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暴挙!! 原子力規制委員会、川内原発の噴火危険評価を放棄、九電の言いなり
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2014-04-22 原発隣接地帯から: 脱原発を考えるブログ
原子力規制委員会による、川内原発に対する噴火の影響評価、始まったと思ったら、終わっていました。規制委は、議論すべき点を議論せず、明らかに欠陥のある九電の説明を、そのまま受け入れています。
(西日本新聞朝刊 4月21日)
左の囲み記事「・・・規制庁は・・・略・・・、審査会合は予定していない」のだそうです。前回の審査会合で納得のようです。冗談じゃない!! 前回の会合では九電の説明、ポロポロだったじゃないですか。何もはっきりしていない。
実際、“このシミュレーションは、サイト(原発)近くの火砕流の時速が500km 700kmでないと再現できない。実際にそれくらいの速度があるかというと甚だ疑問。非物理的なものを入れている状態で計算が合う”とか、“シミュレーション、まだ始めたところで、いろいろなパラメータ入れてない”と九電自身が説明していました。
そもそも「火山についての基準(評価ガイド)」では、「原発から半径160キロ圏内の火山について、過去の噴火による火砕流が敷地に到達していた場合、運転期間中に起きる可能性が極めて低いと言えない限り原発は立地できない」としているとのこと(上の囲み記事)。九電はずっと「火砕流は到達していない」と言い続けてきたのに、前回の審査会合で「到達していた」と話をひっくり返したところじゃないですか。
規制委は「運転期間中に起きる可能性が極めて低い」と言えるかどうか、ちゃんと審査しなければならないはずです。九電の言う“巨大噴火は9万年周期”で、話を済ませるなんて、あり得ないでしょ。こんな単なる経験則、成り立つこともあれば成り立たないこともある、ってのが科学的常識というものです。
原子力規制委員会、まじめにやれ−!!
(朝日新聞が報じた「大筋で了承」とは、要するに裏約束ができていたということか!! ↓)
(朝日新聞西部本社版朝刊 3月20日)
「原子力規制委員会が必要な審査を行なわなかった」ということで、行政訴訟を起こすべきじゃないのか。
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