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【研究と報告】
S会に多発する精神障害の考察*
**匿名希望
【抄録】
日本最大の宗教団体・S会には昭和30年代の折伏大行進の頃、祈祷性精神障害に分類されるが、躁状態を呈した急性精神病状態が多発し、緊急入院となる会員が非常に多かった。折伏大行進は昭和45年の言論問題で中止となったが、それ以降もS会には様々な精神障害が多発している。これもお祈り(勤行唱題)を熱烈に長時間するためであり、祈祷性精神障害に分類される。
平成5年以前は「力を込めて、熱烈にしなければいけない。長時間すること」とお祈り(勤行唱題)の指導が平常的に為されてきた。
【key words】Prayer mental disorder,
acute psychotic state, souka-gakkai,
【はじめに】
昭和60年代初頭「トップが悪いとそこから悪鬼がその団体に雪崩れ込む、という御文がある。そのために創価学会員に不幸なことが起こる」と主張し創価学会会長である池田大作を激しく非難するグループが存在した。池田大作の側近であった藤原行正氏の息子である藤原範昭氏をS会の会長にしようという運動をこのグループは起こした。このグループはほぼ全員、S会を退会し日蓮正宗直属の信徒となった。藤原行正氏も息子は2人であり、長男は創価学園(S会の造った高校)在学中に統合失調症を発症した。藤原範昭氏は次男になる。藤原範昭氏も兄と同じく創価学園卒であるが、創価学園在学中は柔道部の主将をしていた。
平成5年にS会が派生した元々の宗教団体であるN宗からの独立と時を同じくして「力を込めて、熱烈にしなければいけない」とお祈り(勤行唱題)の指導が為されなくなった。祈祷性精神障害は熱心な信者に好発し、不熱心な信者にはほとんど発生しない。
【症例】
(症例1)
女性。平成7年頃、三十歳のとき、会社の上司から勧められて入会した。夫の反対より御本尊を家に安置することができず上司の家に毎日通って勤行唱題を真面目に行っていたところ胸騒ぎがして落ち着かなくて困るようになる。勤行唱題を中止したらその胸騒ぎは止むことを提言するも頑として反対する。勤行唱題を開始して3ヶ月が経過していた。
抗不安薬に依る治療が開始された。始めこそ奏功したが薬の量は次第に増加し、やがて抗不安薬のみでは抑えることができなくなり、抗精神病薬を必要とするようになる。幻聴・幻覚は否定する。精神不穏激しく、抗不安薬(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)にてはその精神不穏を抑えることが出来ない。
頭部CT上、特記すべき所見は認められない。
(症例2)
御本尊を持って他患を叩くこの病院一の問題患者。この御本尊は平成五年から配られた“魔”の御本尊である。婦人部地区部長をしていたが十数年前にこういう状態になった。精神障害の家族歴がない(血縁に精神障害を患ったことのある者が居ない)。
どのような抗精神病薬も効かず、保護室への入退出を繰り返している。精神障害の薬物療法が発達してきた現在、どのような抗精神病薬も効かないという患者は珍しい。頭部MRI上、特記すべき所見は認められない。
性格は激しい。暴力行為を行っても反省することはない。表情は常に険しく精神療法の受け答えも反抗的である。(ここまでは3ヶ月ほど前の状態。現在は受け答えにほとんど反応しない完全な痴呆状態に陥っている)
現在、53歳であるが、精神荒廃が激しく、痴呆症状が大きく前景に現れるようになり、ベットに抑制状態が続いている。
(症例3)
小学四年生の少女であるが霊の姿が見えると言う。その霊の姿は極めて恐ろしく、少女はその霊の姿が見えるたび「怖い!、怖い!」と言って激しく泣き叫ぶ。幻聴を訴える患者は多いが幻視を訴える患者は多くはないこと、まだ小学四年生であること、それも「怖い!、怖い!」と言って激しく泣き叫ぶほどであることは極めて珍しいことであるため大学病院にて入院治療を受けていた。どのような抗精神病薬も余り効果が見られない。頭部CT上、特記すべき所見は認められない。
