http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/159.html
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「矢ヶ崎氏:はい。
1mSvで十分発がんの確率があって、人を死に至らせるもの。
これを、20mSvまで100mSvまで安全だと言う事は、
物理的な根拠が全く当てはまらない。」
NAVERまとめから
http://matome.naver.jp/odai/2130676043137329901
「1mSvで十分発がんの確率があって、人を死に至らせるもの。」20mSvまで?100mSvまで???ふざけんなぁ。スーパーサイヤ人でも、キツイぞ。大体法律で、1mSvですから!!! 更新日: 2011年10月15日
hisutaminさん
IWJ 矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー 1/8
岩上氏:バスで何台も駆け付け、文科省前で抗議をしたが、政務三役が一人も会おうとすらしなかった。
やはり既存メディア等の報道は、こういう問題を丁寧に扱ってこなかったが、抗議の声が拡がり、今朝の文部科学大臣の会見で、年間1mSvに限りなく近付けるように努力をする、と努力目標を掲げた。
それから、除染などを始めるよう、予算措置を講じるという事を発表した。
これは、悪い方向ではないのでは、と思うが、いかがでしょうか。
矢ヶ崎氏:これは大変嬉しい事である。
どういう意味で嬉しいかと言うと、住民の声がやっと政治を動かす所まで届いたという意味。
私が3月末に福島に行って非常に驚いたのは、原子炉の破局という具体的なものが、行政にも学校の運営指針にも、何も反映されていない事。
例えば福島市内の小学校の原発(事故)の時の避難マニュアルが、率直に言えば、地震の時の避難マニュアルと左程変わらない。
放射性の埃が飛んで来ているにも関わらず、マスクも子供たちに与えない、帽子もビニールカッパも、そういう事は何一つ用意せず、ただ先生の指示に従って行動しなさい、とそういうもの。
放射線の被曝を問題にするのに、自治体に放射線の計測機自体がないという状況も加え、安全神話は本当に住民無視である。
福島の皆さんが先頭になって声を上げない限り、永久に被曝をさせられる、棄民の措置を受ける。
そういう所で、とにかく今の状態を変えるには、住民が要求を出して、キチっと突き付ける事が、まず第一ではないか、と話をした。
それが、1mSvに近付けるという基本的な、住民の命を守るという所が基準になって、
除染がされるという方針が出たというのは、住民の力として、まず第一歩で嬉しいと思う。
岩上氏:もちろん第一歩に過ぎないと言わなければいけないし、現実にどの程度実行されるのか、そして多くの子供達が救われるのか、まだ未知数の所が多いと思う。
福島県は、県のトップが、わざわざ20mSvどころか、100mSv以下でも大丈夫だ、と、低線量の世界での被曝の影響というものは解らない所が多いので、解らないから無くても良いという、物凄い考え方をする山下俊一さんという長崎大学の先生が県の顧問になっている。
そして、かなりの回数県内で講演などをして、住民たちは不安でしようがないから安全だと言ってくれる人達を探しているから、山下さんのような人の声を聞く。
更に驚いた事には、海外などはこれまで非常に厳しい評価を(行い)、事故に対しても被曝に対しても日本に警告をして来た。
事故直後も様々な学者たちが表に表れているデータから計算をして、セキュリティコード、シミュレーションコードからメルトダウンは起こっていると断言して来た。
現実にその通りだった。
2カ月余りも隠蔽が行われて来た。
本当に酷い話だと思うが、こうした状況下、海外からの警告を無視する事は出来ないが、
山下さんは、海外から言って来る事には耳を塞げ、と福島の住民に向かって言っている。
こうした一種の情報の閉域を作っているのは、カルトみたいなもので、それを行政(県政)のトップが公費で顧問として雇っている状況というのは、大変由々しきものがあると思うが、この辺りから論駁を加えて行って頂けたらと思う。
ICRP基準について
矢ヶ崎氏:ひとつは、100mSvまでは大丈夫だという、こういう事を言っている基盤に当たるICRPの基準そのものについて、一言申し上げなければいけないと思う。
ICRPの基準そのものが、ふたつの特徴を持っている。
ひとつは、内部被曝が見えなくなっている基準で、被曝を論議する、そういう根本計画がある。
それから、要約の14番目と言われているが、彼らが自ら宣言しているのに、「社会的経済的要因を考慮して、出来る限り防護していく」という項目があり、このふたつがICRPの性格を決定的に特徴付けている。
・・・・
放射線の基礎知識
岩上氏:まず、1mSvあるいは20mSvというこの値は、それぞれどういう理屈で出来たものなのか、そしてその値というものが現実に安全な基準と言えるのか。
一般の人達にも解りやすく、基本的事実をおさらいして頂きたい。
矢ヶ崎氏:今から話をする事は、1mSvという、この量について、少し説明したい。
まず放射線が体にどのような作用をするかという事から説明したい。
放射線を詳しく言う時には、電離放射線と(言う)。
電離放射線の中身は、放射線が当たると外側に回っている電子を原子から弾き飛ばす、これが基本作用で、だから、電離放射線と言われる。
私たちの体や地球上のあらゆる物質は、原子がひとつひとつ孤立している訳ではなく、 分子という構造を持っている。
分子というのは、やはり外回りの電子が相手の電子と一体となってペアを作ると言う事で、その事が強力な結合力を出すというメカニズム。
そこで、分子に放射線が当たるという事を考察しなければいけない。
放射線が当たると、ペアを組んでいる電子のひとつを電離してしまう。
電離というのは、弾き飛ばす事。
ペアで初めて原子と原子が結びついて分子になっていた、その分子がそこで切断されてしまう。
