http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/831.html
Tweet |
福島で告訴したのになぜ東京で検査審査会になるのか?福島原発告訴団 強制捜査編(動画・文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3611.html
2014-03-18(09:38) みんな楽しくHappy♡がいい♪
【福島原発告訴団】
「沢山の被害者がいるのに加害者がいないのはおかしなことです」武藤類子さん3/1(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3592.html
そして私たちの告訴告発は全員不起訴となりました。
現在ここ、東京の審査会に申し立てをしています。
11人の東京都議が検察の判断の是非を審査しています。
また同じ日に郡山市市議会議員の蛇石郁子さんも下記のようにスピーチしています。
原発事故の告訴告発は不起訴になり、検察審査会に移っております。
東京都民から選ばれる議員の皆様には、ぜひ「あなたの愛する人が苦しんでいる」
そう思って審査に臨んでいただきたいと心から願っております。
よろしくお願いいたします。
福島で告訴したのになぜ東京で検査審査会になるのか?
私には意味がよく分からなかったのですが、その事についてのYoutubeがありましたので、
文字起こししました。
福島原発告訴団 強制捜査編 2014年2月5日
福島原発告訴団、団長の武藤類子です。
こんにちは。
私たち福島原発告訴団は2012年3月に結成されました。
事故によりおびただしい被害が起き、いまだに過酷な状況が続いているのに、
誰の責任も問われないまま全てが曖昧にされていく。
それではいけないと思っています。
2012年6月12日に福島地方検察庁に福島県民1324人で告訴状を提出しました。
その後全国の方に呼び掛け、11月に第二次告訴という事になりました。
告訴告発に参加された方は、全部で1万4716人です。
私たちは「不起訴決定」についての説明を聞くため検察に足を運びました。
しかし検察は何一つ核心に触れることなく逃げ腰の言い訳を繰り返すばかりで、
私たちには納得できるものではありませんでした。
このような事でよいのでしょうか?
皆さんにも是非考えていただきたいと思います。
2013年9月11日の北海道新聞です。
「全員不起訴 先に結論」という見出しですが、
始めから捜査に及び腰の当局が捜査をしているふりをして時間を潰し、ついに強制捜査を一度もせずに、
あらかじめ決めてあったかに思える、不起訴を表明していくまでの過程をレポートしたものです。
これが日本の司法なのでしょうか?
普通、多くの被害者を出した事件の場合、
すぐに検察や警察が動き、関係した企業は取り調べを受け、事業所は家宅捜索を受けます。
2012年12月2日
中央自動車道の大月ジャンクションと勝沼インターチェンジの間にあるトンネルで天井板が落下し、
9名が死亡する事故が起きた。
12月4日、山梨県警は中日本高速道路本社など6か所を捜索し、
約550点の関係書類を押収した。
2012年10月31日
金沢市のホテルで清掃会社の女性従業員が業務用エレベーターに挟まれて死亡した。
毎月点検していたエレベーターがなぜ暴走したのか?
石川県警は名古屋市のシンドラー中部支社と金沢市のメンテナンス会社を家宅捜索したのにとどまらず、
11月5日シンドラーエレベーター本社を家宅捜査した。
2013年11月15日午後4時過ぎ
千葉県野田市二ツ塚の廃油精製工場で爆発があり、作業員二人が死亡。
16人が重軽傷を負った。
県警と野田市消防本部は16日業務上過失致死障害容疑でセンター内の現場検証をした。
さらに県警捜査1課などは21日午後業務上過失致死の疑いでエバーグリーン本社に家宅捜索に入った。
海渡雄一弁護士:
強制捜査というのは、犯罪が行われた時に証拠があると思われる場所に、
警察や検察庁が裁判所の令状を取って踏み込んで関連する証拠を全部押さえていくという事なんですけれども、
通常こういう大きな事故が起きた時にはですね、直ちに事故現場を保全する必要がありますから、
すぐ強制捜索が行われるケースが多いです。
そういう例が最近にも笹子トンネルの事件なんかでもあったと思うんですけれども。
今回の場合確かに「すぐに強制捜索しにくかった」という事情としてはですね、
「事故の収束作業をしていた」という事があると思うんですね。
ま、時期を逸した部分があるかもしれませんが、
でも、刑事告訴告発が行われた段階で、
東電の本社なり福島の発電所の中に重要な資料は全部あったわけで、
それを直ちに抑えるという作業は出来たと思います。
武藤:
私たちが納得できない点は他にもあります。
私たちは福島地検に告訴をしました。
しかし、突然の「移送」という手続きのために結論は東京地検から出されました。
この点についても納得できません。
海渡雄一弁護士:
「移送」というのはですね、非常に突然行われた訳ですけれども、
何度も私たちは、もともとこの事件は福島の地検に告訴していて、
それは仮に不起訴になった時もですね、
福島県民から選ばれている検察審査会でこの審査をしてもらうという事が想定されていたというか、
万が一の時にはそうしたいと、その意向もはっきり検察庁には伝えていました。
「この証拠は必ず福島地検でやって下さいますね」と、
ま、東京地検と共同調査になっていましたから。
で、福島地検ではどう言ってきたかというと、
「東京地検に告訴告発されたものは東京地検で判断する」と。
「福島で出されたものは福島で判断する」というふうに言われていました。
それが突然福島から東京に移送して、そしてその直後に両方まとめて「不起訴」という事にしたわけで、
これは、「検察審査会の場所を福島から東京に移す」という事を唯一の目的としてなされたものだと思うんですね。
そういう意味で福島県民と、やっぱり東京都民とではですね、
この事故の深刻さという事についての認識に違いがあると思うんですけれども、
その点を見越したうえで、検察審査会で検察庁が敗北しないようにするために無理やりやった。
本当に許し難いやり方だったというふうに思っています。
武藤:
福島第一原発への現場検証も東京電力本社への家宅捜索もないまま
検察は私たちが告訴をした2年3か月後の2013年9月に不起訴処分を出しました。
私たちはこのような事は到底納得できません。
2013年9月9日の不起訴決定を受けて
福島原発告訴団は検察審査会への申し立てをしています。
「起訴相当」にむけて皆さまのご支援をお願いいたします。
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素36掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。