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さとり世代は出稼ぎではなく出稼がれに東京に来ている事にそろそろ気付く事である。
そしてたまの休みに激安家賃の街の隣の観光地に出掛けて金をむしられて帰って来る訳だが本当に踏んだり蹴ったりな訳である。
スケベ親父じゃあるまいしネオンが無いとやだーとか女の子が一人もいない所はやだーとか言ってないでとりあえず男五人でも
いいし合コンみたいな組み合わせなら尚楽しいだろうし東京に執着する意味を再検討してみるべきである。
そうすれば家賃を払うために上京し休みの日に渋谷とか新宿とかキャピキャピした女子を見物に出掛けて口説ける訳でもない
ウィンドウショッピングみたいなもので半分満足しまた家賃を払うために働きに出掛ける事が分かりクタクタになってコンビニ
へ行って綺麗な女の子がいるといつか奇跡的な出会いがあると勘違いして明日も家賃を払うために頑張ろうーとか女子の王子様
幻想みたいなものを抱いて眠りにつく訳だが親父や祖父がどうやって女房を騙したかヒヤリングが必要である。
私も取引先の経理の財布というか金庫をバールでこじ開けるにはにはどうしたらいいいかどういう書類で騙せばいいかというような
仕事をしているが休みの日ですれ違う女子やコンビニの雑誌コーナーで隣に立っている女子の香水の匂いを嗅いだだけでいつか
口説けそうだなどと思ってもそんな事は起きないのである。
改宗ユダヤと勘違いされそうで書きたくないが要は油断させる仕掛けが必要でスーパーが砂糖を安くして醤油をその分高くして
安いよ安いよーとチラシで予習してきた筈の主婦をころっと騙すようにしなければ駄目で時給８００円で働いている職場と自宅の
近くで女子を騙そうとしても無駄で魚の入っていない浴槽でガツガツと釣りをするようなもので無駄なのである。
それよりも観光地の隣でブサ面五人で共同生活を始めて毎日一人が農家の手伝いに行って米や野菜をゲットして残りの4人はコンビニ
とか牛丼屋とかブックオフとかかろうじておばさんに紛れて女子がいるような職場や観光地でダイレクトに働きじっと釣糸を垂れて
いた方がよっぽど確率が高くそんな甘いもんではないがアイテーに詳しい奴がいればインターネッツショップとか僕たち五人で
へっぽこベンチャーをやってるスモップでーすとかやるのもいいし田舎の都会に目を向けてここに日本中の女子を集めてやるぜー
ぐらいの気概でサラ金の利払いみたいな家賃生活を脱出しなければ駄目である。
よく田舎の激安物件で一山当てようとする馬鹿が失敗してただの田舎のおじさんになっていく奴がいるが同じ事をさとり世代がやれば
事情がガラッと変わりここにさとり王国を作らないかー一軒家の家賃がたったの一万円だぜーとやれば市町村の役人が泣いて喜ぶ
ような大規模移住も可能になるのである。
給料も下がるしスーツとネクタイとも決別しなければいけないがそれ以上に家賃が下がり現物調達も増えて可処分所得が増えてくれば
ちょっとしたシリコンバレーならぬさとりバレーができるのである。
誰もが少し形になってからと思いたいが最初の五人は本当の田舎者になってしまう恐怖もあると思うが都会への憧れがなんだったのか
よく分析しそれが一つも実現していないし今後も実現しない事を冷徹に分析し田舎改造計画のフロンティアになるべきである。
それぐらい空き家一千万戸というのはナウでヤングなさとり世代にとっては大チャンスである。
一人では嫌だろうし百人集めようと思ったらおっさんになっているし五人ぐらいだったら同じ境遇の仲間と始められる筈である。
高い家賃の費用対効果を今一度見つめ直す事である。
東京の大家に賃下げ闘争をするより手っ取り早いのである。
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