一族全員、熱烈なS会員。親は恐怖に泣きすがる娘を抱いて懸命に唱題するのみである。
(症例4)
四十七歳、女性。二十歳の頃、東京にI氏に会いに行ったら「君はいいんだ、君はいいんだ」と無視されたと言っては泣き崩れる。東京で行われた女子部の幹部会だったらしい。診察のたびに「君はいいんだ、君はいいんだ」と無視されたと言っては泣き崩れる。個人的に東京にI氏に会いに行ったものとも推測される。詳細は不明。
病状は不安定である。抗精神病薬への反応が悪い。高校生の頃、題目を上げすぎて統合失調症になったと言う。
会話に人の良さ、人があまりにも良すぎること、心が純粋すぎること、が伺われた。また、人を疑うことは全くしないように思われた。その心の美しさと純粋さに筆者は感動を覚えたほどであった。
毎日、朝夕、決まった時間に勤行唱題を行っている。S新聞を毎日熱心に読んでいる。頭部CT上、特記すべき所見は認められない。
(症例5)
社会人になって職場の上司から折伏されS会の信仰を始める。信仰を始めてしばらく経ったとき、幻聴が聞こえるようになる。奇行、異常言動、暴力行為が出現。精神科受診。統合失調症と診断される。昭和44年発症。
3年間、通院治療を受ける。その間、「病気が治らないじゃないか!」と御本尊に御不敬(注;破ったり汚したりすること)をしたと言い、その罪悪感に現在も苦しんでいる。
暴力行為と仕事を続けられないため、入院となる。入院して30年以上経過している。毎日、朝夕、決まった時間に勤行唱題を行っている。「S新聞は要らない、I氏の講演集が欲しい」と言う。題目を一日何時間も上げることが多い。S新聞を毎日熱心に読んでいる。面会はない。頭部CT上、特記すべき所見は認められない。
(症例6)
男性。発病は漁船に乗り始めてしばらく経った頃と推測される。漁船の中で題目を上げすぎて統合失調症を発症したと言う。
発病はその地方(日本の西の果ての島々である五島地方)に始めてS会が布教されたときであった。昭和30年代のことになる。
精神病院入院となったが、ある日、土木作業のとき、日頃から快く思っていなかった看護師を背後から鉄の棒で頭を強打する。打たれた看護師は頭蓋骨骨折、脳内出血で半身不随となった。この患者には「0000(患者の名前)、わっしょい、わっしょい(頑張れ、という意味)」という幻聴がよく聞こえてくる。部屋に御本尊は安置しているが、勤行は同室者から「喧しいからするな!」と言われ、題目三唱しか行ってない。
入院して40年が経過している。面会はない。S新聞を毎日熱心に読んでいる。頭部CT上、特記すべき所見は認められない。
(症例7)
男性。隔離室への入退出を頻繁に繰り返している。高校時代、題目を挙げすぎて統合失調症になったと言う。この患者も「0000(患者の名前)、わっしょい、わっしょい」という幻聴が激しい。御本尊を所持しているが、しかし、安置はしていない。安置する能力が失われている。隔離室に入っていることが多く、勤行唱題はほとんどしていない。一日中、何をすることもなくボンヤリしている。入院は35年に及ぶ。家族の面会はない。時折、暴力をふるい、隔離室へ入らせられる。暴力をふるうときは頭が真っ白になって何が何か解らなくなると言う。どのような抗精神病薬もあまり効かない。
器質性精神障害を考えられるも頭部MRI上、特記すべき所見は認められない。
現在は、荒廃状態激しく、会話はほとんど成り立たない。家族の面会はない。S新聞を取っているも全く読んでいない。
(症例8)
男性。小学生時代から統合失調症と診断されていた。小学生時代からS会の熱烈な信者。
小学六年生の頃にはある日曜日、キリスト教会に宗教問答を挑みに行ったことがある。統合失調症のため幼い頃から一所懸命にS会の信仰をしてきた。高校時代は毎日三時間、題目を上げて乗り切ったと言う。題目を一日三時間上げていた高校生の頃は学級委員長にも選ばれたと言う。
