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福島県沖 原発事故後、魚介類が激増 マダラ10倍超 生態系への悪影響懸念 北海道・函館の学会
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/530499.html
03/31 21:24、04/01 00:22 北海道新聞
東京電力福島第1原発事故で漁業が制限されている福島県沖で、魚介類の数が事故前よりも大幅に増えているとする福島県水産試験場の調査結果が、函館市内で開催中の日本水産学会春季大会で報告された。操業自粛や出荷規制の影響とみられ、主力魚種のマダラは事故前の10倍超となった。同試験場は、このまま増えすぎると生態系に何らかの影響を及ぼしかねないと指摘した。
調査は、2011年3月の原発事故前の3年間に沖合底引き漁船が漁獲した魚介類の量と、事故後の12〜13年に行われた試験操業などの実績を調べ、1時間当たりの量を比べた。
その結果、事故後の漁獲量は1時間当たり233キロと震災前の3・1倍に。このうちマダラが134・5キロを占め、震災前の実に10・9倍に増えた。マダラを含む定着性の魚種の増加が目立ち、ババガレイは6・8倍、アカガレイは5・5倍、キアンコウは6・3倍に達した。
原発事故の影響で福島県沖では現在、約40魚種が出荷制限を受けており、漁獲されずに増え続けている可能性が高い。報告を行った同試験場の山田学主任研究員は「マダラは小さいタコやカニも食べる。増えすぎると生態系への影響が心配」と述べた。
大会は、函館市港町の北大水産学部を会場に28〜31日の日程で開かれ、東北沿岸の環境変化や漁業の復興策、巨大防潮堤の是非など震災関連の研究報告が目立った。(津野慶)
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