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福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋の床掃除を担当中に”戦死”したた米アイロボット社製ロボット「ウォリアー」
福島原発2号機で米国製ロボット”戦死” 作業員、設定知らずバッテリー切れに(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=42506
3月 27th, 2014 Finance GreenWatch
各紙の報道によると、東京電力が福島第1原発2号機原子炉建屋5階で調査用に使っていた米国製ロボット「ウォリアー」が作業中に転倒し、バッテリーが切れて回収できなくなっていたと、27日、発表した。「戦死」である。
東電の発表によると、機能不全となったロボットは、米国アイロボット社製の「ウォリアー(戦士)」。今月13日、原子炉格納容器のすぐ上に当たる建屋5階の汚染状況などを調べるため、複数のロボットとともに、床面のコンクリートなどを採取する作業を行っていた。その作業中に一台のウォリアーが転倒した。
ウォリアーには、外部から電源ケーブルがつながっていたため、作業員は翌14日に元に戻すつもりだったという。しかし、同日朝に確認するとケーブルから電源が供給されておらず、バッテリーが切れていた。再起動にはロボット本体のスイッチを操作する必要があるが、建屋内は放射線量が高いため、回収を断念した。
ウォリアーは前後90センチ、左右80センチ、高さ53センチで、重さ250キロ。カメラが4台付いており、遠隔操作で操縦する。 移動速度は時速13キロメートル、階段を上ったり、消火ホースを運んだり、延長ロボットアームを付けて52.3キログラムの物を持ち上げることが可能だ。
ウォリアーのバッテリーは、満充電になると自動的に外部からの電源供給を停止する設定になっていたが、作業員は知らなかったという。原子炉建屋では放射線量が高く、作業員による作業が困難で、ロボットに頼る形となっている。
ウォリアー以外でも、人が立ち入れない危険な場所に潜入して放射性汚染物質を検知する同じアイロボット社の「パックボット」、キネティック社の重さ6.3キログラムの「ドラゴンランナー」は、トンネルや排水溝など狭い場所の探査用、52.3キログラムの「タロン」は有毒化学物質、揮発性ガス、放射能など最大7500種の環境有害物質を検知できる機能を持っている。これら米国製のロボットたちは作業員の危険を代替する形で活躍している。
参考情報http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014032701030
http://amview.japan.usembassy.gov/robots-in-fukushima/
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