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最近の甲状腺検査をめぐる報道について(環境省総合環境政策局環境保健部)
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/131.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2014 年 3 月 24 日 06:08:16: 8rnauVNerwl2s
 


環境省総合環境政策局環境保健部の発表から
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/hodo_1403-1.html


最近の甲状腺検査をめぐる報道について

平成26年3月
環境省総合環境政策局環境保健部

 平成26年3月11日(火)に放映されたTV朝日の番組「報道ステーション」において、福島県「県民健康管理調査」のうち甲状腺検査(以下単に「甲状腺検査」とします。)について報道がなされましたが、事実関係に誤解を生ずるおそれもあるので、環境省としての見解を以下のようにお示しいたします。

1.甲状腺検査の結果と福島第一原子力発電所事故との因果関係について
甲状腺検査をきっかけに甲状腺がんと診断された方について、世界保健機関(WHO)や国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))等の国際機関や、平成26年2月に環境省等が開催した「放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップ」に参加した国内外の専門家からは「原発事故によるものとは考えにくい」とされています。

その理由としては、
これまでに行った調査によると原発周辺地域の子ども達の甲状腺被ばく線量は総じて少ないこと(後述)、

がんが見つかった方の事故時の年齢は、放射線に対する感受性が高いとされる幼児期でなく、既知の知見と同様、10歳代に多く見られたこと、

甲状腺がんの頻度については、限られた数ではあるが、無症状の子どもに甲状腺検査を実施した過去の例でも同じような頻度で見つかっていること(注)、

等があげられており、本報道で中心的に示された、小児甲状腺がんの潜伏期は最短でも4〜5年と言われていることのみを持って判断がなされているわけではありません。

(注)2,869人の高校生に甲状腺触診を行い、1人に甲状腺がんが見つかった事例、9,988人の大学生・大学院生に対し、触診による検査を行い、3人に甲状腺がんが見つかった事例(いずれも震災前に行われた調査です。)などが知られています。

なお、上記にお示しした理由のいくつかについては、本報道でも何人かの識者のコメントとして取り上げられており、報道内容全体をご覧いただけるとご理解いただけるものと思います。
2.福島第一原子力発電所事故直後の甲状腺の被ばく線量について
事故早期の甲状腺の被ばく量について、「内部被ばくのデータが決定的に不足している」との報道がなされていましたが、限られた数ではありますが、事故初期の甲状腺被ばくに関する調査がいくつか行われており、それらから、甲状腺被ばく線量について推計することが可能です。

2011年3月下旬に甲状腺等価線量が高くなる可能性があると評価された飯舘村等において、1080人の小児を対象にした甲状腺線量の測定が行われ、その結果はスクリーニングレベルである0.2μSv/hを超えた方がおらず、低い線量にとどまるものでした。

また、環境省が平成24年度に実施した事故初期の甲状腺被ばく線量の推計に関する事業での評価では、甲状腺等価線量が50mSvを超える方はほぼいなかったとされています。
これらの結果は、別途調査された弘前大学床次眞司教授による推計と同様となっています。

この被ばく線量は、チェルノブイリ事故時の甲状腺被ばく線量と比べると、はるかに低い線量となっています。

以上の見解は、世界保健機関(WHO)や国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))等の国際機関や、平成26年2月に環境省等が開催した「放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップ」に参加した国際的な評価でも同様となっています。


(参考1)外部被ばく線量について
福島県が実施している県民健康管理調査において、「基本調査」として、事故直後4ヶ月の外部被ばく線量の推計を行っています。全県民202万人のうち約46万人の外部被ばく線量の推計が終了しており、県全体では、99.8%が5mSv未満、99.9%以上が10mSv未満であった(平成25年12月31日時点)。この結果については、福島県「県民健康管理調査」検討委員会において「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価しています。

(参考2)内部被ばく線量について
福島県が実施しているホールボディカウンター(WBC)検査による内部被ばく検査については、これまでに約17万9千人が検査を受け、約99.9%以上の方は1mSv未満と相当低い結果が得られています(平成26年1月31日時点)。この結果について福島県では、「全員、健康に影響が及ぶ数値ではない」と評価しています。

上記のように、今までの知見からすれば、福島県の子どもの甲状腺がんは、事故の被ばくによるものとは考えにくいですが、環境省としても、福島県「県民健康管理調査」を積極的に支援し、推移を注意深く見守っていくとともに、これらの正確な情報について丁寧に説明していく取組を進めていく所存です。また、引き続き甲状腺被ばく線量の推計に資する情報を収集するなどして、今後も被ばく線量の評価・再構築を行っていく予定です。
また、甲状腺検査の実施体制や相談体制についていくつかの指摘がなされましたが、福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センターから報道に対する見解が示されていますので、そちらもご参考ください。

(放射線医学県民健康管理センターHP(リンク))
http://fukushima-mimamori.jp/
(平成26年3月11日「報道ステーション」の報道内容についての福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センターの見解(リンク))
http://fukushima-mimamori.jp/urgent-info/2014/03/000125.html


