ市内から西側に270キロ離れたバラカ地域で開かれた。韓国電力と現代建設が原発を建設中のところだ。 UAE側からは当初出席する予定だったムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAEアブダビ皇太子の代わりに、弟のマンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副首相(マンチェスターシティ球団オーナー)が出席した。 前日に旅客船「セウォル号」に関する国民への談話を終えた後、往復フライト時間(17時間)を除けば滞留時間が23時間となる「ワンポイント」訪問に出発した朴大統領はこの日、UAEに到着し、アラブ地域初の女性閣僚であるルブナ・カシミ国際協力開発相に迎えられた。 設置式の後には迎賓館のエミリートパレスホテルでムハンマド皇太子と昼食を兼ねて会談した。2月の皇太子の訪韓に続く2度目の会談だ。皇太子がまずセウォル号の惨事に関し「犠牲者に哀悼の意を表す」と述べると、朴大統領は謝意を表した後、「予期しなかった海洋事故で大幅に日程を縮小して訪問することになり残念に思う」と答えた。続いて「外国訪問が難しい状況でも訪問を決めたのは、2月に(答礼訪問の)約束もし、両国関係の重要性を考慮したため」とし「バラカ原発の場合、原発建設を越え、今後100年間パートナー関係を続けていく核心事業としての象徴性も非常に大きい」と述べた。 朴大統領は「祝福」という意味のバラカに言及しながら「原発事業が両国の友情に祝福になることを願う」と述べた。皇太子は「両国関係が“戦略的パートナー関係”を越えて“兄弟国家”に発展している」と評価したと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は伝えた。 http://japanese.joins.com/article/546/185546.html?servcode=A00§code=A00 韓国、UAE原発運営権も受注の可能性…追加収益期待(2) 2014年05月21日08時28分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 両首脳は、韓国がUAE原発を建設するだけに15−30年間続く原発の運営も韓国が引き受けることについて歩み寄った。原発運営会社設立交渉が終われば、2009年12月の原発4基建設を受注して受けることになった186億ドル(約1兆9000億円)に加え、原発1基あたり50億ドルずつ計200億ドルの追加収益が生じる。 両国は原発分野の人材養成に関する3件の了解覚書(MOU)も締結した。▼毎年韓国工学部卒業者約50人のUAE原子力公社直接採用推進▼毎年両国青年人材約30人の相互派遣と原発関連機関でのインターンシップ教育▼原発運営・整備、検査・診断など原発サービス産業共同育成の推進−−だ。 ◆海外派兵将兵を初めて激励=朴大統領はUAEに派兵されたアーク(アラビア語で「兄弟」という意味)部隊の将兵10人に会って激励した。派兵将兵に会ったのは就任後初めて。特殊戦司令部要員約150人が主軸のアーク部隊は2011年1月に派兵され、UAE特殊戦部隊の教育訓練を支援している。 朴大統領は宿所で将兵に会い、1964年9月のベトナム戦争派兵以来50年となった国軍の海外派兵歴史に触れながら、各自が軍事外交官という使命感を持って安全に任務を遂行してほしいと伝えた。朴大統領は将兵に鳳凰の文様とともに「朴槿恵」と書かれた腕時計も贈った。 http://japanese.joins.com/article/547/185547.html?servcode=A00§code=A00 「韓国型原発」が国際舞台デビュー 朴大統領、UAEで原子炉設置式典に出席 http://www.chosunonline.com/svc/view.html?catid=21&contid=2014052100538 アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は20日(現地時間)、韓国が同国西部のバラカに建設中の原子力発電所1号機の原子炉設置式典に出席した。韓国が独自に開発した原子炉が海外に輸出されたのはこれが初めてで、斗山重工業が製造を担当した。 朴大統領は原子炉に掲げられたプレートに「バラカで始まった協力の火が両国の未来の希望になることを願う」と書いた。
この日の式典にはUAEからマンスール副首相兼大統領官房相が出席。マンスール副首相はムハンマド皇太子の実の兄弟で、英国プレミアリーグ、マンチェスター・シティのオーナーでもある。
韓国は2020年までに総額186億ドル(約1兆8800億円)規模、計4基の原子力発電所建設契約を結んでいる。朴大統領は今回、総額200億ドル(約2兆円)と推定される原発運営契約の足掛かりを築くためにUAEを訪問した。
式典終了後、朴大統領はアブダビに移動し、ムハンマド皇太子との会談及び昼食会に臨んだ。ムハマンド皇太子は朴大統領に対し「セウォル号沈没事故の対応のさなかに、約束を守るために難しい決断を下していただき、朴大統領にはこの上ない信頼感を抱いている」と述べた。朴大統領は当初、セウォル号沈没事故への対応を理由にUAE訪問の延期を考えていたが、皇太子側の強い要請により訪問を実施した。
両国は今回、UEAの原発建設工事で韓国の人材を採用する内容の覚書、原発の設計・保守・検査など原発関連産業の育成に関する覚書などを締結した。
朴大統領とムハンマド皇太子は、原発のほか石油、国防、保健・医療、教育分野の協力についても話し合った。朴大統領は、韓国政府が麗水と蔚山で推進中の「北東アジア・オイルハブ事業」にUAEの参加を要請。また「2020年ドバイ・エキスポ」に向けて推進される400億ドル(約4兆円)規模の建設プロジェクトに韓国企業を参加させたい意向も伝えた。
朴大統領は同日、UAEに派遣されている韓国の「アーク部隊」を訪問し「遠い異国の地で苦労している将兵全てが軍事外交官」と激励した。
崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/21/2014052100538.html UAEの韓国製原発、工事順調 アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が20日、バラカ原子力発電所1号機の原子炉据え付け式に出席した。同原発は韓国が海外で初めて受注に成功した原発だ。2009年12月、当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領のUAE訪問に合わせ、韓国電力公社とUAE原子力公社(ENEC)が186億ドル(約1兆8800億円)規模の契約を結んだ。契約内容には140万キロワット級の原発4基建設、核燃料の供給、運営支援などが含まれている。 12年7月、1号機のコンクリート打設が始まって以降、今年3月末現在で原発4基の工事進捗(しんちょく)率は30.4%に達した。1号機は今年2月に外壁工事を完了した。17年5月に1号機が稼働を開始する予定で、その後は毎年1基ずつ完成を見込む。
2009年当時、韓電のコンソーシアムは、フランスのアレバ、米日によるGE−日立コンソーシアムなど原発先進国のメーカーと競合し、初の原発輸出に成功した。輸出額は直接部分だけで換算すると、乗用車100万台分に相当する。
チョ・ジェヒ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/21/2014052100533.html |