http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/297.html
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原子力発電所は核兵器を維持する為の補完システムだろうと、考えるのが、妥当ではないのでしょうか。
だから、コインの表ばかり話題にしても、裏についても考えないと、その根絶には程遠いのかと…
それで、先日来、思考してきた事、もはや、原子力はエネルギー源ではありません。http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/233.htmlに加えて、大量殺戮武器としての核兵器の陳腐化についても、思考してみました。 戦争的見地からみた、核兵器と通信傍受http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/625.htmlで述べたことに、少し付け加えます。
現実的に大量殺戮としての核兵器の現実使用は、相手国のみならず、地球環境を深刻に、長期に亘って汚染するのが、誰の目にも明らかですし、もしそこに、将来、敵国の資源獲得や、何らかの現地からの自国に対する利害を求めるなら、なかなかそれが使用される機会はないでしょう。 また、保有に関しても原発同様、莫大な経費と、自国の環境への深刻な汚染の懸念もあります。 このように、ありえない使用の抑止のために、二万発以上も保有する経済整合性は、元々効率の悪い軍事的見地からみても、ないでしょう。
兵器として、原料となるウラン235やプルトニウムさえ入手できれば、もはや、比較的簡単に製造できますし、原子力プラントをこれ以上、エネルギー源として使用することは、さらに、そういう目的の、核テロの機会を提供し続ける危険性があります。 その上、潜在的敵国に対しても、格好の大量殺戮破壊目標であり続けることも追加される、理論的思考でもってしても、何の利得もない馬鹿の象徴でしかないでしょう。
もはや、原子力はあらゆる側面から見て、
その存在価値をなくしてしまったのではないのでしょうか。
その馬鹿の象徴を賛美したり、奨励したり、再び使おうとするものは、
やっぱり“うましか“の”トロイ“人か、売国奴ではないでしょうか。
原子力が破滅の道具である理由。
@燃料製造から、発電中、後も超長期に亘り、莫大な量の有害な放射能を環境に暴露し続ける。
A放射能は、高線量は勿論、低線量でも生物にとって甚大な健康被害をもたらす。
B運転中は海水や湖沼等、大量の水を直接温暖化、また、発電後には膨大な量の放射性廃棄物の崩壊熱として、同じく、超長期間、環境中に熱をばら撒く、温暖化に寄与する。
C経済的にも、燃料製造から放射性廃棄物の管理まで、トータルコストを考えたとき、とてもではないが、1の出力を得るのに、1以下の入力では足りない、エネルギーとして基本的な選択肢に入りえないシステム。(日本において、原子力関連産業が儲かっているようにみえているのは、総括原価方式などという、コストが高いほど、短期的には絶対利益額が出せるが、長期的にはコスト高が経営を圧迫するありえないシステムのせいです。)
D一旦重大な事故が起こると、放射能のために事故のあるべき収束がなかなかできない。
E 核兵器も実際的使用可能性は非常に低いだろうし、世界的情勢を観ても、核兵器が戦争の抑止になっているとは言い難い。その保有に関しても、莫大な費用がかかり、自国の深刻な環境汚染も原発同様で、もはや、有効な武器ではない。
まだ、原子力を使えという、自然科学者は何を根拠に、そう、主張するのかわかりません。
チェルノブイリでさえ、今後どれほどの費用がかかるか、健康被害があるか、わかりません。
これが、原発の、成れの果て http://t.co/LptOs9hsn8
まだ未完成のチェルノブイリ・カバー。 完成時は写真の倍以上になる。重さ3万1千トン、縦150m、横257m、高さ108m pic.twitter.com/C05G9a8PYR
— 中山幹夫 (@nakayamamikio) 2014, 4月 2
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