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東電福島原発爆発で 日本全国に飛び散った「ホッティスト・アーティクル(熱微粒子)」 吸収すると、一生、肺がん等の恐れ(Fairewinds)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=42745
4月 4th, 2014 Finance GreenWatch
私はFaireWindsのArnie Gundersenと言います。今日は、われわれが作成した最も重要なビデオの一つに登場する科学者の Marco Kaltofenを紹介したい。3年前、福島事故が起きた際、我々Fairewindsは、原発から飛散した「ホッティスト・アーティクル(HP)」について最初に指摘した。(FGWによる仮訳)
放射性の HPは、福島から日本全体だけでなく、北米大陸の西海岸にまで達した。HPは危険で、かつ検知するのがきわめて困難な特徴を持つ。 爆発後、福島から480km以上離れたところでも見つかっている。もしわれわれのサイトが、日本語サイトだと、おそらく日本政府の特定秘密保護法の検閲にかかって、このビデオは閲覧禁止になっているだろう。以下に、ビデオの簡単な要約を紹介する。
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(ビデオでの話の概要)私は Marco Kaltonです。市民科学者で、現在、ウォセスター工学大学のPh.D candidateです。放射性物質と化学物質の汚染を専門にしており、これらの危険物質が室内でどう拡散するかを調べています。というのは、日常生活においてこうした物質の拡散は非常に重要だからです。
一般的に、室内環境では室外よりも放射性物質等の汚染が滞留しやすいという特徴があります。室外の汚染物質をと取り込むと排出が困難といった事情があるためです。そうなると家族等が24時間被ばくし続けるリスクがあります。
ネットを通じて室内のダストの放射性データを集計した。エアコンフィルターや空調などから。これらのサンプルを簡便な方法で相互比較してみた。対照地域は日本の東北地域、東京、北米とカナダです。
一般的に福島事故の影響については、セシウム134や137の同位元素を評価する。それらの比率の推移をみることは確かに大事である。これらは核分裂生成物であり、もう一つは核燃料のウラニウムと連携するラジウム226である。これらを室内ダストの調査において点検した。
さらに、それらの中にHPがあるかどうかを調べた。われわれは検出したアーティクル(粒子)をX線で分析した結果、 すべてのHPが同一ではなく、モデストなものもあるが、周辺環境の放射能より10倍以上レベルが高いものもある。その場合、地震のマグニチュードがレベル5がレベル3の2倍弱というのではなく、100倍以上の揺れを伴うのと同様に、単純に10倍の汚染度よりはるかに影響が大きい。
HPは極小で体内に入りやすいうえに、高い放射性濃度であるという特徴がある。顕微鏡で観察するとその形状等からどこから来たのかがわかる。粒子に起きた変化によってそれらがわかるのだ。それらを吸収した場合、肺に付着ないし、肺表皮に突き刺さり、将来の肺がん発生の可能性が生じる。その可能性は7%〜70%というところだろう。
したがって、健康影響が大きかったと思われる地域では早急な診断が望まれる。我々の調査のサンプルのうち、たとえば名古屋では、福島から460kmはなれているが、HPは10ミクロン(=10万分の1m)が検出された。こうしたHPはいったん体内に取り込まれると、一生影響を及ぼす。アスベストの吸収と同じだ。
われわれが観察したHPは複数の核分裂生成物の混合物だ。テルリウムやラディウム226から発生したようなものを検出したし、他ではセシウム134,137、コバルト60も検出した。
これらHPの構成物の80%は原発からの核分裂生成物で構成されている。ということは、原発そのものの爆発によって拡散したとみられる。粒子は極小なので、爆発とともに風に乗って遠くまで飛散したのだろう。
(以下略)
http://fairewinds.org/hottest-particle/
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