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汚染水 誤った測定をやり直し
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140207/k10015110011000.html
2月7日 23時47分 NHK
東京電力福島第一原子力発電所の海側の井戸で半年前に採取した地下水について、測定方法に誤りがあったとしてやり直した結果、放射性ストロンチウムの濃度が1リットル当たり500万ベクレルと、これまでで最も高い値だったことが分かり、東京電力は方法に誤りがあったほかのデータについても測定をやり直すことにしています。
東京電力は、福島第一原発の海側の井戸で去年7月5日に採取された地下水について、測定方法に誤りがあったとして測定をやり直していました。
その結果、放射性ストロンチウムの濃度が1リットル当たり500万ベクレルと、国の海への放出基準の16万倍以上に当たるこれまでで最も高い値だったことが分かりました。
この値から、ベータ線と呼ばれる放射線を出す放射性物質の合計の濃度は、この倍の1000万ベクレルとみられるということで、これは東京電力が公表していた90万ベクレルの10倍以上に当たります。
東京電力によりますと、去年10月より前に行っていた測定方法では、放射性物質の濃度が高い汚染水ほど実際の濃度より低い値が出るおそれがあるということです。このため、方法が誤っていたほかのデータについても測定をやり直すことにしていて、去年8月、タンクからおよそ300トンが漏れ1リットル当たり8000万ベクレルが検出された汚染水も再測定の対象になり、データが修正される可能性があるということです。
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