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ひたすら原発礼賛…米映画「パンドラの約束」の危険な中身(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/328.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 05 日 09:40:17: igsppGRN/E9PQ
 

ひたすら原発礼賛…米映画「パンドラの約束」の危険な中身
http://gendai.net/articles/view/geino/149221
2014年4月4日 日刊ゲンダイ



(配給:トラヴィス)


 脱原発派がスクリーンを破りたくなるような映画がまもなく公開される。米国のドキュメンタリー映画「パンドラの約束」(2013年)だ。


 原発の実態を探るため世界中を取材。米国の環境保護運動家スチュアート・ブランドや女性ジャーナリストのグイネス・クレイブンスなど、主に5人の有識者が原発について語る。


 ブランドとクレイブンスは反原発派からの“転向者”。5人とも「アホ言いなさんな」と一喝したくなるような原発礼賛論を展開する。


「化石燃料による大気汚染で300万人が死亡しているが、空気を汚染しない原発は1人も死者を出していない」


「低開発国の電気のない地域の人は寿命が短い」「われわれが食べるバナナだって放射性カリウムを含んでいる。放射能はどこにでもある」


「チェルノブイリ原発の周辺の村は人が戻ってきていて安全だ。WHOのリポートでも奇形児は生まれていない。チェルノブイリが危険というのは都市伝説にすぎない」


「福島のがんのリスクはゼロ。今後もリスクは増えない」


「フランスの電力の80%を担う50基の原発が生み出す廃棄物は部屋1室分にも満たない」


■試写会には東電関係者が多数


 5人が入れ代わり立ち代わりで、原発の安全性を説き続けるのだ。関係者によると、最近開かれた試写会には多くの東電関係者が集まったという。映画は米国発だが、日本の原発推進勢力が巻き返しを始めたともいえるだろう。


 映画作家の森達也氏は「原発推進派の論理が浅いことに愕然(がくぜん)としました」とこう言う。


「この映画の論調は『COの問題は深刻だ。大気汚染を我慢するか、それともクリーンな原発を選ぶか』という二者択一に支配されています。ドキュメンタリーだから仕方ありませんが、自分たちに都合のいい数字や現象だけを羅列。フランスの廃棄物は1室分未満というが、どれくらいの大きさの部屋なのかも分かりません。原発推進派が苦し紛れに作った映画という印象を受けます」


 ロシアの核弾頭を米国が輸入して発電に利用しているという話も出てくる。これまで解体した核弾頭は1600発に達するという。ビル・ゲイツも投資している未来型の原発「進行波炉」は一度起動すると60年以上動き続ける画期的な原発として紹介されている。


「核弾頭の再利用は事実でしょうが、『原発がないとロシアの核兵器が減らない。だから平和にならない』と言わんばかりのロジックにはアキれてしまいます。『ビル・ゲイツ氏も投資している』と説明するのは有名人を使って原発の安全性をアピールしてきた東電のやり方と同じ。この映画は原発の一面しか捉えていない点で、決して科学的なドキュメンタリーではない。原発が環境にどんな変化をもたらし、われわれの生活にどれほどの悪影響を与えるのかを考えながら見なければなりません」(森達也氏)


 4月19日から渋谷「シネマライズ」で上映。苦し紛れの原発推進派を笑い飛ばしてみますか。


パンドラの約束 予告編

公開日: 2013/10/09
環境保護派たちが、地球温暖化・気候変動の現実に悩みぬいた末に出した結論は原子力エ­ネルギーの必要性だった。本作はある環境保護派たちが反原発から原発支持の立場へと「­転換」するドキュメンタリーです。しかし、彼らは転換後も悩んでいます。原発反対の世­論に対して、支持を堂々と発言することは危険とみなされるからです。
さて、どうして彼らは転換したのでしょうか?福島の事故、原発は危険ではないのか?放­射線はだいじょうぶなのか?
ロバート・ストーン監督は福島を始め、チェルノブイリ、ブラジルなど世界中で取材を敢­行しました。
このドキュメンタリー映画は、私たち一人ひとりに気候変動とエネルギー問題を考えさせ­るものです。本年度の問題作であることは言うまでもありません。
サンダンス映画祭2013上映では大きな反響と共感を呼び、全米31都市で上映されて­います。


