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東北電力、東通原発敷地内の活断層を否定できず・・・というか、支離滅裂(笑える)!!
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2014-04-01 原発隣接地帯から: 脱原発を考えるブログ
3月31日に行われた原子力規制委員会の「東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第8回評価会合」、東北電力の説明はボロボロでした。
議論の焦点は、東通原発敷地内にある、活断層状地層が、活断層なのか、そうではなくて、(地層内の一部が膨れて滑った)地すべりなのか、ということになります。活断層なら原発は廃炉ですから、東北電力は必死で、何やら怪しい「モンモリロナイト」が水を含んで膨潤した結果の地すべりだと主張してきたわけですが、あまりうまく行かなかったので、今回はまた怪しい「ハロイサイト」なるものを登場させてきました。
http://www.youtube.com/watch?v=QAXyegBxk-E&feature=share&t=1h22m03s
(↑埋め込みのできない設定になっていますので、外部リンクさせてあります)
(東大・佐藤)「浅いところでもモンモリロナイトの膨潤が、一連のノンテクトニック(非活断層的)とおっしゃる現象の駆動力だと、随分前には主張されていたように思うんだけれども、今はそうではなくて、ハロイサイトになったと」
(東北電・三和)「そうです、!!、そうではなくて、・・・、説明できないところもあるので、よく見るとハロイサイトも関連している・・・、少し新たな観点としてハロイサイトの生成による体積膨張もあるのではないかと・・・」
(東大・佐藤)「たぶんそれは結構重要なところで・・・、(ここからちょっと意訳というか、解釈して書き取りします)膨潤の仕方がモンモリロナイトとハロイサイトではずいぶん違うので、どういう量で含まれているかが重要で、以前のデータでは浅いところでも深いところと変わらずモンモリロナイトが含まれていたはずです(というか、それで浅いところの“断層”も説明してきた)。その膨潤の効果も考えなければならないはずなのに、今回の説明では浅いところはハロイサイトばかりで説明がなされていて、モンモリロナイトの寄与は言及されてない・・・つまり、浅いところの説明はハロイサイト、深いところ(井戸掘って採ったコア)だとモンモリロナイト、ということ(ご都合主義的な説明)で良いのですか。」
http://www.youtube.com/watch?v=QAXyegBxk-E&feature=share&t=1h26m15s
(↑埋め込みのできない設定になっていますので、外部リンクさせてあります)
(東北電・三和)「私どもも当初モンモリロナイトかなぁ、と思っていたところです、・・・現場の状況を見ると・・・ハロイサイトという別の粘土鉱物の生成のメカニズムもある・・・もう少し考えなければいけないと・・・」
ヲイヲイなんですが、それでも延々と東北電力は抵抗しています。あまりひどいので、最後は佐藤・東大教授、切れてます。
「構造運動(活断層)として説明できないことは、まだないんですよ。それに較べて膨潤という説明の方は、『データ揃えなければいけない』とか『待ってください』とか、要するに良く説明できてないんですね。その辺のところをきちんと理解してプレゼンしていただかないと、時間の無駄だと思います。」
「“地層(粘土層)の膨潤”の方が、“活断層”という考え方よりも、よく現地を説明できるから、活断層ではありません」と、東北電力が主張してみせて初めて議論になるのに、最初から、まともに事態を説明できない議論しか出せないんじゃ話にならないよ、時間の無駄だよ、と、そこまで言われてます東北電力。
ま、この言葉を受けて東北電力、「次回は、活断層説では説明できないデータを持ってきます」と見得を切っていますから、次回が見ものですかね・・・またズッコケでしょうが。
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