http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/455.html
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チェルノブイリ汚染地区で開かれているソチ・オリンピック
http://onodekita.sblo.jp/article/87897882.html
2014年02月20日 院長の独り言
史上最大のカネをかけて、ソチオリンピックが開催されています。日本人選手も金メダルほか、活躍していますね。
しかしながらおかしなのは、演技時間。そもそもソチと日本の時間差は、5時間程度なのになぜこうも変な時間なのでしょうか。たとえば、女子フィギュアは、
日本時間 午前0時〜午前5時
現地時間 午後7時〜午前0時 (真夜中)
イギリス 午後3時〜午後8時
米東海岸 午前10時〜午後3時
米西海岸 午前7時〜午後0時
ヨーロッパ、米国で視聴率がとれる時間に放映されていることは明らかです。(これより早くすると西海岸が眠っています)東京のオリンピックでも、陸上競技などは、暑さを避けるという名目で、午前様で決勝が行われるのではないでしょうか(幻のオリンピックに終わらなければですが)
このソチオリンピック、考えられない費用をロシアが投じています。
ソチ五輪:総費用4.8兆円、史上最高 汚職、横領の噂も毎日新聞 2013年08月07日
http://mainichi.jp/sports/news/20130808k0000m050026000c.html
(前略)
予算膨張はジャンプ会場に限らない。ロシアがソチ五輪の誘致に成功した07年、総費用は120億ドル(約1兆1690億円)と算定されたが、実際は500億ドル(約4兆8700億円)に達する見通しだ。これは北京五輪の430億ドル(当時約3兆4000億円)を上回り、五輪史上最高となる。当初予定の4倍以上に及ぶのも過去の五輪で例がない。
(後略)
放射能汚染−チェルノブイリから600キロ程度離れているとはいえ、ソチはそれなりに汚染されています。
比較していただくとわかるかと思いますが、黒海の右側やや赤くなっているところ(10,000Bq-40,000Bq/m2)がソチの位置。
チェルノブイリ極秘―隠された事故報告 [絶版]
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582740111?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4582740111&linkCode=shr&tag=hamutaro00-2
アラ ヤロシンスカヤ (著), Алла Ярошинская (原著), 和田 あき子 (翻訳)
をよみますと、ソチの汚染が記述されています。p.211
1986年5月はじめに降下物が増加したあと、空間線量が測定された。例えば、ソチでは一時間あたり120マイクロレントゲン(1.2μSv/hr)、アナパ、ラザレフスコエ、カネフスカヤでは一時間に60マイクロレントゲン(0.6μSv/hr)、クシェフスカヤとゴールナヤでは一時間あたり35マイクロレントゲン(0.35μSv/hr)に達した。半減期の短い放射能の崩壊にともなって、空間線量は急激に低下した。一九八七年には、例えばソチでは一時間に35マイクロレントゲン(0.35μSv/hr)を越えておらず、一九八八年には20マイクロレントゲン(0.2μSv/hr)、現在は自然なバックグラウンドのレベル一時間あたり10-15マイクロレントゲン(0.1-0.15μSv/hr)にある。
セシウム即の地表汚染について言えば、ソチでは一平方キロメートルあたり平均0.4-1.4キュリー(14,800Bq/m2- 51,800Bq/kg およそ 200Bq/kg〜800Bq/kg)、トゥアプセでは0.34キュリー(12,580Bq/m2)、ゲレンジク、ノヴォラシlスク、アナパ、クラスノダールでは一平方キロメートルあたり0.1キュリー(3,700Bq/m2)になった。この地方の他の居住地点では同様か、もっと低い数値であり、ガンマ線による空間線量は、自然放射能のバックグラウンド値、つまり一時間あたり10−20マイクロレントゲン(0.1-0.20uSv/hr)と本質的に違っていない」
イズラエリはまた、この地方では「汚染の程度は上記の値よりいくらか高い」局所的な「しみ」が存在する可能性があると警告している。「例えば一時間あたり90−600マイクロレントゲン(0.9-6.0uSv/hr)のガンマ線の強さを持ち、面積は一平方メートルから数十平方メートルの206の局所的異常分布が、一九八九年に航空機ガンマ線測量法を用い、ソ連邦地質省の研究部門によって明らかにされたことがある。面積の最も広い汚染は、アドレル空港の地区ご時間あたり250マイクロレントゲン(2.5uSv/hr)まで) と、ソチ市の水取り入れ口地区(一時間あたり160マイクロレントゲン(1.6uSv/hr))で観察された」
忘れもしないが、私がこの質問をソ連邦水文気象国家委貝会に送ったのは、1990年夏のことであった。まるで落ち新きはらった答えだ。何かはあったが、しかし今では正常だというわけである。それから半年以上が過ぎた。『イズヴェスチヤ』紙に「ソチ中心地でのチェルノブイリのつめ跡」という記事が掲載された。まるで事故から五年がたつた今になって、ソチの中央地区では900個所の放射能の「しみ」が発見されたかのようだ!この「しみ」は、昨年見つかった400個所に加算されるということらしい。記者も認めているように、予想だにしない場所、つまり団地、通り、ツベトヌイ並木通り、冬の劇場付近、市執行委貝会付近の芝生にあるのだ。900個所のうち400個所がすでに除染されている。汚染された土壌は取り去られ、ママイスキー峠地区の埋設地に運び入れられた。この非常事態と関連して「チェルノブイリ」同盟〔事故処理作業従事者たちの自主組識〕の地元団体では、ソ連邦産業"建設銀行のソチ支庖に慈善口座を開設した。
国際的保養地の中心地で、過去二年間だけで1300個所の肱射能の「しみ」というのはあまりではないか。はぽ五年間、これらの「しみ」のそばを歩き、そこで休息をし、呼吸をしてきたのだ。一体どれくらいの人がそうしたのだろうか。数百人なのか、数千人なのか、数百万人なのか。そして、いまその人たちはどこにいるのだろうか。レニングラードだろうか、ドゥシャンベだろうか、あるいはプエノスアイレスだろうか。クラスノダール地方だけではなく、放射能の「しみ」が落ちた他のすべての場所で、同じような詳細な調査を行うのに、私たちの政府はさらにどのくらい時間を要することだろうか−−5年だろうか、10年だろうか。といっても、高放射能区域ですでに十分な線量を受けた人びとを移住させることさえできていないとしたら、ヨーロッパでの「核戦争の中心地」から数千キロメートル先にある他の都市や村のどこかについて何が言えるだろうか。そう、その通りだ。「核戦争の中心地」からなのだ。公式のデータによれば、原子炉からの放出総量は5OOO万キュリー(フクシマは、この1/7と主張している)の放射能であったのに、原子爆弾の典型的爆発が空中へ与えるのは15万キュリーにすぎない。
惨事の規模を、放射能被災区域にいた人びとの膨大な数が証明している。公式のデータによれば、そうした人びとは250万4000人。非公式のデータでは、およそ400万人である。600万人という数字を上げている人たちもいる。
フクシマでは、もう3年がたとうとしているのに、このような細かい調査はほとんど何もされていません。ソチオリンピックで、体調の悪くなる選手がちらほら見られます。もしかして、関係しているのでしょうか。
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