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インフルエンザで旅行に行けず、自宅で寝込んでいる間に、話題のトマス・ピケティ著『21世紀の資本』のpdf版(ハーバード大学出版)を読んだ。
この書籍を「資本論」と訳している方もおられるようだが、誤訳だ。正確には「資本」と訳すのが正しい。但し、既刊の『新・資本論』とは区別しないといけないだろう。
社会党に近い考え方を持つピケティを批判する意見もあるが、マルクスの時代の資本論とは根本的に別物だ。
勿論、原書で700ページにも及ぶ経済学専門書を読むエネルギーは無かったので、ハーバード大学が纏めたものを読んだ。
トマス・ピケティはインフレ率0%の資本論を肯定しているのではない。長大な資本主義の変遷を膨大な資料に基づいて裏づけをもった説明を行っていて、今後の未来の予測は実に50年先、100年先にまで及んでいて興味深い。
ピケティ自身は現在のデフレ脱却に向かう日本政府と日銀の手法を肯定していて、同時に、現在の先進国がボーダーとしている2%のインフレ率を正しいものとしている。
また、本書の中身を読めば如何に人類が所得分配ではなく、所得の拡大によって経済成長を遂げてきたかが明確になる。同時に、日本以外の先進国が、資本家の搾取によって如何に所得格差を生み出してきたか?が明確になるのだ。その点で、第二次世界大戦以後の日本の豊かさの源泉がどこにあるのか?も明確になる。先進国中、最も所得格差が無い国は日本であるが、その源泉が分かるということだ。
本来、日本には西欧で言うところの資本家というのは存在しない。これも言い古されていることだが、日本は巨大企業の出入り口にいるガードマンの子供であっても、努力すれば最高学府の東大、京大に入ることが可能である。これは日本の最高の頭脳がこれからも引き続き、最高学府に集結することを物語っているし、それらの頭脳が日本を引っ張っていくことになることを意味している。これは世界的に見て、実に稀有な事例だ。教育と所得格差は密接に絡み合っているというのは、欧米の常識である。
現在、日本が進めている所得格差縮小の流れ(政策的な意味ではない)は、生産性の高い産業が主流になっている日本には正しい結果をもたらすのではなかろうか?との読後感を持った。
バカコシミズを頭目に置く反日テロリスト集団「独立党」は、もともと中国共産党の綱領をウラの聖書としている団体なので、中国様が日本を主導することが正しいと信じているアホ集団である。
教祖の夢は、陰謀論の先輩である副島某が建てている別荘のようなものを入手することだ。そして、自分達のコミュニティーを作り上げて信者のアルバイト代で教祖コシミズの生活費を賄うことを夢見ている。コシミズは人の財布を自分の財布と信じている中国共産党幹部と同程度のアタマしか持っていないので、その程度の発想しかできない。巷の同年代の大人が蓄財している程度の額は、今後数年間で稼ぎ出そうとしている。そのために財布がわりになる信者を増やすことにやっきになっているのだ。
ユダヤ金融ナンチャラのネタ本もアイデアが無くなり、不正選挙ネタでメシを喰うのも難しくなってきたので、そろそろとびっきりの犯罪行為に走るか、さもなくば塀に囲まれ社会から隔絶された電波の集まりである白装束集団と化すであろうことは容易に想像できる。
信者に言いたいのは、コシミズのアホネタに付き合うのもいいが、もう少し現在の資本主義の原理に則って、全うな社会人として大成してほしいということだ。
今年の日本は君たちが思っている以上に成長路線に入る。急激な成長は無いだろうが、デフレからの脱却は今以上に進むだろう。
コシミズの陰謀ネタは既に否定されているのだから、さっさと現実に戻るのが得策である。
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