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私や我が子がクレーマーとされないように、給食危険食材回避で主張した事、横浜の小学校。滋賀県話二題。
2014-03-19 05:07:05 | 福島第一原発
このメールを読んでいて、おそらくこのメールの方のように、立論だった主張を、皆さんが出来るのかどうかは、難しいかもしれません。でも、ここまで論を立てていくと、その論の緻密さに相手は負けていきます。僕はお子さんが汚染地にいることをよいと思わない立場ですが、それしか選択肢が取れない場合には、こうしたことを限界までおこなうしかないだうとは僕も思います。
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初めてメールさせて頂きます。
毎日、拝見させて頂いています(メルマガも購読してます)。
いつもありがとうございます。
長女が小学校に上がる際、担任の先生と面談し、海産物に替わるお弁当を持参すること、食材により残す自由を確認しました。
その際、以下のことを確認しました。
1:この子達は、絶望の世代です。親や先生が、毒物が入っていると本当は知っていながら、怠慢−逃避−無責任さで、子ども達に毒物を食べさせ、その犠牲になったことへの絶望と怒り、生命の不安と虚無の蔓延する時代を生き抜かなければならない世代です。
2:教育現場として、生命健康にかかわることを調べないのは、教育者として問題である。自分で考え判断するという学習指導要領の根幹、生きる力を、教師が身をもって子どもに示し、放射能汚染から子ども達を守ってください(学校側は当然ですと答えざるを得ませんでした)
3:長女は給食が汚染されていることを知っています。先生も汚染されていることを知っていると、長女に伝えます。学ぶことの大切さを説く先生が、調べれば簡単にわかる汚染食材について、知ろうとしていないとは、子ども達の健康を守る意識がないとは、子どもに思われてはまずいでしょう!
4:クラスで病気になる友達が出てきたとき、先生が無理やり食べさせたせいだと思われないように、してください。長女はよく理解してますし、今やネットで、小学生でも調べて現実を知ることができます。
子どもたちが、矛盾はあっても、先生、大人、人間を信じることができるように、子ども達が誠意を受け取れるように尽くして下さい。
5:絶望と虚無を越える力を、教育で育てなければ、人間性の荒廃で恐ろしい時代になるでしょう。自分で考え判断し切り開ける生きる力の育成に期待します。(無理な課題とは承知ですが、汚染食材を拒否し自分を持って生きる児童を希望と見て、大切に独自性を育ててもらうために、方向性を確認しました。)
クレーマー、面倒な児童と思われないために、
教育者としての正義、なすべきことを、共に守り育てましょうという立位置で確認しましたので、
たった独り、美味しそうでも食材により残すことは「しっかり自分で判断して貫けている」と、誉められています。
先生側に、給食拒否の児童を守り応援することが正義、罪悪感からの逃げ道と思ってもらえると、やりやすいと思います。
学校側と確認したこととして、次のこともありました。
学校給食が汚染されていないという証明は、保護者がなすべきことではありません。学校、横浜市の責任です。
問い合わせは教育者としての責任で行い、児童の健康を損なう恐れがないと判断するなら、その判断根拠を教育者の危機対応の見本として、示してください。
私は、現状の検出限界値では健康を害さない保証はないと思いますし、ストロンチウム等の検査がされていない以上、汚染を否定できないと思っています。
と、伝えました。
あくまで、教育者としての当然の理想の姿、子どもを愛するなら当然の姿を求めただけです、と明確にしました。
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この方のやり方として、うまいと感じたのは、相手と部分的にでもシンクロしようとしている事です。相手を追いつめず、子どもに対して、この給食の状況を踏まえて、危険食材の回避を容認させる為の、心理的なルートを用意していること。要は相手に言い訳を残していること。
「罪悪感からの逃げ道」という感覚は現実的と思います。
こうした心理的な感覚は、ネゴシェーションの際には、役に立つと僕も思います。
ただし、もう一言、踏み込んで言わせてください。
ここまで、交渉能力の高い方なら、そこに我が子を置かなくてすむ方法は本当にないのか、もう一度、考えてみてください。
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