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イスラム国はアルカイダよりも過激である。
同じイスラム原理主義とは言っても、アルカイダは特定の中心的な組織が無い。イスラム各国でそれぞれがアルカイダを名乗り、それぞれに中心的な役割を果たす人物が存在している。
つまり「アルカイダ」はキリスト教国やユダヤ教国に反する主義主張を共有しているのみである。
またアルカイダの場合、その資金源は一部を除き、潤沢なオイルマネーに支えられているというのがもっぱらである。
一方、イスラム国の場合、大義名分は「純粋なるイスラム国家の建設」を標榜しているが、その実態はコロンビアの麻薬カルテルに酷似している。
その最たるものは、資金の調達方法だ。麻薬と身代金要求である。
イスラム教はスンナ派とシーア派がその代表格であるが、それ以外にも実に多くの派が存在していて、その現状は誰も分かっていないのではないだろうか?
その中でもより過激な連中が「イスラム国」なる名称で、やりたい放題を行っている。
その構成員の多くはスンナ派(或いはスンニ派)の内部のより過激な思想を持った連中という見方をされているようだが、言ってることは全く別なことなので、寧ろ別派と見るべきだ。
イスラム教国の多くは、オイルビジネスと麻薬ビジネスに関わっている以外の人々は、最下層の生活を余儀なくされている。
それは民衆の不満ともなっていて、エジプトやイラク、アフガニスタンの例に漏れることなく、多くのイスラム教国に内在している問題である。
つまり裏を返せば、民意を束ねることは差ほど難しいことではない。
この場合、神からご託宣を得たムハンマドの言い分はどうでもいい。彼らの抑圧された民意は、そのまま第三国へと向けられる。要は自分たちの生活が豊かにならないのは誰かのせいだ!という、至って身勝手な言い分を振りかざしているのだ。
それが、あの英国人記者の処刑ビデオに現れているのだ。あれはイギリスやアメリカ、或いはそれ以外の西欧諸国に向けたビデオではない。イスラム教国全体に向けたメッセージなのだ。
分かりやすく、敵はこいつらだ!ということを示していることに他ならない。
一方、その考え方をあざ笑うかのように、西欧諸国からもイスラム国を牽制する動きがある。
イスラム国のビデオはスタジオで撮影されたものだ、というデマを流した、例のイタズラビデオである。
あれは明らかにキリスト教国から発信されたものだし、その背景は陰謀論好きな奴の仕業であろう。
私は或いは、アノニマスメンバーの一部ではないか?と見ている。
ところで、あのイタズラビデオを早々に取り上げ、その背後に巨大な陰謀が蠢いていると喝破した基地外がいる。
池袋で飲んだくれている酔っ払いのケジラミ・コシミズである。
しかも、こともあろうに信者から「あのー大将、あれイタズラっすよ・・・(オラを工作員認定しないでけろ)」と、言われる始末だ。
一体、この世界最高の頭脳集団の世界の十傑(自称)とは、どんなアホな頭の持ち主なのだろうか?
まあ、教祖も教祖だが、「これはだなー、イスラム国の背後にユダヤ金融資本がいるという内部告発なんだなー」とのたまうバカ教祖の言い分を鵜呑みにする信者も信者である。
少し賢明な頭の信者が慌てて教祖のバカ頭を指摘したから良かったものの、そのまま放置されたら、世間からバカと思われているバカ教祖が本当にバカだったと認知されてしまう。
もっとも、その顛末を全てブログに書くという失態を演じたバカ教祖は、結局はそのバカを晒したことになるがな・・・
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