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政府案「原発はベースロード電源 再稼働を」
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7565665.html
2014年02月28日16:25 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
政府は25日、原子力関係閣僚会議を開いて、原子力発電を時間帯にかかわらず、一定の電力を供給する「重要なベースロード電源」と位置づけるとともに、安全基準に適合すると認められた原発の再稼働を進めることなどを盛り込んだ新たな「エネルギー基本計画」の政府案をまとめました。
国の新たな「エネルギー基本計画」を巡っては、去年、経済産業省の審議会が原案をまとめましたが、与党側から異論が出たことから政府内で文言の修正が検討されていました。
これについて政府は25日、原子力関係閣僚会議を開いて、政府案をまとめました。
それによりますと原発の位置づけについては、原案の「基盤となる重要なベース電源」から「基盤となる」という部分を削除したうえで、「重要なベースロード電源」となっています。
「ベースロード電源」とは、昼夜を問わず一定の電力を供給できるという意味で、経済産業省は原発への依存の度合を示すものではないとしています。
また、原発の再稼働については「原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し原子力発電所の再稼働を進める」として、これまでと同様安全基準に適合すると認められた原発は、再稼働を進めるとしています。
さらに使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」では、原案では「着実に推進する」としていましたが、今回は推進を基本的な方針としたうえで、「今後の原発の稼働量など状況の進展に応じて戦略的柔軟性を持たせながら対応を進める」としています。
一方で太陽光や風力、地熱などの再生可能エネルギーについては、「温室効果ガスを排出せず、国内で生産できるためにエネルギー安全保障に寄与できる有望かつ多様な国産エネルギー源」と位置づけ、「2013年から3年程度、導入を最大限加速していき、その後も積極的に推進していく」と、積極的な導入を図る方針を盛り込んでいます。
政府はこの政府案を与党側に示し、与党の議論を踏まえて閣議決定を目指すことにしています。
「公約実現するか議論」
自民党の石破幹事長は、記者会見で、「再生可能エネルギーの比率を上げ、原発への依存度を下げるというのが自民党の公約であり、党内で意見の対立があるわけではない。政府の考え方をよく聞き、基本計画をきちんと点検して、党の公約が実現するのか、『経済の好循環』と整合性がとれるのかなどについて、党内で議論していきたい」と述べました。
「国民によく説明を」
公明党の山口代表は、記者会見で、「『ベースロード電源』などの新しい表現について、国民にどういう内容なのかをよく説明する必要がある。与党内でも、国民に内容を理解してもらえるような議論をしていかなければならない。そうした議論を経て、政府・与党のコンセンサスを形成したい」と述べました。
表現の意味を明確に
民主党の櫻井政策調査会長は、記者会見で、「『ベースロード電源』という表現の意味がよく分からず、明確にしてもらいたい。安倍政権は、安全性が確認された原発から再稼働を認める方針のようだが、より大事なのは地域の住民の同意であり、それが再稼働の条件だ」と述べました。
そのうえで、櫻井氏は、「民主党は2030年代に原発ゼロを目指し、できるかぎり原発に依存しないようにすべきだという考えだ。安倍政権のように原発を推進する立場とは明確に一線を画している」と述べました。
「閣議決定の期限は決めていない」
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「エネルギー基本計画について、関係閣僚で議論を行い、了承した。今後は与党との調整を進めたあと、閣議決定を行うことになる。国民生活と経済活動に直結する極めて重要な問題なので、『いついつまで』が期限ということではなく、与党としっかり協議し、丁寧なプロセスを経たうえで閣議決定したい。特別、閣議決定の期限は決めていない」と述べました。
「数値盛り込めないのは当然」
新たな「エネルギー基本計画」の政府案で具体的な数値目標などが盛り込まれていないことについて、NRC=アメリカ原子力規制委員会の元委員でスリーマイル島原発の事故対応に当たったピーター・ブラッドフォード氏は「福島で想定外の原発事故があったことから、今回のエネルギー計画案で今すぐに原発に依存する比率など数値を盛り込めないのは当然のことだ」と話しています。
「世界が動向を見ている」
また、国会の原発事故調査委員会の委員長として東京電力福島第一原子力発電所の事故原因などの解明に当たった黒川清氏は「いちばん大事なことは、福島での原発事故をきっかけに日本がどのように変わり、日本のエネルギー政策にどう反映されているのか、世界が動向を見ているということだ」と話しています。
NHK NEWSWEB 動画あり 2月25日 12時22分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140225/t10015511311000.html
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【原発が「ベースロード」にならない5つの理由】東京新聞こち特2/26
http://t.co/WcVRBglEG0
◆1 事故原因不明
◆2 広域避難は困難
◆3 核燃サイクル破綻
◆4 使用済み燃料
◆5 東電の責任あいまい
— 水無月 (@minadukiG) 2014, 2月 28
とにかく,再稼働も原発輸出も福島の放射能流出を止めてからじゃないと,言う資格ないでしょ。
ドイツ人のように正直に怖がるという感覚が死んでしまっているのかも。 @tkchmsysh 先日、ドイツで…「日本はあんな事故があったのになぜ原発を続けるんだ?」と聞かれた…ずっとそれが聞きたかった様子。「ぼくたちだって信じられない。」と答えたけど、本当にどうしちゃったんだろうね。
— バジル (@basilsauce) 2014, 2月 27
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