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東電福島第一原発港湾内から セシウム17万1000ベクレルの魚 昨年秋を上回る 放射能濃縮進行(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=41213
2月 19th, 2014 Finance GreenWatch
高濃度汚染のタケノコメバル
東京電力が19日公表した福島第一原発隣接港湾内の「魚介類核種分析結果」によると、港湾と外洋との境目の港湾口で捕獲されたタケノコメバルから17万1000ベクレルのセシウムが検出されたほか、シロメバルからも13万3000ベクレルの高濃度が検出された。昨年5月以来の高水準で、港湾内に流れ込む汚染水によって魚類の放射能蓄積が進行していることを裏付けている。
東電の公表によると、最高値を検出したタケノコメバル(1月5日採取)は、半減期が2年のセシウム134が5万1000ベクレル、同30年のセシウム137が12万ベクレル。3.11事故からまる3年が近づいているのに、セシウム134が高濃度で検出されることから、放射能汚染水が引き続き港湾内に流れ込んでいることを示している。
二番目の高濃度となったシロメバル(1月28日採取)は北防波堤付近で捕獲されたもので、こちらもセシウム134が3万9000ベクレル、137が9万4000ベクレルだった。このほか東波除堤付近で捕獲されたムラソイ(1月23日)からは6万9000ベクレルなどの高濃度が検出されている。
前回の分析結果の際にも指摘した(http://financegreenwatch.org/jp/?p=38708)が、港湾内で捕獲される魚介類からの放射能量は、昨年5月に、今回と同じタケノコメバルが27万3000ベクレルという高濃度を示した後は、低下基調に入り、同9月には一時、1000ベクレルを切るほどに改善されていた。
ところが、その後、増加基調に転じ、今回は昨年5月以来の高水準になった。港湾内での高濃度濃縮が進行している可能性が改めて確認された形だ。
また東電は同時に、港湾外20km圏内での魚介類の核種分析調査も発表した。それによると、シロメバル、ババガレイ、コモンカスベなどの魚類で、食品基準の1kg当たり100ベクレルの基準を超過するセシウムが検出された。魚類の汚染度が改善されつつあるという兆候は見当たらなかった。
港湾内魚介核種分析 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish01_140219-j.pdf
港湾外20km内魚介類調査 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish02_140219-j.pdf
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