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東電福島原発 ALPSによる処理済み保管タンクに未浄化汚染水流入の可能性 これまでの作業全部ムダに(?)(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=42224
3月 19th, 2014 Finance GreenWatch
東京電力福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」が異常発生で、3系統全部が停止状態となった問題で、東電は19日、ALPSで処理した浄化水を保管していたタンク21基に、高濃度の汚染水が流れ込んだ可能性があると発表した。
ALPSは試運転中で、来月から本格運転を目指しているが、今回のトラブルで本格か同は極めて厳しいといえる。
東電によると、それまでALPSで処理・浄化した水は、トリチウムの除去ができないため、いったん、敷地南側にある「J1エリア」と呼ばれるタンク群に移送していた。ただ、容量が1基当たり1000tのタンク21基がそれらの保管に当てられているが、タンク全体がつながっているため、浄化できなかった汚染水が21基全体にに行き渡った可能性があるという。
そうなると、これまでの試験浄化で処理した処理水がすべて無意味だったことになる。ALPSは昨年3月から試運転しており、一日平均の処理量は約180t。東電福島第一原発で発生する汚染水は一日約400tなので、フル稼働しても半分以下の能力しかない。しかし、今回のように3系統全部が止まると、400t全体が未処理のままとなり、貯蔵タンクの逼迫感が高まることになる。
東電によると、多核種除去設備(ALPS)B系出口水の全ベータ濃度に高い値が検出されたことから、ALPSのA,B,C各系統の出口水、下流側のサンプルタンクA,B,C及び移送先のJ1エリア(D1)タンクの全ベータ放射能濃度の分析結果を公表した。
・A系出口:2.7×10^2Bq/L(採取日:3月17日)
・C系出口:2.2×10^2Bq/L(採取日:3月17日)
・B系出口:1.1×10^2Bq/L(採取日:3月14日)
・B系出口:1.4×10^7Bq/L(採取日:3月17日午前10時45分)
・B系出口:1.1×10^7Bq/L(採取日:3月17日午後2時15分)
・サンプルタンクA:5.1×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
・サンプルタンクB:3.6×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
・サンプルタンクC:9.2×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
・J1エリア(D1)タンク:5.6×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
これらの結果について東電は「通常と同程度の値であり、除去性能に異常はみられない」としている。今のところB系からの漏えい等の異常は確認されていない。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1234849_5851.html
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