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サイモン・ヴィゼンタール・センターから受けた抗議に対して産経新聞の社長が謝罪の声明文を出したことで話題になったコシミズ電波本の紙面広告。
イギリス一般紙の最大手テレグラフの三面にも掲載されたらしい。彼らが関心を持つとすれば、今までユダヤ問題については常に蚊帳の外にあったアジアの先進国日本で野放しにされた反ユダヤの意外性とエスタブリッシュメントがそれにとる対応についてであり、特にコシミズの主張をどうこう受け止めるようなスタンスはとらないであろう。精神障害者はいつの時代もどこにでもいて全員に耳を傾けることは不可能である。
イギリスやアメリカにはユダヤ陰謀を唱える反ユダヤ主義者ジャーナリストがいないのか？といえば、無論いる。少なくともコシミズよりは数段格上の歴史的考察を繰り広げる陰謀論者はいる。しかし、彼らが産経新聞に匹敵するようなメジャー媒体で積極的に活動を試みるようなことはない。基本的に単一人種である日本とは異なり、人種問題というのは彼らにとって国家政策の基軸を揺るがしかねない大きな主題であるので、公的な場で簡単に極論が語られることはないのである。
日本は人種問題について小学生並みの意識しか持っていないので、こういう事故も起こり得るのである。事故・・・というよりテロリズムというのはピッタリだろうか。
コシミズはとにかく自分の名前が売れ、関連書籍が売れ、生活費が増えればそれでいいのだから、何の責任も感じていないだろう。
ところで独立党会員にはサルでもわかる簡単常識クイズに答えてほしい。
① ユダヤ人だけが共通の目的を達成するために創立した国家・国際規模の組織や会合がある。
イエスかノーか？
② ユダヤ人が海底に地震兵器を保有していてピンポイントで人口天災を起こせる。
イエスかノーか？
答えは両方ノーである。
精神に障害のある人にきかれたら勿論こういえばいい。「そうかもしれないですねー」
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