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毎年3月にセシウムが急上昇 首都圏の“外出危険度”は?
http://gendai.net/articles/view/life/148681
2014年3月13日 日刊ゲンダイ
3月が突出/(C)日刊ゲンダイ
例年、この時期になると首都圏で放射線量が急上昇するというから、要注意だ。2011年3月の原発事故の直後、都内には8000ベクレル以上のセシウム134、137が降下した。あれから3年。現在、セシウム137の値は毎月1〜2ベクレル程度で推移しているが、なぜか3月になると10〜20倍に数値が跳ね上がるという。
毎月、1平方メートル当たりにどれだけのセシウムが降ったかを測定・公表している「東京都健康安全研究センター」の担当者に聞いた。
「原発事故以降、3月になると放射性セシウムの降下量が増えます。はっきりした理由は分かりませんが、東京周辺の地表に残っているセシウムが土ぼこりなどに付着して大気中に舞い上がり、降雨や風で降下すると考えられます。今月はまだ測定結果を公表していませんが、恐らく今年の3月も数値は上がると予想されます」
■子供は土遊びを控えた方がいい
昨年3月は、首都圏の空が煙霧で真っ黄色に染まった。この時季は雪解け後で地表が乾燥し、大気中に土ぼこりが舞い上がりやすいのだ。12年3月は18ベクレル、13年3月は42ベクレルのセシウム137の降下量が測定された。月40ベクレルだと、人体にどんな影響があるのか。元大阪市立大学大学院教授(環境政策論)の畑明郎氏がこう言う。
「<月5ベクレル以下なら安全>と唱える学者がいますが、これはまったく根拠のない俗説です。低レベル放射線の健康被害は分かっていないこともあり、まだまだ研究が必要ですが、<発がん物質に安全値はない>という説が世界では常識です。つまり、どんなに少なくても被曝量に応じて、発がんの影響があると考えられているのです。ですから、3月中の乾燥した日はマスクなどで予防した方がいいでしょう。幼い子供がいる家庭は、しばらく土遊びも控えた方がいいかもしれませんね」
用心するに越したことはなさそうだ。
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