http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/454.html
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小出氏「大間原発を動かす理由はたまっている原爆の4000発分のプルトニウムを燃やすため。」と発言
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11777433839.html
2014-02-20 21:18:55NEW ! まっちゃんのブログ
2014年2月15日に青森県弘前市の弘前文化センター
で開催された「AFTER311 第2回脱原発弘前映画祭」
の中で、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の講演
が行われた。
小出裕章氏は「なぜ青森県の大間原発を動かしたい
のかというと、44トン(長崎原発4000発分)の
プルトニウムが溜まっており、核燃料サイクルも
動かない。もんじゅも動かない。使い道のない
プルトニウムは持たないと国際公約をさせられた為
大間の原発をやろうとしている」と発言しています。
【大間原発とは】
改良型沸騰水型炉の原発。原発使用済み燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を100%使う世界初の「フルMOX」原発となる予定。完成時期は未定で、工事の進捗率は37.6%。
ソース
建設工事状況
http://www.jpower.co.jp/bs/field/gensiryoku/project/pdf/schedule1402.pdf
計画概要
http://www.jpower.co.jp/bs/field/gensiryoku/project/scheme/index.html
http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E9%96%93%E5%8E%9F%E7%99%BA?dic=news
【対岸の青森・大間原発建設、函館市が差し止め提訴へ】
北海道函館市が、青森県大間町で大間原発を建設中のJパワー(電源開発)と国を相手取り、同原発の建設差し止めを求める訴訟を3月にも東京地裁に起こす。工藤寿樹市長が12日に正式発表する予定だ。自治体が原告になる原発差し止め訴訟は全国初になる。
ソース
http://www.asahi.com/articles/ASG2B7HTTG2BIIPE140.html
2014年2月15日 京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の講演 3 / 3
2分11秒頃から
「どうしてもJパワーという会社は大間の原発を動かすといっているわけです。なぜかということなんですけれども、大間の原発はプルトニウムを燃やすということを第一に理由に挙げている原子炉です。
なんでプルトニウムを燃やさなければいけないかというと、日本というこの国は原子力を意味のあるエネルギー資源にするために核燃料サイクルを実現させますといってきた。ですね。核燃料サイクルを実現させるためには、なんとしてもプルトニウムを一番初めに核燃料サイクルのサイクルの中に放り込んでやる必要があるので、普通の原子力発電所でできた使用済み燃料の中からプルトニウムを取り出す必要があると言ってきたのです。
しかし日本には再処理工場。再処理の技術がありませんでしたから。イギリスとフランスに再処理してもらってきた。そうやって再処理してもらって、日の丸のついたプルトニウムをどんどんどんどん取り出してきた。どのくらい取り出したのかというのがこれです。
ずっとたくさん取り出してきて、イギリスとフランスから日本へ返還されている物が青い所ですけれども、まだ黄色い部分はイギリスとフランスに残っています。全部合わせると重さで言うと約44トンあるのです。そしてこの44トンのプルトニウムで原爆を作る。長崎の原爆はプルトニウムという材料で出来ていたと私は先ほど聞いて頂いたけど、44トンのプルトニウムで長崎原爆を作るとなんと4000発も作れてしまうと。
というほどのプルトニウムをすでに日本という国が懐に入れてしまった。核燃料サイクルを実現するためだといいながら懐に入れてしまった。しかし核燃料サイクルを一向に実現しない。高速増殖炉という原子炉もんじゅという名前で実験的なのを作りましたけど、それすらが動かないという状態なのわけですから、使い道がない。
そうなると世界が許しません。みなさんは日本という国が平和国家で世界から信頼を受けていると思っているかもしれませんが、世界はそんな風に日本を見ていません。あの国は相当怪しい国だと思っているわけだし、平和的に使うといいながら長崎原爆4000発分も作れるようなプルトニウムを懐に既にあいつが入れてしまった。
そんなことは到底許せないと言っているわけで、日本は使い道のないプルトニウムは持ちませんという国際公約をさせられたんです。でも使い道のないプルトニウム。これ持たないってどうするんだ。核燃料サイクルは動かない。もんじゅも動かない。なんにも動かなければこれをとにかくどっかで燃やすしかないということで、追い詰められて大間の原発をやろうとしているという。そういうことなんです。」
2014年2月15日 京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の講演 1 / 3
2014年2月15日 京都大学原子炉実験所の小出裕章氏の講演 2 / 3
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