http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/382.html
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台湾は日本と同じく地震多発国だ。しかも、2004年のスマトラ島沖地震と2011年の東北地方太平洋沖地震の中間地帯に位置している。鹿児島県の川内原発もほぼ同じ環境にあるが、台湾はあの狭い国土に既に三か所の原子力発電所それぞれ2基の原子炉があり、計6基の原子炉が稼働している。
しかも、台湾第4原発(原子炉が2基ある)が今稼働されようとしている。次に引用する記事によると、「2015年7月頃には1号機の営業運転」の予定であり、今年2月の関係者の話だと「原子能委員会へ燃料装荷の申請をして、同委員会の許可が下り次第、試運転の開始となる。2号機は、1号機より約3年の遅れで進行している」とのこと。
なお、「1号機は、建設工事がほぼ終了(進捗率95%)」という。
原子炉など主要部品は日本のメーカーのものが使われている。元請はアメリカ企業であるGE。
最後に、台湾で原発事故が起こると、まず沖縄が本島を含めてひどい影響を受けます。更に、放射能漏れが長引けば、九州から北海道までを含めて日本全土が放射能汚染されてしまいます。この辺は、韓国や中国の原発と同じですが、台湾の場合は、地震頻発国であることと共に、沖縄もやられてしまうという点で深刻です。
http://ameblo.jp/iccnp2/entry-11464741800.html
第四(龍門)原子力発電所の運転開始の目途がたつ
2013-02-06 10:35:05
テーマ:ブログ
台湾で建設中の第四(龍門)原子力発電所については、本プログでも時々、最新の状況をお知らせしておりますが、先月末に少し動きがあったようです。日本の新聞では報道されていませんので、台湾電力公司OBの劉振乾さんにお願いして、台湾の「自由時報」(1月29日)の記事を翻訳して送っていただきました。それは以下の通りです。
「台湾電力公司は1月28日にマスメディアの記者を第四(龍門)原子力発電所に案内し、同社の陳布燦副社長は記者会見で次のように述べた。
『第四(龍門)原子力発電所の建設工事はスケジュール通りに進行している。来年(2014年)2〜3月頃、台湾原子能委員会に核燃料装荷の許可を申請し、同委員会の許可が下り次第、約1年間の試運転に入る。それが終わると、今度は営業運転の本申請をして、許可が下り次第、営業運転を開始する。営業運転の申請には約3ケ月を要すると見込んでいる。だから2015年7月頃には1号機の営業運転が始まるであろう。』
また陳副社長は、これまで問題となっていた「18項目の工事」については『今年6月末には終了する見込みだ。』と語り、さらに次のように述べた。
『18項目の工事は今年6月末には終了する。その後、2013年末には米国のGEと日本の日立製作所等から経験ある顧問を招き、第2回目の測試(テスト)を行う。これに合格した後、今度はWANOに専門家の派遣を要請し、これら専門家の審査後、原子能委員会へ核燃料装荷の申請をする予定である。』
18項目の工事が無事に終わっても、GEや日立製作所の第2回目の測試、WANOの専門家の審査、そして原子能委員会の許可と、これから何回もの試験や審査、許可を得なければのですが、2015年7月という、一つの目途が見込める状態になったのはまことに喜ばしい限りです。
第四(龍門)原子力発電所は、台湾が長年待ち望んだ日本型の大型原子力発電所です。これまで何回となく「運転開始」が延期されて、台湾電力は「ウソつき」とまで呼ばれたそうです。それだけに運転開始の見通しが立ったことは、本当に喜ばしいことです。日本から見ても「日本型の大型原子力発電所が運転開始する」という事は、久々の明るいニュースです。
お隣の中国や韓国、それにロシアは原子力発電所の建設を急ピッチで進めていますが、日本だけが福島事故の後遺症からまだ抜け切れない状況です。いつまでも実現不可能な再生可能エネルギーや省エネルギーの掛け声に惑わされることなく、原子力発電の再稼働や新増設に向かって動き始めないと「世界の孤児」になると言えます。
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http://www.iccnp.com/news/news16.html
試運転開始が間近い第四(龍門)原子力発電所
2014年3月10日
台湾が総力を結集して建設工事を進めている第四(龍門)原子力発電所。同発電所1号機は、建設工事がほぼ終了(進捗率95%)しており、今後、残された工事を済ませた後、原子能委員会へ燃料装荷の申請をして、同委員会の許可が下り次第、試運転の開始となる。2号機は、1号機より約3年の遅れで進行している。
私は先に(2月25日)同発電所の王伯輝所長インタビュー取材のために訪問し、その後、発電所見学の機会を得た。その印象は「大変すばらしい」の一言に尽きる。(インタビュー記事は「台湾特報第13号」に纏め、3月末に掲載する予定。)
同発電所は、福島第一原子力発電所事故後に大幅な工事内容の見直しを行い、従来の安全対策に加えて、様々な安全性向上のための諸対策が講じられている。
その主なものは、以下の通り。
1)緊急ポンプ建屋は水密扉で保護されている。
2)防潮堤は海面より14.5m上に設けられ、2.5mの高さで設置された。
3)予備電源は12.3m所に設置されている。
4)更に29.8mの高さの所にガスタービン発電機(予備電源)を設置される。
5)海面より117mの高さの所に貯水池が置かれている。
同発電所は、新北市(旧台北県)貢ォ郷龍門村に位置している。これは台北から真東に直線距離で40km、東シナ海に面した風光明媚な所である。私は謝牧謙先生と石門環さんのご案内を得て、高速公路1号線で基隆市から国道2号線を南下した。車で台北市から約50km、1時間の行程であった。
以下、私が当日、王伯輝所長インタビューでいただいた説明資料(日本語)と台湾電力が制作したDVD「看龍門見安心」(見て安心!龍門原子力発電所)を掲載するので、最新の発電所情報としてご覧いただければ幸いである。
1.説明資料「龍門原子力発電所へようこそ」(パワー・ポイント)
龍門原子力発電所へようこそ (パワー・ポイント)はこちらからダウンロードできます。
2.動画「看龍門見安心」(見て安心!龍門原子力発電所)
(*リンク元では、この部分に動画があります。)
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参考記事として、今年の3月の反原発についてのものがアップされていました。
台湾 台北郊外の原発計画中止を求めて数万人がデモ (毎日)日本より真剣?
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/664.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 3 月 09 日 00:49:00
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