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日本はいまだ学歴社会である。学歴社会、つまり義務教育を修了し、国民の義務を果たした人間の中でも、その後にどれだけ余分な学業をこなしたかで、就職や社会的身分に差がでるのが現実なのである。
それだけに、学歴を持って人の持つ価値を問うことにもある程度、現実的な意味は宿るというのが真実だ。「人を身なりで決めてはいけない」だとか「人間は顔じゃない」などというきいたふうな偽善と同じく、学歴無視を通すことで建設的な見地は生まれないし、低学歴者を低学歴なことにおいてかばう姿勢に正義は見つからない。
コシミズが小泉元首相の息子さんの名前をあげて「偏差値44の関東学院しか行けない人間が人の上に立って政治をするな!」というような非常識きわまる醜い糾弾を行う権利も私は即座に否定することはないのだ。それくらいはおそらく言論の自由の範囲だろう。進二郎氏にしてみても松田優作の後輩というのが褒め言葉かどうかくらいは承知のはずだ。合格難易度の低い私立大学を出ても出来る人間はいることを示すのが彼にとっての命題になるだろう。
しかし、コシミズの言い分とは”三流私大”云々にとどまることなく、嫉妬にまかせてエスカレートする。「偏差値44の大学しか行けない男が、コロンビア大学の大学院に入れるはずがない」とこうである。私学のコロンビア大学がどういう基準でその生徒を受け入れるかなどアホのコシミズには何の関係もないことだが、コシミズはなんの調査をすることもないままいつものように嘘をつきまくる。「コロンビア大学院といえば東大生が一人も入れないくらい難関であり、英文科を出ていない限り英語力がついていかない。ネイティブでないと話にならないレベルなのに関東学院の英語力でどうにかなったわけがない。それが証拠に進二郎は一切英語で話すことはない・・・・・・」
私の個人的な知り合いでコロンビア大学の大学院で研究したものが2人いる。一人は東大出で確かにネイティブの英語を話すが、もう一人は私大で旧トーフル600点がギリギリであった。ウォール・ストリート・ジャーナルの林さんは早稲田から→コロンビア大学院だったと思う。確かにとても流暢な米語を話されるのだが、ネイティブ並とかではない。よくある日本語英語だ。
英文科を出ていないと入れないコロンビア大学院、東大でも無理、という情報がどこからでてきたのかと思いきや、Yahoo知恵袋にあったハッタリ投稿のパクリであった。いったいどんなジャーナリストだ。だいたい東大より上の英文科なんかどこにあるのか?青山学院か?ICUか?まさか本気で言ってないだろうな、リタードさんよ。
私の知る限り、コロンビア大学大学院は、東京大学と提携関係にあるばかりか、日本からの通信教育生徒も受け入れている。サテライトのカリキュラムを受講することでコロンビア大の修士号はニューヨークまで行かなくともとれるのである。なにがネイティブの英会話力がないと入ることさえできない、だ。
日本国内でも大学教育はグローバルに通用する米語で行おうという動きがでてきた。旧制教育のリバイバルである。公立大学ではじめて学部の講義を英語化することを発表したのは東工大の先生をヘッドハントしまくって急激にレベルの上がった国立の山梨大学であり、ここの偏差値は関東学院とさほどは変わらない。菊池麻衣子なら中2で入れただろう。
コシミズのいう、偏差値高い=英語力が高い=アメリカ最高学府大学院はそれでも無理、という図式は出鱈目もいいところである。
ちなみに・・・・・コシミズと進二郎氏が同時に同条件でコロンビア大学に願書を送ったらどうなるか?二人がニューヨークにて米語で公演を行ったらどちらが成功するか?さて、愚かな独立党諸君はどう想像するだろうか。
よーく、みなさい。進二郎氏は本当にこの貧相なオヤジ程度の英語力さえないのか?胸に手をあてて正直に考えなさい。
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