 

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コメント
 
01. 2014年4月05日 12:09:30 : 4TKhIEVoOE
ドイツ公共放送のZDFやフランスのTVが、日本が行っている「福1のウソ」の事実をバラしており、国際社会は多言語を理解する国が多いためこれらの欧米メディアの報道による「福1のウソ」は世界中に知られる恐れがある。福1のウソが知られることは「あらゆる原発の危険性」として捉えられ各国に反原発運動が次々に広がる恐れが極めて高くなる。

それに強い危機感を持った国際原発マフィアが、安全デマ映画を作らざる得なくなったのである。
そして環境保護活動家など中立ないしは非原発推進の人物を映画に登場させなけらばならなくなったのは、原発推進政府、原発・電力産業、ICRP、IAEA、国連科学委員会、経済界などは、世界中の福1報道を契機に原発マフィアあるいはその加担者であることが世の中にバレてしまい、連中の言説をだれも信じなくなってしまっていることを自覚しているためである。

ネットが発達した今日、以上のような事情はいまや誰もが知っているので、このたびの映画などドイツZDFの取材手法をまねた、低レベルで陳腐なブラックジョークとしか誰も捉えない。
ウソ映画を作らなければならないほど、原発マフィアは追い詰められているのである。

「福島のウソ」に続き今度は「『パンドラの約束』」のウソ」を作るネタが出来たので、ZDFたちはまた腕の見せ所、、、かな? 笑


02. 2014年4月05日 14:26:24 : TGgfYEbPRU
>>未来型の原発「進行波炉」は一度起動すると60年以上動き続ける画期的な原発
動き出したら 60年間止められませんってことか???
うまくいかないのは「もんじゅ」で証明済みだと思うが・・・。

原発による海洋汚染については紹介されてるのだろうか?


03. 2014年4月05日 22:24:00 : 86vRE4e4JI
被災者には見せられない…“原発バンザイ映画”の仰天内容
2014年4月3日

 福島第一原発事故から3年が経過しても、福島にはいまだ故郷に帰れない人々が多い。その避難者の神経を逆なでするような、「原発バンザイ映画」がまもなく公開される。その仰天映画の内容とは‥‥。

 2月12日、参議院議員会館講堂で映画の試写会が開かれた。その上映が終了すると、会場からは拍手が湧き起こったという。

 その映画のタイトルは「パンドラの約束」。原発を称賛していることで話題となっているドキュメンタリー作品だ。4月19日の公開を前に行われた試写会の主催者は、自民党電力安定供給推進議連だった。この議連は細田博之議員を会長として、原発推進派の議員たちの本丸とされている。

 つまり、観客は推進派の面々である。映画への評価が高いのは当然だろう。

 しかし、そう単純なことではなさそうだ。入手した映画のパンフレットには、こう記されていた。

〈米国で観客の75%が原子力反対者であったにもかかわらず、終了時にはその8割が支持に変わった〉

 その気になる内容だが、ニューヨーク在住の映画監督、ロバート・ストーン氏によって撮られた。かつて反原発ドキュメンタリーを撮影したこともある監督であり、いわば推進派へ転向した人物である。内容はフクシマやチェルノブイリなどの現地取材と反原発派から推進派へと鞍替えした作家、環境保護運動家たちの証言で構成されている。

 そして、一貫して主張されるのが地球温暖化である。気候変化の観点から見て、温暖化の原因である二酸化炭素を排出しない原発はすばらしいというひと言に尽きてしまう映画だ。福島での事故を受け、これだけ原発の安全性が疑問視されているというのに──。ところが、それは安価で危険な軽水炉であったためと結論づけ、本来は原子力の安全利用をもくろみ始めた頃から高速増殖炉を普及させることが命題だったというのだ。それは安全で核廃棄物が少なくなるという理由だったが、高価であるがゆえに敬遠されたという。そして、高速増殖炉の進化型の統合増殖炉なる原子炉も紹介されているのだ。