ケーキ屋のケーキ職人をしてきたが失敗が多く、ケーキ屋の肉体労働の方に回される。ここで腰を痛め、就労困難になる。それでも腰の痛さに耐えながら重い小麦粉の入った袋を運んでいた。信仰の熱心さは不変でN宗との第二次戦争(平成2年末に始まる)の時は軽トラックに乗り、メガホンで「くそ坊主、死んじまえ! くそ坊主、死んじまえ!」と叫び回っていた。入院することはほとんどなく、通院治療を行っている。幻聴の内容は不明。S会員からは「I氏に批判的だったため、あんな病気になった」と陰口を言われている。しかし、彼は幼い頃からI氏を神様とも崇めるほどI氏一筋の熱心な、そして狂信的な信者である。
(症例9)
男性。大学卒業の22歳時発症の統合失調症。しかし六年間、社会不安障害(対人恐怖症)として治療されてきた。対人緊張が非常に強く、人混みに出て行くことも極めて憚れていた。その六年間、ほとんど閉じ籠もりを続けてきた。発症6年後、「向かいの家から自分の頭に電波が飛んでくる。その家に抗議に行きたい」と病院に電話が掛かる。この時点で統合失調症と診断が付く。
性格は非常に温厚で、人の悪口を言うことは決して無い。非常なお人好しである。
家族親族に精神疾患の家族歴は全くない。何故、彼が統合失調症に罹患したのか判断が付きかねた。
母親は余り熱心でない婦人部員。父親は非S会員。しかし、祖父が何十年も前(おそらく昭和三十年代であろう)から一日三時間の題目を欠かさないという非常に剛信なS会員。
(症例10)
女性。30歳発症の統合失調症。母が幼い頃に亡くなり、父親と姉と三人で暮らしてきた。小さい頃から知恵遅れと心臓の病気があり、父親が「その病気が治るなら」と一家三人全員でS会に入会した。初めは父親も熱心に信仰に励んだ。折伏も行った。数年間、非常に熱心に学会活動に打ち込んだ。しかし、娘の病気は治らなかった。父親は信仰を中止する。
勤行唱題するのは知恵遅れと心臓の病気を持っている妹の方だけで、姉も父親も勤行唱題はしなかった。平成七年、父親はS会幹部と激しい諍いを起こし、S会を一家全員で脱会する。妹の方はそれでも勤行唱題を朝晩欠かさずに続ける。父親は信仰をする気は全くなく、H講に入講することは行わなかった。すなわち、どの宗教団体にも属さずに、家にはS会の仏壇と御本尊がある状況だった。それは娘(妹)が御本尊から離れたくないと主張するからであった。
妹だけが朝晩、大きな声で勤行唱題を続けていた。平成五年に御本尊はS会が勝手に造った御本尊に替わっていた。
平成八年、勤行唱題を熱心に行っていた妹が統合失調症を発症する。入院後も、大きな声で朝夕、勤行唱題を行っている。大きな声で勤行唱題をすると周囲に迷惑が掛かると注意するも、知恵遅れな処があるため、なかなか小さな声で勤行唱題をするようにならなかったが、次第に小さな声で勤行唱題を行うようになった。
心は極めて純粋で美しく、人を悪く思うことが出来ない。
【考察】
これらの精神障害に苦しんでいるS会員の数は極めて多く、それは全てI氏がS会に呼び込んだ悪鬼の大集団のためと批判されている。
以前「折伏教典」という本があり、草創期の会員はそれを片手に折伏に回っていた。その中に「身延派は精神異常者が多発する」という記載があった。しかし現在、S会にそれが起こっている。現在、「折伏教典」は手に入らない。S会はI氏の時代になり見延派と同じになったことになる。
「パニック障害」「社会恐怖(対人恐怖)」「強迫性障害」「パーソナリティ障害」など他の精神障害は昔も現在も変わりなくS会に非常に多発している。そしてそれは「新入会者よりも古くからの強信なS会員の家に多く起こっている」のである。S会の幹部の家は学会活動で子供の教育に手が回らず自然と子供は非行化するという意見があるが、それは不十分な説明である。I氏が招き込んだ無数の悪鬼が暗躍していることを考慮しないことには説明が付かない。
たしかにS会の幹部の子供は余りにも高い確率で非行化している。同時に余りにも高い確率で「パニック障害」「社会恐怖(対人恐怖)」「強迫性障害」「境界例」などの精神障害に罹患している。I氏がS会に呼び込んだ悪鬼の大集団のためである。また、それはN宗(N宗)を蔑ろにしたI氏の醜い欲望にある。
