http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/712.html
Tweet |
「秋葉龍一のねごと」ブログ
http://akiba1.blogspot.jp/
ドイツのテレビ・ドキュメンタリー「フクシマの嘘」(其の参)が描いた、原子力ムラに牛耳られるわが美しきニッポン
30分のテレビ・ドキュメンタリーである。
この短い尺で、原発爆発以後のフクシマの実態、そして原子力ムラに思うがままコントロールされる日本という国家と国民の姿を余すことなく描写している。
そう「コントロール」されているのは汚染水ではなく、ぼくたち日本人のマインドなんだ。
安倍晋三とそのエピゴーネン、原子力ムラの住人、そして東電にとって、汚染水をコントロールするより、日本人をコントロールするほうがたやすいとふんでいるのだ。
ぼくたちは、彼らから徹底的になめられている、というわけだ。
福島の原発事故以降、この最大の惨事、いや人類史上最悪の犯罪にたいして、この国、日本では数多くのドキュメンタリーや報道がなされてきた。
だが残念ながら、このドイツのテレビ映像のような、この犯罪の核心というか真実へ肉薄したものをぼくはまだ見ていない。
原子力ムラというカネのためなら、人が死のうが苦しもうが、いやこの日本、この地球が滅ぼうとも意に介さない者どもに、ぼくたちはこのまま愚弄され、蹂躙されつづけるのだろうか……。
この映像を見ながら、そんな怒りと絶望が、ぼくの胸をいっぱいにした。
怒りを歓びに、絶望を希望にスイッチするにはどうすればいいのか。
それにはまず、怒りを怒りとして、絶望を絶望として、しっかりとわが全身に叩き込むことだろう。
そこからしか、真の歓びや希望は見えては来ないだろう。
ぼくたちはきっと、怒りのまま、絶望のまま、この世を去りたくはないのだから。
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素36掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。