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東電、「汚染水の放射性物質汚染濃度を「10分の1」で公表した可能性がある」と発表(ANNニュース)
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/307.html
投稿者 怪傑 日時 2014 年 2 月 09 日 16:51:09: QV2XFHL13RGcs
 

東電、「汚染水の放射性物質濃度を「10分の1」で発表した可能性がある」と公表
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000021102.html

東京電力は、福島第一原発で去年8月、タンクから大量に漏れた高濃度の汚染水などに含まれる放射性物質の濃度が実際の10分の1の値で公表された可能性があると発表しました。

 実際の値より低かったとみられるのは、ストロンチウムなどベータ線という放射線を出す放射性物質です。測定器は、高濃度の放射性物質を測ると測定値が低くなる傾向があるため、補正しなければ正しい値になりません。しかし、東京電力では、補正の手順がバラバラだったということです。このため、去年8月、タンクから大量に漏れた汚染水の放射性物質の濃度が最大で実際の10分の1の値で公表した可能性があるということです。東京電力は、「3年前の事故直後から去年10月までの測定記録を調べ直して正しい値に修正したい」としています。
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コメント
 
01. 2014年2月09日 19:27:49 : Kn7zIqbTkY
放射性物質汚染濃度を計測できないような、ど素人同然の東電に原発で放射性物質を取扱いさせるのは、すなわちKITIGAIに刃物だ。

02. 2014年2月09日 20:08:18 : cWnNLNPkAY
東京電力が、ゼロを2〜3個「サバ」を読むことは、日常茶飯事である。
今更、別に驚く事ではない。
嘘の多重防御は鉄壁だ、参ったか。

03. 2014年2月09日 20:18:10 : cWnNLNPkAY
国家権力の上階に君臨する、我々電力会社は「神」なり、「選ばれたエリート」なり。
その他大勢の烏合の衆よ、さっさと我々の命令に従うがよい。
・・・・・・・これが電力会社の本音であろう。

04. 2014年2月09日 23:29:24 : XUd48KYCio
犯人が逮捕もされず、自主検査。

05. 2014年3月10日 00:11:34 : I7fjiof41Y
「3・11」3周年 再稼働より汚染水や燃料棒対策を
 福島第1原発事故3周年。昨夏以来の汚染水問題は重くのしかかり、安倍首相の「アンダー・コントロール」発言を冷笑する気さえ失わせる事態となっている。

 2月19日に発覚したタンクからの高濃度汚染水漏れは、昨年8月以来の大量漏えいとなったが、原因は人為的ミスとされるものの詳細は不明であり、タンク貯蔵方式の前途に暗い影を投げかけている。だが、それに先立つ2月6日、ある意味でより深刻な問題が発覚した。東電は、護岸の観測井戸の地下水から過去最大の値のストロンチウム(追ってセシウムも)が検出されたと発表した。ところが、昨夏の検出値がそもそも誤りで、低すぎた(全体濃度で10分の1以下)というのだ。しかも、数値に矛盾があったため昨年後半は計測も公表もやめていたという。さらに、正しい数値をつかんだのは当初の説明の最近ではなく、昨年の測定時点からだったというおまけまでついた。これに恐怖を感じない人がいるだろうか。

 このことは、建屋からトレンチ(坑道)に流れ込んだ汚染水が海に継続的に流出するという、タンクでは解決できない汚染水問題の最も危険な構造が、実は手つかずのまま隠ぺいされてきたことを意味する。にもかかわらず東電は、昨年の漏出判明で中断していた「汚染前の地下水」を海に流す計画の漁業者向け説明を再開した。この先には、ALPS(多核種除去装置)で放射性物質を除去した処理水の海洋放出がある。タンクはもうすぐ満杯だ。ところが、頼みのALPSはトラブル続きの上、長期メンテナンスは絶望視され始めた。また、ALPSで除けないトリチウムは人体への影響が少ないとひところ盛んに言われたが、トリチウムは酸素と結び付くと化学組成上は水と区別できず(だから除去できない)、体内に水として容易に取り込まれるという怖さがあり、無害などではあり得ない。

 原子力規制委は再稼働審査に没頭し、汚染水に絡む測定も対策も東電に実質丸投げしたまま。新規制基準には汚染水漏れ事故の想定も対策も含まれていない。一方で「国も前面に立って対策を進める」(安倍首相)として、遮水壁建設などへのなし崩し的な国費投入が図られている。この構図はどう考えてもおかしい。

 再稼働優先の態勢を見直し、汚染水処理や使用済み核燃料プールからの燃料集合体取り出し作業の対策などに力を注ぐことこそ、3年目の急務ではないのか。

(社会新報2014年3月12日号・主張)

http://www5.sdp.or.jp/publicity/shimpo/opinion/140312.htm


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