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原発事故「風化感じる」77% 福島県民、共同世論調査
http://www.asahi.com/articles/ASG33462DG33UZPS002.html
2014年3月4日05時51分 朝日新聞
朝日新聞社と福島放送による福島県民を対象とした世論調査で、国民の間で福島第一原発事故の被災者への関心が薄れ、風化しつつあると思うか、と尋ねたところ、「風化しつつある」は77%で、「そうは思わない」の19%を引き離した。
昨年3月の調査では72%対25%だったので、風化を感じる人が少し増えている。今年2月の全国世論調査で同じ質問をしたところ、69%対27%だったので、福島県民の方がより風化を感じていることがうかがえる。
また、福島の復興に道筋がついたかどうか、尋ねたところ、「大いに」「ある程度」を合わせた「ついた」は17%で、「あまり」「まったく」を合わせた「ついていない」は82%に達した。昨年3月の18%対80%とほとんど変わっていない。
2020年の東京オリンピック開催で「福島の復興にはずみがつく」と答えた人は12%にとどまり、「後回しにされる」の77%が大きく上回った。昨年10月の全国調査では、東京五輪で「東日本大震災の復興にはずみがつく」は37%、「後回しにされる」は46%。質問文が異なるため、単純に比較できないものの、全国民と福島県民では温度差が感じられた。
一方、福島に住んでいることにストレスを「感じている」は「大いに」「ある程度」を合わせて67%だった。昨年3月調査での75%、一昨年の80%より減っているものの、依然として多い。
放射性物質が家族や自分に与える影響について不安を「感じている」は「大いに」「ある程度」を合わせて68%。こちらも昨年の76%、震災半年後の91%より減っているが、多数派だ。
福島県産の食べ物について、抵抗を感じるかどうかも聞いた。「感じる」は「大いに」8%、「ある程度」38%で、計46%。「感じない」は「あまり」30%、「まったく」24%で、計54%。男性は「感じる」は41%で、女性は50%とやや高めだった。今年2月の全国調査で同じ質問をしたところ、全体で「感じる」は40%、「感じない」は59%だった。
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〈調査方法〉 1、2の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、福島県内の有権者を対象に調査した(一部地域を除く)。世帯用と判明した番号は1858件、有効回答は1000人。回答率は54%。
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