この作用というのは、放射線何種類もあるが、殆ど100%近く電離という行為を行う。
この電離が作用するのは、人間の体で言えばあらゆる細胞に作用する訳で、その中で一番健康と密接な関わりがあるのは、DNA(遺伝子)に作用した時。
例えば、一個だけ切断された場所があって、その周囲には切断された場所がない時には、
生物の修復作用で再結合が、かなり安全な意味でなされる。
所が、内部被曝という事で、放射性物質を体に入れてしまって、体内から放射線が出る場合に、短い距離しか飛べない、アルファ線やベータ線も全部、分子切断をしてしまう。
そういう意味で、切断が密に行われるほど、危険度が高い。
密に行われると、すぐ近くに切断されたものが複数あるため、(修復時)繋ぎ間違えてしまう。
繋ぎ間違った時に、「DNAが変成される」という言葉を使う。
DNAが2本鎖があるのは確実に同じ遺伝子をコピーして細胞分裂をさせて行く力がある訳だが、そうして細胞が生き残ってしまった場合に、変成された遺伝子がコピーされて拡がるという事になる。
それで、人の体の中では40回も50回も変成が繰り返されて、ガンになると言われている。
これが、変成から変成に時間がかかるから、子供だと早くて5年、大人だと10年20年、被爆者の体験からすると、60年も過ぎてからガンになる事もある。
ここの所の関わりで、1mSvとはどれ程の被曝量を与えるかというと、人間の体に細胞が全部合わせて80兆位あると言われている。
1mSvという量は、人間の体の細胞のひとつひとつに1個ずつ、分子切断を与える、そういう量になっている。
だから、1mSvで大変軽くてそこまでは良いという事自体、まるきり言えない、非常に危険な量。
岩上氏:全身の細胞を少なくとも一度は切断を行ってしまう位のそれ程の影響力を、1mSvの放射線というのは有していると。
恐ろしい事ですね。
矢ヶ崎氏:はい。
1mSvで十分発がんの確率があって、人を死に至らせるもの。
これを、20mSvまで100mSvまで安全だと言う事は、物理的な根拠が全く当てはまらない。
<参考リンク>
■矢ヶ崎克馬
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E3%83%B6%E5%B4%8E%E5%85%8B%E9%A6%AC
経歴[編集]
東京で生まれ、長野県松本で育つ。1967年3月、名古屋工業大学計測工学科卒業。1970年3月、広島大学大学院理学研究科修士課程修了。広島大学大学院理学研究科(博士課程)物性学専攻単位取得満期退学。1982年、理学博士(広島大学)。
1974年4月より琉球大学理工学部助手。のち琉球大学理学部助教授・教授、琉球大学極低温センター長、日本学術会議物理学研究連絡委員会委員、琉球大学学生部長、琉球大学理学部長等を歴任。2009年3月、琉球大学を定年退職。同年4月、琉球大学名誉教授称号を授与された。
2003年より、原爆症認定集団訴訟で内部被曝について証言を行った。[1][2] 2011年3月25-31日、福島市、いわき市、会津若松市、喜多方市、南相馬市、郡山市、飯舘村、北塩原村の8自治体を回り、福島第一原発事故後の、空気中や農地、水などの放射能測定を実施、「現時点でチェルノブイリと同程度の状況にある。さらに深刻化する可能性がある」と述べた。しかし、これは測定と計算のミスであり、そのような高濃度汚染は実際に存在しない。さらに、その後も氏の発言には多くの誤りがあることが指摘され、氏の一連の発言は常に疑問視されている。さらに、「今は放射能を安定させる技術がなく、封じ込めるしかない。そういう未熟な状態で原子力を使い始めたのがそもそも間違いだ」「沖縄に米軍基地が押し付けられた歴史と、内部被ばくが隠され、福島に原発が押し付けられた歴史は同根」と語った[3]。同年5月20日、衆議院科学技術特別委員会「科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件(放射線の健康影響について)」の審議で参考人に招致され、福島第一原発事故による内部被曝の危険性について所見を述べた。
■タバコに含まれる放射性物質についての緊急声明!葉タバコの放射性物質(ポロニウム、放射性鉛、プルトニウム、ストロンチウム、
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/116.html
■ハンセン放射線量、基準超 墜落1キロ地点
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=2013-08-21_53142/
宜野座】米軍HH60救難ヘリが墜落した宜野座村の米軍キャンプ・ハンセン周辺で19、20の両日、琉球大学の矢ヶ崎克馬名誉教授(物理学)と市民団体「オキュパイ普天間」の平良夏芽氏が空間放射線量を調査し、墜落現場から約1キロの地点で最大毎時0・25マイクロシーベルトを観測した。
矢ヶ崎氏によると、那覇市内の約6倍、法令で定める被ばく基準の年間1マイクロシーベルトを超える値。自然界にないストロンチウム90とセシウム137を観測した地点もあった。
■年間100mSv以下の発がんリスクについて教えてください。(福島県立医科大学)
http://fukushima-mimamori.jp/qanda/outline/000030.html
100mSv以下の低線量被ばくでは、放射線被ばくをしていない人の発がん率との差が明確でなくなるため、がんの発生を気にする必要はないと考えられます。科学的な視点で見れば、放射線以外の理由による発がん(食事、生活習慣、喫煙や飲酒など)の方がずっと多くある中で、被ばくの影響による発がん率の微妙な増加があったのか無かったのかを確認することが非常に難しいからです。
■放射線被曝 Q&A
http://www.fart.jp/ippan/Q&A.html
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