そして東京のS会本部には毎週、精神科医が来ている。S会本部職員およびその家族にうつ病性障害などの精神障害が異常多発しているからである。13)
S会本部の職員数は多い。おそらく周囲のS新聞社などからも患者が来ていると思われる。S会本部に精神科クリニックがあることと同じである。薬は処方せずカウンセリングだけのようである。薬を処方するならばクリニック開設の手続きをしなければならない。精神科クリニック開設の手続きはS会の体面上、行えない。薬の処方が必要ならば近くのS会専門の精神科クリニックに行けば良い。
S会専門の精神科クリニックで賄えないほどS会の精神障害多発は深刻な状況である。筆者が真面目にS会の信仰を行っていたときは異常な多発でうつ病性障害で苦しんでいるS会員の半分どころか四分の一、それどころか十分の一も家庭指導に回れなかった。N宗H講では少なくとも筆者が知る範囲では精神障害が起こった例を知らない。やはりS会(I氏)の謗法に由来する精神障害の多発らしい。
「統合失調症は入会させるな!」「精神疾患は入会させるな!」「S会に傷が付く!」「我々、S会は選ばれたエリートの団体です」と20年以上前ある大きな会合でI氏が偉そうに言い放っている。
これは宮崎勤の事件で世間が騒然となっていたときのことと記憶する。宮崎勤は3人の精神鑑定医から「パーソナリティ障害」「統合失調症」「多重人格障害」と異なる結果が出ている。宮崎勤は友人から誘われS会に入会しようとしていたと言われる。
同時放送だったか、何年前だったか、記憶が定かでない。何かの大きな会合の放送であった。会合が終わったとき創価班で「今の話、聞いたか?」とみんなで訝しがったことを覚えている。S新聞では、すべて削除されていた。筆者は創価班の仕事をしながら聞いていた。
その言葉を聞いたとき「これが不幸な人を救う仏の団体か? そしてそのトップが言う言葉か!」と激しく煩悶した記憶がある。I氏もそれらが「新入会者よりも古くからの強信なS会員に多く起こっている」という認識が少なくとも当時は無かったと推測される。
それ以来、統合失調症の患者は原則として入会できず会友に留まることになった。「何十回、座談会に参加しても自分から進んで会合に何十回参加しても会友止まり」ということであった。「御本尊は絶対に渡されない」ということであった。しかし、これはその担当地区の壮年部本部長の主観に依るものになっているようだ。その他の精神障害の患者は入会できるようだ。しかしこれにも地域差――壮年部本部長の主観――がかなりあるようである。
同じ創価班の友人が統合失調症である知人を入会寸前まで世話してきていた。しかしその創価班の友人もI氏が言い放った同じことを聞き非常に悔しがったことを昨日のことのように思い出す。その統合失調症である知人は十何回も会合に自ら進んで参加していたのである。勤行唱題も行っていた。しかし会友止まりで入会は許されなかった。御本尊授与も許されなかった。いつも御本尊のない仏壇で勤行唱題を行っていた。会友止まりであった。現在は行方不明になっている。のたれ死にしたか何処かで浮浪者になっていると思われる。
あんな滅茶苦茶な指導がなかったらと友人は今でも非常に悔しがっている。彼の属する壮年部本部長は、御本尊を与えること、および入会させることを頑なに拒んでいた。心の狭い頑なな壮年部本部長であった。
昔からの会員に統合失調症およびその他の精神障害を発症した会員は非常に多い。しかし彼ら彼女らは誰よりも熱心に信仰をしていたのである。あまりにも熱心に信仰をし過ぎたから精神疾患に冒されたのである。それをS会ではその人の信仰がなっていなかったからだと非難している。
統合失調症およびその他の精神疾患の患者はS会に於いて邪魔でしかないのである。「S会に傷が付く」「我々、S会は選ばれたエリートの団体です」と同時放送でI氏が偉そうな調子で言い放っている。