<阿修羅人気記事から>

■福島の妊婦、7人中5人がダウン症や奇形児、流産の恐怖(福島県は「死灰の街」になった)
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■「福島で頭が2つある子供が生まれてる」緑の党木村ゆういち氏
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/500.htm


■福島では頭が平らな赤ちゃんが産まれました。なぜ頭が平らかわかりますか。脳が無いからです。-(エリザベスのヘサヨ)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/330.html


 

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コメント
 
01. 2014年3月24日 06:17:54 : gtqEzts6jg
【社説】甲状腺がん世界1位の韓国、過剰診断・手術防ぐべき(中央日報)
http://japanese.joins.com/article/235/183235.html

19日、医大の教授で構成された「甲状腺がん過多診断阻止のための医師連帯」が公開した甲状腺がんの統計は、私たちを驚かせる。2011年に年間4万人近い人が甲状腺がんの診断を受けたが、これは人口10万人あたり81人で、世界1位の発生率だ。世界平均の10倍を超え、医療が社会化された英国の17.5倍、医療が商業化された米国と比較しても5.5倍にのぼる。何か釈然としない数値だ。

これに関し医師連帯は「患者の90%以上が過剰超音波検査のため」と指摘した。放射能漏出事故など甲状腺がんを大量に引き起こすほどの要因がないにもかかわらずこうした結果が出るのは、病院が健康診断の収入を上げようと過剰に超音波検査をしたためと考えられる、ということだ。さらに世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究所(IARC)によると、2008年の韓国の甲状腺がん発生率は世界1位だが、死亡率は84位だ。それほど危険でない状況で手術を乱発したと疑われるほどの統計だ。

最も大きな問題は、こうした「過剰診断」と「過剰手術」が患者に不必要な身体・心理負担を与えるという点だ。がんの手術は副作用も少なくないうえ、甲状腺を除去すれば生涯ホルモン剤を服用しなければならないという問題もある。がん診断自体も患者と家族に不安感と負担を与える。さらに「過剰医療」は国民の医療費負担にもつながる。2012年には24万人の甲状腺がん患者が約2500億ウォン(約240億円)の健康保険診療費を使ったという統計がこれをよく表している。

しかし医師連帯とは違い、外科医師は悪性の未分化がんやリンパ腺転移のおそれがあるとし、早期診断と手術が必要だと反論している。なら、公信力がある国家機関の健康保険審査評価院が十分な資料と医学的な根拠を確保し、甲状腺がんに対する診断・治療基準を新たに設定する必要がある。治療が必要でない小さながんは健康保険の適用対象から除外することも考慮しなければならない。このすべての作業は患者の福祉と国民医療費の効率的使用という原則に基づいて進めなければならないだろう。


02. 戦争とはこういう物 2014年3月24日 08:27:28 : N0qgFY7SzZrIQ : 2JKp4gCZWY
 甲状腺がんの増加が過剰検査の性と断定するのは時期尚早です。水俣病でも当初食中毒と断定したため対策が遅れた過去が在ります。

『韓国からの発表では、検査方法によって所見の見つかる頻度が大きく異なること、環境要因より遺伝要因が韓国では大きいと見られていること(原発事故等の影響がなければという意味で)、甲状腺がん(乳頭がん)が、近年増え続けていること、米国でも増えていること、小さいもので発見されるものが増えているだけでなく、大きめのものも程度は少ないものの増加傾向にあることから検査機器の向上だけが原因とは考えにくいこと、年齢でいえば10代後半、男子より女子でもともと多く、さらに増加していること等が報告された。』
*放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップ
http://eritokyo.jp/independent/takatori-fnp0031.htm


03. 2014年3月24日 09:45:20 : zhD7d4UOGA
環境省の正式見解は、
数年後に甲状腺がん患者が増加した場合、
国家が大きな判断誤りをしていた証拠になる文章となるでしょう。

04. 2014年3月24日 20:38:03 : lk3WBBFdzw
国際原発マフィアの御用機関の見解やインチキ福島医大の健康調査をもとにしてる環狂省の戯言など誰も相手にしない。
放射能犯罪者の御用機関が自陣に都合が悪くなるような、調査条件や判断基準をまともにやるわけないのは世の常識だ。

報道ステーションの内容のほうがよほど正しい。
なぜなら、御用報道から距離をおこうと宣言した報道ステーションには、環狂省が根拠にしてる御用機関とは異なりウソを言う動機や利益がないからだ。

国、東電、官憲、司法のデタラメが横行してる今日は、発表される数値や見解ではなく、「誰が」それを作ったかがその数値や見解の信ぴょう性を判断するうえでもっとも重要なのさ。


05. 2014年3月24日 22:48:45 : JrN5WTwtAg
@ >原発周辺地域の子ども達の甲状腺被ばく線量は総じて少ないこと(後述、2)
小出京大助教は、ガス状の放射性ヨウ素が、粒子状の6〜7倍あると述べている。

http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/11.3.25tokyomienaikumo.pdf

