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原子力規制委員会・発電用軽水型原子炉の新規制基準に関する検討チーム 第20回会合 議事録
(2013/3/28)
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/shin_anzenkijyun/data/20130328-anzenkijyun.pdf
○阿部技術参与
安全目標との関係でお聞きしたいのですけれども、こういう火山の影響の場合に、灰が来ることになる影響なんていうのは、これは防護可能なものだから、それの影響が、ある水準以上にあるのだったらば、これは防護しなくてはなりませんというのは、僕は当たり前だと思うのですよね。
ただ、もう一方で、火砕流みたいなものに対して、どうせ来たら全滅するようなところで原子力発電所が事故を起こしても、これは諦めるしかないのではないかと思っているわけです。だから、そういうものについても、さらに防護を考えるのでしょうかという質問なのですよね。
これは実は、昔、少し議論があって、安全目標を決めるときの議論だったのですが、地震のようにハザードの評価が極めて難しいものについては、起きたとして、それによる一般の被害と、それから、そこに原子力発電所があることによる被害の比をとって比べようという案があったのですよね。その案自体は、今、福島の事故を見ると、決して適切ではなかったと思うのです。というのは、人が死なない場合でも、生活の破壊が起きているわけで、だから、別な意味での安全目標が必要だということに今はなっているのだと思うのです。
ただ、火砕流のように、そこにいる人がみんな死んでしまうような、何もなくなってしまうような場合に、今度は生活ももちろんないわけですよね。そうすると、そういうものに対してまで原子力発電所を防護する必要があるのかというのが質問の趣旨なのですけれども。
-----(以下コメント)------
ツィッターで話題になっているトンデモ発言です。
原発が火砕流に飲み込まれたら、燃料が気化し放射性ガスとなって降り注ぎ、日本はまちがいなく壊滅、
日本どころか北半球の広大な地域が居住不可能になるかも知れません。
この阿部清治という人物は、3/11前に原子力学会で、
「原子力発電所は、従来の設計基準事故への対応で既に十分安全」
と述べています。
「シビアアクシデントと安全目標に関する論点」
日本原子力学会 2010年秋の大会 原子力安全部会企画セッション (2010/9/17)
http://www.aesj.or.jp/~safety/H221021siryou2.pdf
彼の言っていることが全部デタラメであることが、福島原発の4基連続大爆発で証明されました。
それにもかかわらず、何の反省も検証もなく、しゃあしゃあと
「火砕流が来たら諦めるしかない」
といい加減かつ無責任なことを言って、再稼動を進めようとしている。
これが原子力ムラというところです。
とても正気とは思えない。狂人集団と言ったほうがよいでしょう。
怒りを通り越して、背筋が寒くなります。
再稼動すれば100%また大事故が起きます。
それも福島の事故とは比べものにならないほど悲惨な事故になるかも知れません。
このまま原発を狂人たちの手に委ねていれば、日本はまちがいなく壊滅するでしょう。
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