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原子力は「安い」のか? ウランを買いたたくアレバ社に、アフリカ最貧国が最初の「ノー」/ロイター(2月5日)
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/304.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 09 日 14:00:00: igsppGRN/E9PQ
 

原子力は「安い」のか? ウランを買いたたくアレバ社に、アフリカ最貧国が最初の「ノー」/ロイター(2月5日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/25-6feb.html
2014年2月 9日 フランスねこのNews Watching

日本の原発で使用されるウラン燃料の採掘地の一つは、西アフリカのニジェールにある。しかし1970年代以来続くウランの採掘はニジェールに富をもたらしていない。今日、ニジェール国民の90%以上が電気にアクセスできず、60%以上が一日一ドル以下の生活を強いられている。国連が発表する人間開発指数(2013年)では、世界187の国と地域の中で最下位となった。

アレバ社とニジェール政府によるウラン採掘権に関する10年契約は昨年末で終了した。契約更新に際し不利な契約内容(ウランの採掘と輸出にかかる税金の無税化)の改正を求めるニジェール政府に対し、アレバ社は鉱山を閉鎖し労働者への賃金支払いを止めて対抗。契約交渉は行き詰まりを見せている。

フランスの巨大企業アレバの2013年の収益は125.6億ドル(約1.25兆円)で、ニジェール国家予算のほぼ2倍にのぼる。

(抜粋、一部編集)

<参考>
● フランスねこのNews Watching
「原子力の隠された犠牲者たち:誰も知りたがらないウラン鉱山の真実」
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/1523-ec54.html 
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/2523-5610.html 

● 元の記事:「特集:アレバ社とニジェール政府のウランを巡る戦い」/ロイター(2月5日)
(“Special Report: Areva and Niger’s uranium fight”, Reuters, 2014.02.05)
http://www.reuters.com/article/2014/02/05/us-niger-areva-specialreport-idUSBREA140AA20140205


 

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コメント
 
01. 2014年2月09日 15:31:55 : JtW399YiA2
国連でフェアトレード義務づけられないもんかねぇ。
ODA だなんだかんだと表向きでは支援装って、裏では搾取続けてる。

02. 2014年2月09日 17:26:21 : A1yA6atfcw
  

 極貧のニジェールを尻目にフォアグラとワインで乾盃する、アレパのメタボ幹部連中の姿が浮かぶ。


03. 2014年2月09日 18:19:43 : 2ROoR7uCKc

 アレバが東海村に作っている再処理工場、完成まで何十年かかるんだ?

 日本はアレバに騙されているのだ。


04. 2014年2月10日 14:46:11 : dp4XTYfT2A
フランサフリック情報ネットワーク 
アフリカのアレヴァ社――フランス原子力政策の裏側 1 より

http://francafrique.ky-3.net/%E3%80%8E%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E7%A4%BE%E3%80%8F/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E7%A4%BE%E2%80%95%E2%80%95%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%AE%E8%A3%8F%E5%81%B4%201

(引用)

AREVA en Afrique - La face cachee du nucleaire francais(2012年2月)

「フランスに石油資源はありませんが、原子力があります」
我が国の「エネルギー自立」の名の下で、40年前から原子力開発が正当化されている。しかし、2001年に国内最後のウラン鉱山が閉鎖される以前から既に、フランスの原子力発電所の燃料の大部分は輸入されていた。現在は完全に輸入に頼っている状態である。エネルギー源が多様化しているにもかかわらず、アフリカの地下資源は歴史的に、そして今日もなお、我が国の原子力発電所を稼働させるために不可欠なものとなっている。

ここでいうエネルギー自立とは何だろうか? 指導者たちにとってそれは単純なことである。フランスの旧植民地の地下資源を旧宗主国のものとして維持し、相場からは考えられないくらい破格の安値でウランを購入し続ける方法をつくればいいのだ。

そうしたやり方が、フランスのウラン備蓄政策と、それを具体的にすすめるアレヴァ社(旧コジェマ社)という企業の活動を支えてきた。トタル社(Total)に買収されたエルフ社(Elf)を通じて石油備蓄をすすめたように、ガボンとニジェールにあるフランスのウラン鉱山の治安を維持するために、エリゼ宮(大統領官邸)のアフリカ担当室はクーデターを後援し、自国民を養うよりもフランスから利益を得ることに熱心な、「親フランス」の独裁政権を献身的に支援してきた。

フランスの「エネルギー自立」と称されるものは、こうした犠牲の下で実現されている。一方にとっての「自立」は、他方にとっては主権の剥奪と貧困である。
(つづく)


05. 2014年2月10日 17:09:33 : 2ROoR7uCKc

 <<03です

   アレバが再処理工場を作っているふりをしているのは、東海村ではなく六ヶ所村でした。


06. 2014年2月11日 09:13:24 : HXi3QhvfCc
アレヴァって、日本の三菱グループと密接な関係にあって、ここからウラン燃料を購入して核燃料棒に加工して、日本国内の三菱重工の手がけた加圧水型軽水炉に供給されているのである。

原子力を推進したフランスでは、全土にくまなく配置された原発が放射能を外部に噴出するために、国土の放射能汚染が広がっており、このため甲状腺がんが多く、摘出手術で生き延びても病弱体質、虚弱体質、になってしまう。若者の失業率が高いのは、働ける体力がないからである。これがフランスの産業を衰退させ、国力を喪失している原因だ。

これは歴史的に見ても裏付けられる。フランス国内に原発が次々と建設される1970年代までは、自動車にしても飛行機にしても世界の水準を超える技術を誇った。シトロエンDSしかり、ミラージュV戦闘機しかり、コンコルドしかりである。

ところが原発が建設されてからのフランスは、新たなアイデアも技術も生まれなくなった。放射能で頭をやられたから、新しいものを生み出せなくなったのだ。この「能なし化」は1980年代以降顕著で、自動車ではドイツ車に負けるばかりである。


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