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都内でもっとも高いセシウム汚泥が検出された江戸川区の葛西水再生センター
下水汚泥の放射能汚染度、東京は福島に次ぐ高濃度 国土交通省調べ(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=40510
1月 26th, 2014 Finance GreenWatch
国土交通省が公表した2013年度(4月〜12月末)の全国の「下水汚泥等中放射能濃度測定結果」では、全般的に汚泥中のセシウムなどの放射性物質濃度は低下しているが、都道府県別でみると東京で福島に次ぐ高濃度であることがわかった。下水汚泥の放射能濃度は、大気・水質汚染を凝縮しており、福島から200km圏にある東京の汚染の高さを反映している。
全国比較でみると、最も高い放射能値を検出したのは、福島市堀河町週末処理場で、昨年12月16日採取の汚泥から、1kg当たり2万8030ベクレルのセシウムを検出した。ただ、同地では昨年8月26日の県さでは、7万7500ベクレルだったので、ほぼ3分の1近くに減ったことになる。
茨城、栃木、群馬などの福島近接の各県の濃度もおおむね低下し、1000ベクレル前後になっている。これに対して、東京では江戸川区葛西水再生センターでの12月1~2日採取分が3040ベクレルと、都道府県別では福島に次ぐ高さとなった。同地では4月7~8日に7800ベクレルを検出しており、それよりは半分以下にまで下がっているが、他県と比べると依然、相対的に高いレベルにある。
都内の他の処理場でも、立川市の錦町下水処理場で10月29日採取分が2959ベクレルだったほか、おおむね1000ベクレルを上回る水準だった。東京の処理場の汚染度が高いのは、処理量の多さが影響しているとみられる。
http://www.mlit.go.jp/common/001024811.pdf
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