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「直径1cm未満の甲状腺乳頭がんは手術の必要性なし。」????
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/244.html
投稿者 taked4700 日時 2014 年 2 月 04 日 14:36:01: 9XFNe/BiX575U
 

以下の記事によると、直径1センチ未満の乳頭がんは経過観察だけでよいということです。しかし、福島県の学童対象の甲状腺検査ではすでに数十名に対して摘出手術が行われています。

福島医大の説明では、通常進行が遅く、40代50代になって発症する甲状腺がんを精密なあ検査をしているために学童期で発見しているだけであり、被ばく影響はないということです。

もし被ばく影響がないのであれば、なぜ摘出手術が必要なのかが疑問です。

http://gansupport.jp/article/qa/thyroid_qa/5401.html

直径1センチ未満の乳頭がん。経過観察だけでよいか


回答者:杉谷 巌
がん研有明病院 頭頸科副部長
(2010年8月)

Q 健康診断の超音波検査で甲状腺に異常が見つかり、細胞診で直径1センチ未満の甲状腺乳頭がんと診断されました。病院からは、経過観察だけでとくに治療は必要ないと言われました。お伺いしたいことは2つあります。1つは、甲状腺乳頭がんは、超音波検査と細胞診で簡単に診断できるのかどうかということ。もう1つは、このまま経過観察だけでよいのかどうかということです。

(秋田県 55歳 女性)

A 転移や組織外への浸潤がなければ、1つの選択.

甲状腺にできるがんには、いくつかの種類がありますが、乳頭がんはその中で最も多く、甲状腺がん全体の90パーセント以上を占めます。予後のよいがんとして知られており、10年生存率は95パーセント程度です。特徴的な細胞形態を示すため、ほとんどの場合、超音波検査と細胞診で診断がつきます。

いろいろな理由で亡くなった人の甲状腺を徹底的に調べてみると、ごく小さな乳頭がんは10人に1人以上の確率で存在することが知られています。甲状腺がんを発症する人はせいぜい1000人に1人なので、がんが「存在」する確率とそれが「発症」する確率との間には大きな格差があることがわかります。

最近は、超音波検査などによる検診の普及と、超音波ガイド下細胞診などの診断技術の進歩によって、腫瘍径1センチ以下の微小乳頭がんが発見されやすくなっています。米国での報告によると、この30年間で甲状腺がんの発症の頻度は、10万人当たり3.6人から8.7人と2.4倍に増加しています。これは、以前は小さすぎて見つからなかった微小乳頭がんの発見が増えたためと解釈されています。

微小乳頭がんの治療成績は非常によいため、微小乳頭がんに対して、すぐには手術を行わず、経過観察をする試みも行われるようになっています。

当院では、これまで366の微小乳頭がんを1〜18年経過観察していますが、腫瘍径が大きくなったのは7パーセント、経過観察中にリンパ節転移をしたのは1パーセントでした。

後で手術した患者さんの術後経過も良好です。今のところ、こうした臨床試験の報告は限られた施設からにとどまっており、今後、さらなる症例数と観察期間の蓄積が必要です。

しかし、触診や超音波検査、肺のCTなどの術前診断で、リンパ節転移や遠隔転移、甲状腺外への浸潤がないことが確認でき、十分な説明のもとで患者さんが希望した場合には、経過観察という治療の選択肢も考えてよいと思います。ただし、その場合、6〜12カ月ごとに超音波検査などで病状を確認することを怠ってはなりません。

一方、術前診断によって、明らかなリンパ節転移や肺などへの遠隔転移、甲状腺外への浸潤をともなうときは、手術を行います。
 

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コメント
 
01. 2014年2月05日 06:04:40 : CNW6LaSwYo
この医者の言ってることは正しいよ。1センチ以下の甲状腺癌は手術せず、経過観察にした方がよい。ただし、この議論を福島の例に当てはめることはできない。理由は簡単。

(1)福島の癌では、1センチ以下の「微小癌」はほとんどない。平均直径は1.5センチと発表されている。つまり、大部分の患者が直径1センチを超えている。最大径4センチのかなり大きな癌患者も含まれている。その他、発表では3.4センチ、3.3センチの癌患者もいる。福島の癌は、「微小癌」ではない。

(2)この医者の症例は、大人の乳頭がんを想定している。しかし、大人と子供では甲状腺の容積は大きく異なる。子どもの甲状腺の容積は24才まで成長するので、同じ1センチの癌でも大人と子供では同一に考えることはできない。山下俊一の論文では、大人で1センチの癌は、子どもでは2.5センチで補正する必要があるとの記述がある。

(3)福島では、リンパ転移率、浸潤率、肺転移率などの臨床データが公表されていない。子供の甲状腺癌は乳頭がんであっても大人とは比較できないほど進行が速い。さらに、医科大は転移率の公開を拒んでいるので、福島では大部分が転移していると考えるのが自然であろう。

(1)、(2)、(3)の理由から、この医者の議論を福島に適用することはできない。福島医科大の医者が甲状腺摘出手術を行っているのは誤っていません。彼らが誤っているのは、現実に向き合わず、「福島のケースは原発事故とは無関係」と言い続ける点にこそあります。


02. 2014年2月05日 06:07:01 : CNW6LaSwYo
ちなみに、群馬大学の火山学者が福島医科大の太鼓持ちを必死でやってますが、彼の議論は素人同然です。早川氏は恥を知るべきでしょう。

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