また、これも後で聞いたことであるが、I氏が「統合失調症の患者は除名にせよ。学会に傷が付く」とある会合(社長会)で言い放ったそうである。このI氏の放言からは信仰者としての優しさも慈悲も何も感じれない。ただ権力者の横暴と増上慢(自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder)そして妄想性パーソナリティ障害(Paranoid Personality Disorder))のみが感じられる。
精神疾患とくに統合失調症は一般に世間から隠すことが多い。S会では病気になるのは信心が足りないからと言われる。これはS会の邪義である。邪義であることは日蓮大聖人の御書を読めば解る。N宗では決してそういうことは言わない。病気という宿業が出てくるほど熱心に信仰をしたからである。
S会ではそれ故に病気を隠す傾向が強い。I氏の次男が胃潰瘍の末、胃穿孔で亡くなったことも病気を隠すため懇意なS会員の産婦人科医の病院に入院させていたからである(しかも偽名を使っていた)。そのため大きな病院に搬送するのが遅れた。普通の内科系の病院に入院させていたら手遅れになり死ぬことは間違いなく無かった。胃穿孔で亡くなることは現在ではほとんど無い。
これらはもちろん極く一部である。S会の信仰をしたために統合失調症になり一生を棒に振った人は数知れない。精神病院にはそういう人が数多く収容されている。これはもちろんS会では秘密にされていることである。一般のS会員は知らない。
現在、東京に在るS会直属の精神科クリニックで精神障害の治療が盛んに行われているが、これは極く一部のS会員が治療を受けているのみである。当然、患者数が余りにも多過ぎることと、患者が日本中に存在するからである。ここは入院設備はなく外来診療のみである。現在はうつ病性障害が極めて多くなったため患者の大部分はうつ病性障害である。ここは何故か通院一割負担は適用されず、すべて三割負担である。管轄の保険所から圧力が掛かっているものと推定される。
ここでの治療の指導には特徴がある。それは「勤行唱題の絶対禁止、学会活動の絶対禁止」である。インターネット上でこの指導を見る精神障害の患者たちは、信仰熱心過ぎる故に精神障害になったのであるから、この指導に従わないことが普通である。しかも将来を期待されていた若い幹部が多い。「勤行唱題の禁止、学会活動の禁止」を唱えるということは、その精神科医はS会員に多発している精神障害はS会の信仰に由来することに気付いていた故と思われる。うつ病性障害で苦しむ熱心なある幹部はそれ故と思われるが、その指導を激しく非難していた。その指導を激しく非難するうつ病性障害で苦しむ幹部を幾人も見てきた。無理して勤行唱題する人は何時まで経っても“寛解”しない。
昭和30年代40年代、S会はN宗に属する信徒団体ではあったが、実質上は別組織であったと言って良い。S会は単一の宗教法人としての申請を昭和26年に行っており、管轄する東京都はそれを受理していた。ここに問題がある。N宗に属する信徒団体ならば、そういう申請を行う必要性は全くない。ここが間違っている。
すでに昭和26年の時点でS会は将来はN宗からの独立することを既に考えていたと考えられる。
また、S会はN宗とは完全に独自な布教活動を行っており、N宗の寺院に参詣するS会の信徒は極めて少なかった。大多数のS会の信者にとってN宗の寺院は入信のときに入信の儀式を行うことと御本尊を受取るだけの機関に過ぎなかったと言っても過言ではない。N宗の寺院には極力行くな、という暗黙の了承が末端のS会会員にはあった。S会とN宗は、S会がN宗の信徒団体であったとは言えども、常に対立関係にあった。それは戦前からと言っても過言ではない。神札を受け取るか否かについてS会とN宗は意見を異にした。
戦後、二代会長のときはS会とN宗は比較的良好な関係にあったが、三代会長になってからは始めの頃から激しい対立緊張関係にあった。
完全に別組織となったのが平成3年のN宗のI氏に対する破門宣告の時である。それ以来、S会とN宗の争いは戦争と言われるほど極めて激しい。
これらS会員に精神障害が非常に多発している現象はS会にはI氏が招き入れた無数の悪鬼が暗躍しているからであると言わないことには説明が付かない。
