06. 2015年1月12日 22:33:41
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銃撃テロ犠牲者追悼大行進、仏全土で370万人 2015年01月12日 21時34分 http://www.yomiuri.co.jp/world/20150112-OYT1T50087.html?from=ytop_top11日、パリで、銃撃事件を非難する行進に参加する何千人もの市民ら(ロイター) http://www.yomiuri.co.jp/photograph/news/article.html?id=20150112-OYT1I50032 【パリ=柳沢亨之】フランスの連続銃撃テロ事件の犠牲者を追悼する大行進について、仏内務省は11日、全国の参加者の合計が370万人に達したとの推計を発表した。 同国では1944年のナチス・ドイツからのパリ解放以来、最大規模の集まりとなる。表現の自由への脅威や「反イスラム」を背景とした社会の分断への懸念が広がる中、結束を訴える声はパリから世界各地に広がった。 このうちパリの大行進には120万人超が参加、事件の犠牲者の遺族に先導され、市中心部の共和国広場からナシオン広場までの約3キロを練り歩いた。大通りは「ヌ・ソンム・シャルリー(私たちはシャルリー)」と記された横断幕を掲げた市民らで埋め尽くされ、「リベルテ(自由を)」などのスローガンが街に鳴り響いた。オランド仏大統領やメルケル独首相、キャメロン英首相ら欧州に加え、中東で対立するイスラエル、パレスチナなど約50か国・地域の首脳級が顔をそろえ、腕を組んで歩いた。 仏 テロ抗議の大規模デモ行進始まる 1月12日 0時13分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150112/k10014609501000.html 17人が犠牲になった一連のテロ事件に抗議する大規模なデモ行進が日本時間11日午後11時すぎからパリで始まり、フランスのオランド大統領や事件の犠牲者の遺族、大勢の市民が、襲撃を受けた新聞社の本社近くを行進しています。 デモは、今月7日以降フランスで相次いだ一連のテロ事件の17人の犠牲者を追悼するとともにテロに負けない姿勢を示すために行われるもので、日本時間11日午後11時すぎ、襲撃を受けた新聞社の本社に近い共和国広場で始まりました。 デモにはおよそ数十万の市民が参加しているとみられ、3キロ離れた広場を目指してゆっくりと行進しています。 デモには、テロの犠牲者の遺族や襲撃を受けた新聞社の社員も参加しています。 また、フランスのオランド大統領とともに隣国ドイツのメルケル首相、EU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領など、パリに駆けつけた40を超える国や機関の首脳らも参加し、互いに腕を組みフランスへの連帯を表しながら進んでいます。 参加した人たちはフランスの国旗を振ったり、襲撃された新聞社への連帯を示す「私はシャルリ」と書かれたプラカードを掲げたりしながら行進を行っていました。 フランス政府は依然としてテロの脅威は去っていないとして最高レベルの警戒態勢をしいていて、デモでは警察官らに加えて兵士も動員し、5000人余りで警戒にあたっています。 仏首相 「共犯者がいるのは間違いない」 1月12日 19時16分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150112/t10014618881000.html フランスで17人が犠牲になった一連のテロ事件を受けて、バルス首相は「共犯者がいるのは間違いない」と述べて、殺害された3人の容疑者や行方を追っている女の容疑者のほかにも犯行を手助けした人物がいるとして、今後も捜査を続ける考えを示しました。 フランスでは、今月7日にパリの新聞社「シャルリ・エブド」が襲撃されたのをはじめ、テロ事件が相次ぎ、合わせて17人が死亡し、3人の容疑者が殺害されたあともフランス政府は最高度の警戒レベルを続けています。 これについてバルス首相は12日、フランスのニュース専門チャンネルに出演し、食料品店に立てこもって4人を殺害したクーリバリ容疑者について「共犯者がいるのは間違いない」と述べました。 そして、当初警察がクーリバリ容疑者と共に写真を公開したブメディエンヌ容疑者については、すでにトルコかシリアに入国しているとしたうえで、さらに別の共犯者がいるとして捜査を続ける考えを示しました。 バルス首相は、また、容疑者どうしが刑務所で知り合ったとされていることを受けて、イスラム過激派の思想を持つ受刑者についてはほかの受刑者から隔離し、刑務所内での過激な思想の広がりを食い止めたい考えを明らかにしました。 さらに、今回のテロ事件では、治安当局が3人を把握しながら事件を防げなかったため、バルス首相は今後、監視対象の人物の通話を警察などが傍受する際の手続きを簡素化するなどして対策を強化する考えを示しました。 米国務長官が訪仏へ フランスで17人が死亡した一連のテロ事件を受けて、アメリカのケリー国務長官は訪問先のインドで会見し、今月15日に事件後初めてフランスを訪れることを明らかにしました。 またケリー長官は、11日にパリで行われたデモに各国の首脳が参加するなか、オバマ大統領やみずからが参加しなかったことについて問われると、「今回の事件を受けて、われわれが感じている悲しみや団結の気持ちをフランスの人々は理解してくれていると思う」と述べました。 犠牲の17人は フランスで先週起きた一連のテロ事件の犠牲者は17人に上りました。 7日、パリ中心部にある新聞社「シャルリ・エブド」への襲撃事件では、新聞社の本社やその周辺で12人が死亡しました。 当時、編集会議に参加していた47歳の編集長、シャルブさんや4人の風刺画家、それにコラムニストなど、新聞の制作に携わっていた人に加えて、シャルブさんの警護を担当していた警察官や、たまたま居合わせた客が含まれていました。 さらに、新聞社が入っているビルの受付をしていた男性と、異変を知って新聞社に駆けつけようとした警察官も射殺されました。 警察官は、アルジェリア系の移民の家庭で育ったイスラム教徒でした。 その翌日、8日にパリ南部で発生した銃撃事件では、女性警察官1人が死亡しました。 この銃撃事件の容疑者は9日、パリ東部にあるユダヤ教徒向けの食料品店に人質をとって立てこもり、このうち22歳の従業員と店内にいた客、合わせて4人を射殺しました。 4人はユダヤ教徒でした。 4人の遺体はイスラエルに運ばれて埋葬されるということです。
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