http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/671.html
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/73566
(西日本新聞 2014/3/5)
運転停止が続く九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)のそばの海域で、生態系が変化している−。独自に潜水調査した地元のダイバーが明らかにした。キビ ナゴやギンガメアジなど南方系の魚がいなくなり、稼働時には見られなかったコンブ科の海藻が育っているという。研究者は「原発からの温排水による海水温の上昇が止まり、本来の生物が戻ってきた」とみる。
調査したのは佐賀県唐津市のダイビングショップ経営浪口志郎さん(67)。2月26日、玄海原発1、2号機の放水口から沖に約5メートルの海中をビデオ撮影。原発が4基とも稼働していた2006年の同じ日に、同じ場所で撮影した映像と比較した。
8年前はむき出しだった岩肌には、南方系の魚が好んで食べていた海藻が育ち、海底にはナマコやアワビ、サザエも。泳ぐ魚はメジナやクロダイなど周辺の海域とほぼ同じだった。
九電によると、原発ではタービンを回す蒸気の冷却に海水を使い、その過程で最大7度上昇した水を海に戻す。原発稼働時の温排水放出量は1、2号機で毎秒 74トン、3、4号機は同164トン。原発停止中も使用済み核燃料を冷却させるが、温排水の量は少なく、温度も海水とほぼ変わらない。
京都大学舞鶴水産実験所長の益田玲爾准教授(魚類心理学)は「原発稼働時、近くの海水は周辺より約2度高い。関西電力高浜原発(福井県)のそばに潜っても、南方系の毒ウニが死滅し、特産のムラサキウニが増えていた」と話す。
------(引用ここまで)-------
ご存知の通り日本全国の原発が停止中ですが、原発周辺の海洋環境が改善された、
昔の魚介類が戻ってきた、というまことに喜ばしいニュースがあちこちから報告されています。
原発停止で周辺の海洋環境が劇的に改善 (鹿児島県川内原発)
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/494.html
クジラ、ウミガメの死体漂着がゼロに
(日刊SPA! 2013/11/26)
http://nikkan-spa.jp/543714
福井県若狭湾の原発停止で北方系の魚介類が戻ってきた
(日刊SPA! 2013/12/20)
http://nikkan-spa.jp/549459
泊原発(北海道) 激減していたスケソウダラの漁獲量が1.5倍に
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1841
http://takatukigomi.sblo.jp/article/82437622.html
これらの事実から、エネルギー変換効率が1/3しかない原発が残り2/3の廃熱で海洋を暖めており、
もし地球温暖化が事実であれば、その元凶であることは議論の余地がありません。
危険のみならず、温排水で海の生態系を破壊する原発は即刻廃炉にすべきでしょう。
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