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川内原発再稼働でまた放射性ヨウ素が増加するし、その他の問題も。
川内原発は既に運転停止をしてから2年と半年程度経過している。だから、半減期が約8日のヨウ素131とか、半減期約5日のキセノン133などはかなりの程度減少している。こういった半減期の短い放射性物質は再稼働するとすぐに原子炉内に溜まりだす。ウェットベントをしてもあまり水に吸収されないものも多く、フィルターベントが付いていない川内原発では、ベントをすればかなりの放射能漏れにつながる。
川内原発がある地域は地下に花崗岩が多く、日本の中では地盤が硬い地域だ。地下に花崗岩の大きな岩盤があると、震源が遠く離れていても地震波が花崗岩との境界で変化したり増幅されたりして、上部にある建造物へ地震衝撃波を伝えることがあるようだ。
1997年に鹿児島県北西部地震があり、マグニチュード6.6と6.4の地震が川内原発の近くで2か月余りの間に起こっている。川内原発は川内川と言う一級河川の河口にあり、川は活断層の近くに形成されることが多い。
なによりも、鹿児島は日本の西の端にあり、西風が卓越する日本において、福島第一原発と同じ規模の事故が起これば、沖縄を除いて日本全てが居住不可能になるのは明らかだ。
九州は全国的に見て東北と同様地熱発電の適地であり、鹿児島県も川内原発の地元の薩摩川内市も地熱発電の適地だ。原発再稼働をするというのであれば、同時に原発廃炉の時の代替えエネルギー確保を目指して地熱発電開発を始めるというのが筋ではないだろうか。
2014年03月13日23時30分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:44486
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