(余記)
N宗(T寺)は私が知っている元県議会議員の統合失調症である娘さんを預かって働かせて(面倒を見て)くれている。この元議員はこのことでN宗に恩を感じH講に入った。S会を脱会しN宗のH講に入ったため公明党の支持を受けられず無党派のまま選挙に臨んだが敗北した。このときS会のこの議員への批難は凄まじかった。女性問題、金銭問題など有りもしないことを本当のようにS会員に流し、宣伝カーを使って激しく批難した。犬畜生のように批難されビラも撒かれた。そして毎日のように学会会館から幹部がこの元議員の家を訪問していた。もはやS会は完全なカルトである。昭和63年頃のことである(当時は、S会とN宗の蜜月時代である。しかし、末端はこのように激しく争っていたことが、
これから証明される)。
この地方には悪い大幹部は居ない(居ないと思う)。それらは中央からの命令で行われたものに違いない。中央からの命令で金銭問題などを巧妙に作り上げ、人身攻撃の材料とした。以前、その元議員とともに、この地方の広宣流布に懸命に戦ってきた大幹部は辛い決断であったと思われる。しかし、中央からの絶対的な命令で仕方がなかったのであろう。
すでにこの頃、S会はN宗から離脱そして独立することを決めていた。早くN宗がS会を破門するのを待っていたと言って過言ではない。学会の幹部はすでにその頃、お寺を“魔”と言ってお寺に参詣することを会員に手控えるように(または決して行かないように)言っていた。
統合失調症の娘を持った議員さんが登山したとき、N宗の人に娘のことを相談した。N宗の人は娘さんがS会員に冷たくあしらわれていることに憤慨し、「それではT寺で面倒を見ましょう。少し手伝いをさせたり、みんなと明るく談笑したり、みんなと一緒にいろんなことをさせていたら、娘さんの病気も軽くなってゆくでしょう」と言ってくれた。議員さんはS会の娘への冷たい態度に疑問を感じていたところだった。
それまでは自分の殻に閉じこもり、家に閉じこもり、幻聴・幻覚に左右され、意思疎通も困難であり、家庭内暴力など暴力沙汰も多かった。自然と抗精神病薬も大量投与となり副作用が強く表れていた。この統合失調症は頑固であった。I氏が招き入れた悪鬼によるものであったから、統合失調症の中でも悪性度が高かった。
娘さんはT寺で暮らすようになって少しずつであるが笑顔が見られるようになっていった。勤行唱題もみんなで行うようになった。頑固な統合失調症であったが、次第に軽症化の傾向が現れてきている。
【文献】
1)
2)邪教集団・創価学会:隈部大蔵、室生忠著:月刊ペン社:1975
3)創価学会の野望:内藤国夫:日新報道:1977
4)真実の証明:阿部日顕:日新報道:2001
5)絶望の淵より甦る:原島嵩:日新報道:2007
6)再び、盗聴教団の解明:山崎正友:日新報道:2005
7)創価学会と「水滸会記録」:山崎正友:第三書館:2004
8)創価学会・公明党の犯罪白書:山崎正友:日新報道:2001
9)法廷に立った池田大作――続「月刊ペン事件」:山崎正友:第三書館:2001
10)「月刊ペン」事件 埋もれていた真実:山崎正友:第三書館:2001
11)懺悔の告発:山崎正友:日新報道:1994
12)池田大作の品格part2:小多仁伯、小川頼宣:日新報道:2009
13)池田大作の品格:小多仁伯:日新報道:2007
14)カルト創価の終焉:福本潤一、小多仁伯:日新報道:2010
15)創価学会・公明党「カネと品位」:福本潤一:講談社:2008
16)池田大作・創価学会の脱税を糾弾する:竜年光:日新報道:1994
17)創価学会からの脱出:羽柴増穂:三一書房:1980
18)これが創価学会だーーー元学会幹部たちの告白:植村左内:あゆみ出版:1970
- 日本政府は化け物創価学会の実態を明らかにしなければならない 真理を愛する者 2015/1/21 10:28:45
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