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まともな作業員がいなくなった福島第一原発
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2014年03月28日 NEVADAブログ
福島第一原発では、専門の作業員がいないための不都合や作業ミスが相次いで出現していますが、
今回発覚しました事案も、「作業員は知らなかった」とされており、まともな知識を持つ作業員が居なくなってきているのがわかります。
報道タイトルは以下の通りです。
【2号機でロボット回収不能=作業員、設定知らず−福島第1】
このロボットはアメリカ製ということで、一体いくらするのかわかりませんが、放射線量が高いために回収は不可能とされています。
これから暑い時期に入り、そのうちに末端の作業員が「やってられない」として集団で退去する事態になるかも知れません。
作業員が現場を放棄すれば、どうなるでしょうか?
東電社員や経産省の役人を投入するしかなくなりますが、その覚悟はあるのでしょうか?
フクイチ行きを命じられて、辞める社員が続出する事態になれば、それこそ、東電は解体するしかありませんが、問題は誰もいなくなっても「核燃料」が残っているということです。
汚染水タンクも当初から3年用として作られており、そろそろ耐用年数がきます。
既に地盤も傾いているかも知れず、そこに震度5以上の地震が襲えば、タンクが軒並み倒壊して超高濃度の
汚染水が福島第一原発内全体を覆う事態になれば、もはやだれも近づくことはできません。
その日が刻一刻と近づいてきているとしましても、我々は何もできません。
ただ、一つ言えることは、そうなれば最悪の場合関東圏には住めない事態になるかも知れないということです。
政府が関東圏住民を全員退避命令を出すことはありませんが、個々人が判断して、関東圏から逃げるしか
道はなくなります。
当社は、和歌山県の海抜20メートル以上にあります自社保有の事務所及び居住用住宅を確保しており、いつでも移れる準備はしており、最悪の事態が起こった際には、何ら問題なく事務を行えます。
最悪の事態が来ないことを祈るしかありませんが、ただ祈って解決するものではなく、その時の準備だけはいつもしておくべきだと思っております。
<報道>
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東京電力は27日、福島第1原発2号機原子炉建屋5階で調査を行っていた米国製ロボットが作業中に転倒し、バッテリーが切れて回収できなくなったと発表した。
東電によると、ロボットは米国製の「ウォリアー」。
今月13日、原子炉格納容器のすぐ上に当たる建屋5階の汚染状況などを調べるため、複数のロボットで床面のコンクリートなどを採取していたところ、ウォリアーが転倒した。
外部から電源ケーブルがつながっていたため、作業員は翌14日に元に戻すつもりだったが、同日朝に確認するとケーブルから電源が供給されておらず、バッテリーが切れていた。
再起動にはロボット本体のスイッチを操作する必要があるが、建屋内は放射線量が高く、回収を断念した。
ウォリアーのバッテリーは、満充電になると自動的に外部からの電源供給を停止する設定になっていたが、作業員は知らなかったという。
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