CTBTOの観測所においても、ガス状のI−131が、粒子状の4〜19倍あったことが分かっている。

http://www.pnnl.gov/main/publications/external/technical_reports/PNNL-21052.pdf#page=54

2011年3月下旬に行われたのは簡易検査であり、全体の55.4%の子どもが「毎時0マイクロシーベルト」の結果となるなど、その信頼性に疑問が残る。

http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/anzen/shidai/genan2011/genan067/siryo1.pdf

水も飲まず、空気も吸わずして、子どもたちが生存しているなどとは全く考えられず、事故直後の汚染状況を鑑みるならば、55.4%もの「毎時0マイクロシーベルト」を出した測定を問題にすべきである。

床次弘前大学教授は、「事故から1か月後にヨウ素131の調査を始め」た。

http://www.jaero.or.jp/data/02topic/fukushima/interview/tokonami_t.html

測定したのは、I−131のみで、他の放射性ヨウ素は被曝の推計から除外されている。

I−131を1.00とした場合、他の放射性ヨウ素が、どの位あるかを示す。

I−131 1.00

I−132 1.49
I−133 2.32
I−134 2.71
Iー135 2.17
合   計 8.69 

福島第一原発周辺住民の被曝量であるから、遠隔地とちがって、I−131に比較すれば寿命が短い、これら放射性ヨウ素による被曝を無視することはできない。

A >(注)2,869人の高校生に甲状腺触診を行い、1人に甲状腺がんが見つかった事例、9,988人の大学生・大学院生に対し、触診による検査を行い、3人に甲状腺がんが見つかった事例(いずれも震災前に行われた調査です。)などが知られています。

高校生ではなく、「甲状腺機能亢進症や慢性甲状腺炎などの甲状腺疾患は女性に多いことが知られているが, 小児期から思春期においても成人と同様の傾向に
あるといわれている」女子高校生(16〜18歳)である。

結節が6人(0.4%)から、見つかった。

福島県の場合、原発事故当時0〜18歳までの男女から、5.1mm以上の結節が、1778人(0.7%)発見されている。5mm以下の結節を含めると3133人、1.2%と3倍になる。 

甲状腺がんが、1人(0.03485%)に見つかった。

福島県の場合は、疑いを含めると、16〜18歳の男女、36人、0.12135%と3.5倍の甲状腺がん発症が見られる。

http://www.hcc.keio.ac.jp/japanese/healthcenter/research/bulletin/boh2004/22-19-22.pdf

大学生、大学院生の場合、検査対象者は、すべて19歳以上の男女である。

そして21歳以上の男女が対象者の64.5%を占めている。

検査が行われたのは、平成12年であるが、論文に「甲状腺癌と診断された4名の健康診断受検歴は,2名が平成10年受検,11年未受検,1名が'平成10,11年受検,1名が平成11年受検しており,いずれも一次検診で異常は指摘されていなかった」とあることから、甲状腺がんが発見された4人のうち、3人は、大学3年生(21歳)以上であることが分かる。

すなわち、20歳以下で甲状腺がんを発症したのは1名である。

大学1、2年生の合計は3471人であるから、甲状腺がんの発症率は1万人あたり、2.881である。

https://docs.google.com/file/d/0B9SfbxMt2FYxMF81UkFYeHdjbmM/edit?pli=1

福島県の場合、事故当時16〜18歳であった男女は30481人である。(母数が大きくなるが、データとしてはこの数字しか与えられていない)

二次検査時点で、19歳及び20歳の甲状腺がんあるいは疑いは、それぞれ、17人と7人である。

甲状腺がん発症率を求めると、1万人あたり7.873となり、大学生の2.7倍となる。

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/260207siryou2.pdf

環境省が、どんな意図を持って、この資料を注に挙げているのか、真意を測りかねるが、いずれも福島県における異常事態を浮き彫りにする結果になっている。

参考2で挙げられている福島県が行ったWBCは、測定器がキャンベラ製のFastscanで、Cs−137の検出限界値が250Bqであり、Cs−134の検出限界値と会わせると400Bqを超え、体内にあるK−40も検出限界以下と表示されるなど、全く信頼性のないものである。


06. 2014年3月25日 21:52:44 : SgzmIF0BTw
白石草 ‏@hamemen 3月23日
環境省が報ステの甲状腺がん特集について、ネットに見解を掲載した件。桐生参事官は「番組に誤りはなかったため抗議はできなかったが、何かしなくてはと掲載した」と説明する。

誤りはなかったのです。
環境省お墨付きです。
4153番は原発カルト(不幸)の狂信者ですから見境なく飛びつきます。
気をつけましょう。
ブ男イタコ


07. 2014年3月26日 04:44:30 : yUeSqaQpew
セシウムより強力に内部被爆させるストロンチウムだが、被爆によってがんなどの病気引き起こす晩発性の危険をもち、表に出ないストロンチウのム密度はセシウムの400分の1でも危険度は300倍とされる
http://inventsolitude.sblo.jp/article/86035190.html

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