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福島沖20km圏内から セシウム濃度1070ベクレルのドチザメ検出 東電調査(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=41776
3月 7th, 2014 Finance GreenWatch
1000ベクレルを超えるセシウムで汚染されているドチザメ
東京電力は7日、福島第一原発から20km圏内の海域で昨年10〜12月期に実施した魚介類の放射性物質核種分析調査結果を発表した。それによると、第二原発沖2km辺りで捕獲したドチザメから1070ベクレルを検出したほか、クロソイからも400ベクレルを検出するなど、前期(7〜9月)より魚類の放射性濃度が高かった。
福島原発事故による魚介類の調査は福島県が定期的に実施しているが、東電も別途、福島第一原発隣接港湾内と、港湾から20km圏内との調査を実施している。今回公表した20km圏内調査は、福島県の定期検査とほぼ対象領域が重なる。沿岸部の刺し網漁、沖合での底引き網漁で捕獲した魚類を調査した。
今回の調査では39の魚種のうち、食品基準1kg当たり100ベクレルの基準を超過したのは、ドチザメ、クロソイ、コモンカスベなど9種。基準以下だったのはヒラメ、アイナメ、ホウボウなど。対象期間の271件の検査のうち約90%は基準以下だった。全体的にヒラメやアイナメなどの濃度低下がうかがわれるとしている。
個別でみると、ドチザメが1000ベクレルを上回ったほか、クロソイも400ベクレルと、前期(7〜9月)の最高値だったコモンカスベの390ベクレルをいずれも上回った。その他はマコガレイ322ベクレル、カスザメ279ベクレル、ババガレイ253ベクレルなどとなっている。
魚種では、サメのように大型で雑食性の魚類に多めのセシウム蓄積がみられる。魚類の放射能蓄積と、食性、流出する放射能量のメカニズムは十分に突き止められていない。東電も、「餌と生息環境(海水、海底土等)、移動等の生態特性が影響していると推定されるが、メカニズムの解明が今後必要」と課題を上げている。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140307_05-j.pdf
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish01_140307-j.pdf
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