 高速増殖炉「もんじゅ」が止まったままの日本で、そんな理屈は通用しないようにも思える。映画を観たドキュメンタリー映画監督の森達也氏もこう話す。

「原発はないほうがいいと思っているので、あえて観ました。原発賛成の論理を知りたくて、そして説得されてもいいと思っていました。しかし科学的な根拠も希薄で、終わったあとで正直、あきれてしまいました」

 それでも、この映画の前評判はすこぶる高い。映画ライターが言う。

「当初、東京を中心に大都市圏のみでの上映が予定されていたのですが、ついには福島以外の東北地方での上映も決まったそうです。前評判の高さもあるのですが、東電など電力会社が前売り券を買い漁っているためとも言われています」

 何やら再稼働を目指す推進派のプロパガンダに利用されているようなのだ。

 前出・森氏が続ける。

「どんな表現をしようと自由であり、この作品も公開されるべきだと思います。ただ、ドキュメンタリーは製作者が想定していた物語を超える物語が映し出されるからこそ、観客を魅了するのです。残念ながら、この作品にそうしたシーンはなく、結論から逆算されて作られたという印象が強い。推進派が脆弱な理屈しか持っていないということを知るうえで、反原発派も観たほうがいいでしょう」

 福島の避難者たちよ、この映画を観よう。そして、怒りの声を上げよう!

http://www.asagei.com/21690


04. 2014年4月06日 04:05:38 : aiMZAOJQqY
>試写会には東電関係者が多数

一般向けに上映が始まっても、こんな非常識な糞御用・原発礼賛映画は
ムラ関係者しか観に来ないだろう。

>福島の避難者たちよ、この映画を観よう。そして、怒りの声を上げよう!

冗談じゃない。予告編だけYouTubeで観れば十分。
何で奴らに儲けさせるのか。


05. 2014年4月06日 08:23:01 : r9oYPs9qlM
パンドラの箱か?意味深だな。
まあ、原発事故で人類絶滅すれば
人類は平和にもなるし温暖化も問題なし。

極論を考えれば正しいかも?


06. 2014年4月06日 11:30:33 : OgHAO6hAxw
>>05
>まあ、原発事故で人類絶滅すれば

まさにそれ。
福島第一の311当時現場の線量が上がって冷却作業ができなくなりそうになった。
東電が撤退を官邸に進言したころのことだ。このときいくつもの奇跡がおき、
なんとかそれを乗り切った。

もし乗り切れなかったら、日本の半分以上はただちに害があるほど汚染され、経済も
完全に破壊され(全国で輸出が出来なくなる。今は福島近県の農水産物のみ)、日本
国民は餓死を待つしかなかった。北米も大規模な汚染で相当数の死者をだしたはずだ。

残った土地も汚染はつづいただろう。ここで汚染の少ない土地の争奪戦がおき悲惨は
さらに高まったはずだ。

もし地球温暖化(これの信憑性にも疑問はいくつも出ているが)を防ぎたいなら、人口
増加を阻止する。再生可能エネルギーの拡充に全力を尽くす。それができないから、原
子力という選択は、あちらの悪魔からこちらの悪魔に移ったということにすぎない。


07. 2014年10月05日 14:01:17 : wCmp9BSuMn
悪魔に、利益誘導する映画、
 
こんな映画に騙されてはいけない
 

8. 2020年3月08日 08:22:21 : AT9ftDsbQk : N0laeW1zMXNkdGM=[7] 報告
映画『Fukushima 50』はなぜこんな「事実の加工」をしたのか?
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/548.html

9. 2021年3月15日 10:51:29 : 2TO4MbXXsE : cTViOWdzSXZhLlU=[5] 報告
ひたすら原発礼賛 米映画 「パンドラの約束」 の危険な中身
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/149221


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