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福島3市村の個人被曝線量、政府が半年公表せず 過半地点で年1ミリシーベルト超え(HuffPost)避難指示解除の田村市も
http://financegreenwatch.org/jp/?p=43068
4月 16th, 2014 Finance GreenWatch
原発事故で避難した住民の帰還政策を進める政府が、昨秋に福島県3市村で行った個人被曝(ひばく)線量の調査結果を半年間公表していなかったことが15日、わかった。
政府は結果の説明をしないまま4月1日に初めて田村市の避難指示を解除したが、過半の調査地点で個人線量の推測値は平常時の被曝限度の年1ミリシーベルト(毎時0・23マイクロシーベルト)を超えていた。
除染の長期目標は毎時0・23マイクロだが、達成できない所が多く、帰還を不安視する避難住民が多い。このため政府は空間線量とは別に、実際に個人が被曝する線量は低いとして、帰還する際の判断材料として線量計を配って個人線量の自己管理を提案。
空間線量と個人線量の関係を調べるため、内閣府原子力被災者生活支援チームが昨年7月、放射線医学総合研究所と日本原子力研究開発機構に調査を依頼した。
両機関は福島県田村市、川内村、飯舘村の民家や農地、学校など7種類の生活空間から計43カ所を選定。1カ所につき数十地点で空間線量と個人線量をそれぞれ測定した結果、個人の被曝線量は、空間線量の約7割の傾向にあることがわかった。
調査の結果、43カ所の平均空間線量で、毎時0・23マイクロを上回ったのは6割以上の27カ所。個人線量を試算すると、毎時0・23マイクロを上回る地点が半数以上の24カ所に上った。除染済みの29カ所に限定しても、飯舘村の学校校庭の毎時2・63マイクロなど半数近くの14カ所で毎時0・23マイクロを超えた。
両機関は昨年10月中旬、個人被曝線量のデータや傾向を示した中間報告を作成したが、政府は「解除と直接関係しない」(支援チーム)として、田村市の避難解除の4月1日までに公表しなかった。
政府は田村市などで再三にわたって開いた避難指示解除の住民との意見交換会でも、データの存在を明かさなかった。データの分析を加えた最終報告を18日に発表するまで公表する考えがなかったという。だが田村市の木幡ミヤ子さん(50)は「調査していたのなら、意見交換会でデータを教えてほしかった。戻るために家の修理を始めたが、中1の娘もいるので不安だ」と訴える。
政府は朝日新聞の情報公開請求を受けて開示するとともに、今月14日に中間報告を経済産業省のホームページで公開。3市村にも今月上旬、結果の概要を説明した。政府は対応を変えた理由を「取材があり、世の中の関心があると思ったから公開した」(同チーム)と説明した。(関根慎一、青木美希)
http://www.asahi.com/articles/ASG4H4RZPG4HUTFK009.html
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/15/fukushima-exposed-dose_n_5156254.html?utm_hp_ref=japan
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