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世界を滅ぼすアメリカの核戦略
第2次世界大戦後世界中に原子力発電所を広めたのはアメリカの戦略だった。しかし、結果的に世界中に原発が造られてしまい、日本やイタリアと言ったかなり地震が起こる地域でも原発がかなりできている。現実に既に福島第一原発ではかなりの事故が地震によって起こってしまった。事故原因は津波だとされているが、その津波の原因は地震だから、結局は地震が原因だ。また、原発の直下である程度大きな地震が起こった場合、どんな影響を被るかは全く分かっていない。
チェルノブイリ原発事故も地震と言うか、原子炉直下で起こった小さな爆発が原因だったとする説がある。そのためかどうか不明だが、チェルノブイリ原発事故での被曝影響の多くは隠ぺいされ、放射能漏れの影響は大幅に隠されている。
そもそも、放射性物質の影響が遺伝子破壊だけであるわけがない。生命体は基本的にすべて生化学的な反応で維持されている。そして、放射線はいろいろな電離作用がある。電離作用はある意味生化学的な反応そのものだ。
自分自身の経験としても、1960年代、湘南の海岸にはヒトデや小さな巻貝、はてはシャコまでかなり見かけることがあった。しかし、1970年代にはほとんど姿を消してしまった。この頃、つまり、1950年代から60年代は世界中で核実験がされ、海中での実験もされた時期だ。こういった生物の消滅は環境ホルモンのせいであり、船底に塗る塗料から金属成分などが海水へ溶け出たためだと説明される。しかし、生物の消滅はもっとずっと広範囲に起こっている。311の原発事故後、鹿児島の田舎でも2012年からやぶ蚊、アリマキ、ナナフシと言った小さな昆虫が激減と言っていいほど居なくなっている。
福島第一原発事故の本当の意味での収束は少なくとも数十年はかかるであろう。つまり、溶けた核燃料が回収され、海や大気への放射能漏れが無くなるには10年や20年で済むわけがない。その間、特に次の事故が起こらないとしても、それだけの期間放射能漏れが続けば、その影響は計り知れない。
更に、現状は、いろいろなことが隠ぺいされたままだ。福島県で行われている甲状腺検査は腫瘍の大きさやリンパ節転移があったかどうかについてなど、「単に若年者に精密な検査をしているから甲状腺がんが今発見されている」という福島県立医大の主張に不利な情報は一切開示されていない。
原発作業員への日当は半分以上が誰かによって搾取されているようだし、除染の危険手当も同様だ。しかも、こういった状態に対して、政治も警察もマスコミもほとんど動こうとしない。まるで日本政府公認で、毎日数千万円の金が原発事故の現場から巻き上げられているように思えてしまう。
アメリカの軍事費は冷戦が終わり既に20年以上が経過した今でも世界中の軍事費の4割程度を占めている。アメリカ軍が関わった戦争は21世紀になっても続いているし、2011年からの中東の民主化革命も結果的に社会の不安定化を招いていて、その陰にはアメリカの軍事戦略があるように思える。
2004年のスマトラ島沖地震と2011年の東北地方太平洋沖地震は千年以上の期間で一度あるかないかと言った大型の地震であり、現在は千年とか二千年に一度の世界的に大きな地震の活動期に入っていることは間違いがない。アメリカの5大湖周辺やフランスで大地震が起こる可能性もかなりあるのだ。
次に本格的な原発事故が起これば、地球環境の悪化は救いようが無くなる。今の30代以上にはあまり影響はないかも知れないが、次の世代には明確に影響が現れるだろうし、100年後には人類そのものの存続が危うくなるはずだ。早急に世界中の原発の運転を止め、なるべく早く使用済み核燃料を乾式キャスクでの保管にするべきだ。乾式キャスクでの保管であれば冷却水の必要はなく、地震での建物破壊にもかなり耐性がある。
すべてはアメリカが一方的な軍事的優勢を保とうとした結果起こったことだ。こういった精神に基づく原発・原爆政策はアメリカ自体をも滅ぼすことになる。なお、一方で、アメリカは世界の民主主義の維持と徹底にも献身している。人間が一面的ではなく、二面性、または多面性があるのはある意味自然なことだ。しかし、少なくとも今の原発政策は客観的に見て地球全体の滅亡を招いている。至急、世界中の原発停止と廃炉を求める。
http://www.afpbb.com/articles/-/3007659
北米西岸でヒトデが大量死、原因を調査中
2014年02月02日 16:51 発信地:ワシントン/米国
【2月2日 AFP】米西海岸ではここ数か月、原因不明のままヒトデが大量死している。ヒトデは海洋生態系保護のカギを握るものだとして、生物学者たちは懸念を深めている。
研究者らがヒトデの大量死に気付いたのは、昨年6月。米地質調査所(US Geological Survey、USGS)・国立野生動物保護センター(National Wildlife Health Center)のジョナサン・スリーマン(Jonathan Sleeman)所長によると、「野生のものから飼育されているものまで、さまざまな種類のヒトデが死んでいる」という。
同年12月にこのセンターが発表した声明によれば、死んだ個体数が最も多いのはムラサキヒトデ(学名:Pisaster ochraceus)とヒマワリヒトデ(学名:Pycnopodia helianthoides)。ヒマワリヒトデは世界最大級のヒトデとされており、幅1メートルを超えるものもある。
死んだヒトデに最もよく見られる症状は、腕にできる白色病変だ。感染が原因とみられており、病変が急速に広がって腕が切断され、その数日後には死んでしまう。
米ワシントン(Washington)州のピュージェット湾(Puget Sound)やカリフォルニア(California)州沿岸、カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州のサリッシュ海岸(Salish Sea)では、一帯に生息していた個体が全て死んでしまったとみられ、感染後の致死率は約95%に達するという。
過去数十年にわたりこれら各地の生態系を調査してきた研究者らも、感染の原因をまだ特定できていない。
米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)の生態学・進化生物学部長、ピート・ライモンディ(Pete Raimondi)教授はAFPの取材に対し、現在こうしたヒトデの大量死の原因として研究者らが考えているのは、寄生生物やウイルス、細菌などの病原菌だと説明している。これらがヒトデに感染し、何らかの形で免疫系に危険を及ぼしているのではないかという。
免疫系が弱ったヒトデはさらに細菌に感染しやすくなり、「二次感染」が起こる。それが、現在の状況を引き起こしている主な原因ではないかとみられている。(c)AFP/Jean-Louis SANTINI
2014年2月05日22時15分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:42524
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